これまでいろいろな野菜の種を取り寄せては作ってきましたが、まだ種はあるけれどもう作るのはやめようというものがいくつかあります。ところがこの度鶏を育てるにつけ、人間が食べるためではなくその餌を作るために育てるという新たな使命が湧いてきました。
そこで浮上してきたのがキク科の各野菜です。下の畑でタマネギの収穫をしてからしばらく間が空くので、そこに育苗したこうした野菜を植え付けようと考えました。何しろレタスを始めキク科の野菜は比較的好きですし、もっと好きなアブラナ科の野菜に比べて防虫が要らないですから。
少し前にチコリ、トレビス、プンタレッラの種をセルトレーにまいたのですが、その発芽具合が著しく乏しい。もともと25穴のセルトレーにまいてジョウロで水をやっていたのですが、いつもお世話になっている苗屋さんによると「水やり3年」ということで、均等に水をまくのはたいそう難しいようです。
そこでこの日、追加の種まきをしました。その前に各穴の土をほぐしてみるとなるほどその水分具合がかなり違う。概ねトレーの端は乾いていて中は湿りすぎています。その苗屋さん曰く、水分が多すぎると発芽しないということを先日聞いたばかりでした。
そこで難しいのは、この3種のキク科をまいたところその識別のための札を立てていなく、追加種まきにしてもどのトレーがどの野菜かがわからなくなったことでした。何しろ同じ科なので、双葉はどれもよく似ています。そこで挑戦。

これは多分チコリ。これだけは100%発芽でした。一つの穴に3粒まいています。

難しいけどこれは多分トレビス。なので発芽していない穴にはトレビスの種を。

そしてこれは多分プンタレッラ。なのでこれも他の穴にはプンタレッラの種を。
いずれも本葉がいくつか出てくれば確実に見分けがつきます。それまで待っていては定植が遅れるということで今回の決断になったわけですが、さてどうなることやら。3種類のキク科ですが、もしかすると特定の野菜の苗だらけになるかもしれません。
posted by bourbon_ueda at 00:00|
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苗づくり