2023年05月04日

今年のナス科育苗は早い

毎年トマトやナス、パプリカなどのナス科の野菜を種から育苗していますが、今年は3月が異常に暖かかったため、例年より10日ほど生育が早いです。

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トマトは20品種で163株。

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この日は例年育苗を請け負っている方へのお渡しとなりました。

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ナスは5品種38株、パプリカ、ピーマン、ぼたんこしょう、万願寺唐辛子で計34株です。

手前味噌ではありますが、ホームセンターなどで売られている苗よりずいぶんと立派に育っていると自負しています。これも今は廃業してしまった地元の苗屋さんに教わったおかげです。
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2021年03月15日

育苗専用ハウスが完成

構想は一年前からでした。毎年トマトなどを育苗しているのですが、その過程でどうも納得のいく環境にならなかったので、昨年からようし来年はこうしたハウスを作ろうと思っていたのでした。

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似たようなものは昨年まであったのですが、改良点は単管パイプの棚を上下二分して同じ高さにしたこと、その大きさに合わせてビニールハウスを作ったこと、屋根に傾斜を付けて雨水が溜まらないようにしたことなどです。

すでにトマト、ナス、パプリカ、キャベツ、レタスなどの育苗はセルトレーで始まっており、鉢上げしたら揃ってこのハウス内に入る予定です。寒いに日にはここに石油ストーブが入る設計になっています。特にナス科は温度が重要なので。

田舎暮らしを始めて、時間の経過を「待つ」ということを多く意識するようになりました。薪を割って乾燥するのを待つ、味噌を仕込んで熟成するのを待つ、今回のように種をまいて生育するのを待つ。言い換えると、終わりの時期から逆算して計画的に進めなければいけないということでもあります。

人間関係もかな。機が熟すのを待つ、許すのを待つ、別れの潮時を待つってか。
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2020年03月16日

今年の育苗は大量

昨年は記録的な野菜の不作と裏腹に記録的な店の盛況ぶり、当然素材となる野菜がなくなるわけです。特に一番よく使うトマトは、ソースにして瓶詰めで大量に保存しているのですが、それも今や危うくなってきました。

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そこで当然今年の育苗には力が入るわけで、その数やこれまでと比べものにならないレベルです。この日はトマト12種、ナス5種の種まきをしました。種まきといってももちろん直まきではなく、こうしたセルトレーに老眼鏡をかけてピンセットで一粒ずつです。

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ナス科は発芽に温度が必要なので、ミニ温室にひよこ電球、熱帯魚用のサーモスタットで30度に設定します。発芽までは光は必要ないので、こうして遮光カーテンで覆って保温します。

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いち早く種まきした加熱調理用トマトはもう発芽しました。よく缶詰で売られているサンマルツァーノ種ですが、今年はこれだけで180株育てる計画です。畑は4つあるのですが、その一つは今年はすべてトマトとナスで埋め尽くされます。
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2019年05月23日

ラッカセイの種のまき方

この春に読んだ野菜づくりの本に、「種まきの新常識」という特集記事がありました。これが驚くことばかりで、今年はそれをいくつか実践しています。例えば、ウリ科の種は縦に刺して植えるとか、ナス科の種は一穴に数粒まとめてまくとか。

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その一つ、マメ科の種は呼吸量が多いので、水をあまりやってはいけないし、深く埋めてもいけないということでした。酸欠になるということです。そしてラッカセイはこのように半分土の上に出してまくそうです。根の出る方向が決まっているので、それを土の中に入れればいいということで。

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するとそこから根が出てきて、このように種が持ち上がるものも出てきます。これは今までに見たことがない光景です。まるで潜水艦が海上に急浮上するよう、あるいはクジラのジャンピングか。

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ラッカセイの尖った方が根が出てくるのでそれを下にするということなのですが、中にはどちらが尖った方かわからない種もあります。なのでそういうのは横にして半分土の中に入れてみるとこの通り、そのどちらかから根が出てきます。

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種まきから2週間ほど経った姿がこの光景。しっかり葉が出てきています。いや新常識、恐れ入りました。ちなみにソラマメも土の中に埋めずに、土の上に置いて軽く押すだけだそうです。しかしラッカセイもそうですが、直まきだとこれは鳥の格好の餌食、なのでこうした方法は育苗に向いていそうです。
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2019年04月03日

苗に占領されるリビング

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苗づくりが最盛期です。夏野菜の鉢上げをし、キャベツなどの春野菜の植え付けがまだなので、このように苗ポットがリビングを占領しています。昼間は外に出していますが、夜はまだ氷点下になるのでこうしたことになります。

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自作の椅子の上だけでは置ききれないので、こうして昼間外で使っているミニ温室も丸ごと部屋の中です。このうち一つだけはまだ鉢上げ前なので、夜も加温しています。今年こうして多いのは、初めてナスの育苗をしているからです。今のところ順調です。

「種まきからお皿まで」というのコンセプトそのままですが、やはり同じ野菜でも種から育てて収穫した際の喜びはひとしお、愛着が違います。ピヨたちを生まれた日に買ってきて育てたのに似ています。

そろそろウリ科の育苗をしたいのですが、こういっぱいではそうもいかず、早くキャベツの定植をしないと先に進めません。いよいよ畑が忙しくなってきました。
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2019年03月16日

一穴多粒まきという方法

先日種まきしたナス科の野菜ですが、その際一つ試したことがあります。一穴多粒まきという方法で、文字通り一つの穴に4〜5粒固めてまくのだそうです。理由は、種は水を吸うと呼吸熱というの発し、温度が必要なナス科の野菜にはそれが発芽を促すということです。寒い時に身体を寄せ合って温め合うといった感じですかね。

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結果、これです。いつも一週間から10日かかるトマトの発芽が、5日で出てきました。4〜5粒では失敗した時もったいないので、3粒にしましたが。発芽が早いというのは重要なことで、そのエネルギーをなるべく小さくすることが、その後の生育に影響するそうです。

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一方、通常の一粒まきはこんな感じです。まだ発芽していないものが多いです。ヒヨコ電球はセルトレーの真ん中にあるので、どうしても端の温度は低くなります。しかし同じ端っこでもこの違い、品種の違いもありますが、これはやはり効果あるかも。

しかし、買うと高いトマトの種は通常こういうまき方はしません。キャベツやダイコンなどのアブラナ科はいくつかまいて間引きします。トマトも間引きしてしまうと不経済と思う中、この方法はすべての苗を鉢上げするのだそうです。根が多少切れても大丈夫だということです。

もしこれがうまくいけば、今後大きなセルトレーに一粒一粒まいて育てるといったことが必要なくなります。手間とスペースも楽になり、この上ないです。ネットで調べてもこの方法は載っていません。果たしてどうなるでしょうか。
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2019年03月09日

種まき後は水をやらない

ずいぶんと久しぶりの投稿になってしまいました。冬の間は畑はほとんどやることがなく、いやいくつかはあるのですがこれまでその話は書いてきたし、野菜づくりも12年目ともなると毎年同じことの繰り返しで、あえて書くほどのことでもないのです。

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さていよいよ夏野菜の準備の時期になりました。この日はトマトの種とともに、今年初めてナスの苗づくりをするのでその種と、パプリカやこれも初めてのぼたんこしょうという唐辛子の種もまきました。これらナス科の野菜は温度を必要とするので、例年やっているミニビニールハウスにヒヨコ電球という設えです。

さて、野菜づくりの技術というのは日々研究とともに進化しているようで、これまで常識とされていたことが今は違うというのがよくあります。例えばトウモロコシのわき芽は今は取りませんし、雑草も抜くのではなく刈るのが正解ということです。

そんな中、種まきの新常識という記事を最近読みました。よく家庭菜園のテレビ番組や本などでは、種をまいたらたっぷりと水をやりましょうなどと言われますが、これが違うとのこと。発芽に必要なのは水分、温度、酸素で、種をまいて土をかぶせて水をやると温度が下がり酸欠になるということです(土の粒子が詰まりますからね)。

ではどうするのかというと、種をまく前日に水を土に含ませ、種をまいた後には鎮圧するのみ、これが水やりに相当するのだそうです。特にマメ科は2日間置くなどしてもっと水分を少なくした方がいいとのこと、呼吸量が多いこともあり、水分が多いと腐ってしまうそうです。

なるほど、と思いました。何年か前、エダマメをセルトレーで育苗するのに、発芽率が著しく悪かったことがあります。やはり腐っていました。あと昨年の秋、紅芯ダイコンや聖護院カブ、日野菜の発芽がとても悪く、追加種まきしてはせっせと水やりをしていたのでした。多分こうした理由からだと思われます。

あと、ウリ科の種は縦に挿してまくとか、ラッカセイやソラマメは半分土の上に出してまくとか(鳥対策が欠かせません)、トウモロコシは直まきより育苗した方がいいとか、驚くことばかりでした。早速それぞれ実践してみようと思います。

農業は科学ですから、こうした新しい知識の吸収は不断なく欠かせません。今まで何でうまくいかないだろうということがあれば、貪欲に情報を求める姿勢が必要に思います。
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2018年05月04日

まるで苗屋さん

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今年からすべての苗を自前で作らなければならなくなり、特に中心となるトマトに力を入れています。専用のハウスではないので温度が安定せず、生育が遅いと思ったので種まきを早めにしました。しかし今年はずっと暖かかったせいか、順調に育っています。もう花芽も付けていて植え付け時ですが、例年だと少し早い。

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トマトはこれだけではなく、第二弾も大量に育っています。パプリカも順調、難しいと言われるナス科の育苗はこうして何とかうまくいっています。キャベツなどのアブラナ科はもう植え付けたし、エダマメも早めの定植。あとはキュウリなどのウリ科を育苗中です。

これだけ大量に苗が揃っているとまるで苗屋さんのようで、お客さんからよく驚かれます。毎日陽を求めて移動させるし、夜は室内に取り込むなど(全部ではありませんが)、とにかく手間はかかります。畑に植える際は旅立ちを見送るよう、今まで目の前にあった苗がなくなると少し寂しいようです。
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2018年03月31日

今年は自前でトマト育苗

久しぶりの野菜づくりブログの記事になってしまいました。この4ヶ月、何もしていなかったわけではありませんが、取り立ててご報告することもなかったもので。

さて今年の大きな変化は、いつもお願いしていた苗屋さんにお願いできなくなったことです。なので特に毎年一番多く作るトマトの育苗に腐心しています。以前は種から育苗していたのですが、それがうまくいかなかったので苗屋さんにお願いしてたのです。

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残念ながらその苗屋さんは昨年で廃業してしまったのですが、その間に多くのことを教えていただきました。そこで今年から自主育苗です。発芽から生育初期には何しろ温度、幸いピヨたちを育てていたヒヨコ電球があったのでそれを利用し、今年はさらに追加購入してミニビニールハウス2棟での育苗です。

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一足早く種まきをした苗は鉢上げし、昼間は外に、夜はこうして屋内に入れています。今のところ問題はなく、徒長しないように水やりと日照に気を遣いながら5月の定植期まで毎日気が抜けません。その苗屋さんつながりで、今年はそのトマト育苗をお二方から依頼されたくらいです。

しかし種から育てたトマトが収穫できた時はその感慨格別です。今年は直まきしていたウリ科のキュウリやズッキーニ、スイカも育苗しようと考えています。どうやら育苗熱に火が点いたようです。今はほかにパプリカ、キャベツ、ブロコリー、カリフラワー、ハクサイ、レタス、セロリ、パセリ、バジルを育てています。
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2017年03月18日

ヒヨコ電球でバナピー育苗

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早いもので鶏を飼いだしてちょうど2年となりました。その当時生まれたばかりのヒヨコを買いに行って、まだ3月下旬の寒い時期ですから温度を上げるために買ったのがこのヒヨコ電球。ヒヨコはすっかり大きくなって毎日卵を産むようになりましたが、ヒヨコ電球はこの時期育苗に役立ちます。

もともと温度管理が難しいナス科の野菜、トマトやナスなどわが家の食卓や店に必須の野菜はプロの育苗家に毎年種を預けてお願いしていますが、もし失敗しても構わないという野菜はこうして自分で作っています。昨年もこうして育てたバナピー、バナナ型のピーマンです。

昨年は春が暖かかったせいかとてもうまくいきました。発芽までの温度管理、発芽後の温度管理が重要で、温度が上がりすぎてもいけないのでサーモスタットを併用しています。これもヒヨコを育てる際に購入したものです。

いよいよ畑作業が始まった感じです。今はこのほかにキャベツやブロッコリー、カリフラワー、バジル、シソ、パセリの育苗をしています。
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2016年06月20日

ヤマイモの芽の直立性に感心

例年ヤマイモは秋に葉が枯れてから掘り上げるのですが、今回作った畑はどういう訳か何かやましいものでも埋めるのではないかというほど深いところまで芋が育っていたのでした。地方によってはそのまま放っておいて、春に熟成されたヤマイモを出荷しているところもあるので、これだけ深ければこの地でも大丈夫だろうと掘らないでいたのでした。

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それをこの春に掘り上げ、玄関で保管していたところ、いつの間にか芽がぐんぐんと伸びていました。その写真がこれです。ヤマイモは通常支柱やネットを立て、こうした蔓を絡ませて栽培するのですが、これは何もないのにこのように直立しています。このバランス感覚、感心しました(先が曲がっているのは途中寝かせたためです)。

もともと食べるつもりで掘り上げたヤマイモですが、ここまでになるといっそ植えようかという気になります。でも芋すべてを植えるのはもったいないので、芽が出たところを含めた3分の1程度を切ってこの日植え付けました。残りはもちろん食べます。

多くの植物が多分そうでしょうが、芽と根の出る部分は一緒なのです。このヤマイモも芽が出ていたところから根らしきものがたくさん出ていました。芽はともかく根は水分がないと育たないので、急いでこの日植えた次第です。昔は切って植えていたというヤマイモ、最近は切らずに種イモを植えるようですが、さて今回切った種イモはいかに。

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2016年05月07日

はなわなサトイモ

サトイモの上と下は見分けるのが難しく、下手をすると芽を下に、根を上に植え付けてしまいます。単純に太い方が下で細い方が上というわけではなく、むしろその逆のことが多いです。

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昨年は直植えしてうまくいかなかったサトイモ、今年は芽出しをしてから植え付けることにしました。待つこと2週間、15個すべて無事上下を間違えることなかったようで、芽が出てきました。さながら「SAGA佐賀」のはなわさんの頭のようです。

まだ植え付けてもいないうちからの皮算用ですが、サトイモは収穫してからの保存方法も今年は気を付けなくては。一昨年は大豊作だったのに、この保存方法を誤って大失敗しました。何年経ってもすべての野菜がうまくいったという年はありません。
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2016年03月08日

たくましやポップコーン種

ネギの苗は買うこともありますが、苗で売っていない品種は種から育てることもあります。例えば九条ネギ、下仁田ネギ、ポワローです。早くも2月の始めにセルトレーに種まきしたポワローの苗が順調に育っています。

それはそれとして、昨年作ったポップコーンがここのところ毎日鶏の朝食になっています。毎回トウモロコシの実を芯から外すのですが、どうしてもいくつかは方々に散らばってしまいます。この時期はまだ夜寒いので、ポワローのセルトレーも室内に入れているところ、たまにそこへポップコーンの種が入ってしまうことがあります。

取り除けばいいのですが種まき用の培土は柔らかくて取り出しにくく、苗を傷めてしまいそうなので放っておきました。土の上に乗っているだけだからまさか発芽はしないだろうと。

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ところがこの日見るとこの通り、明らかに違う野菜の芽が出ています。そう、そのポップコーンです。普通種まきというのは上に覆土をして水を撒き、そこで発芽がするものですが、このポップコーンはたくましや、下に着いた水分のみで発芽したことになります。

しかしこれは逆に、その生命力に期待できます。鶏が大いに喜ぶから今年も下の畑でポップコーンを作ろうかと思っていたので、この種をそのまままけばできそうなことがわかりました。ちなみに人間はそのポップコーンはほとんど食べていません。時たま鶏にやる一部をつまんでいるくらいです。
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2015年06月17日

キク科の苗を見分けられるか

これまでいろいろな野菜の種を取り寄せては作ってきましたが、まだ種はあるけれどもう作るのはやめようというものがいくつかあります。ところがこの度鶏を育てるにつけ、人間が食べるためではなくその餌を作るために育てるという新たな使命が湧いてきました。

そこで浮上してきたのがキク科の各野菜です。下の畑でタマネギの収穫をしてからしばらく間が空くので、そこに育苗したこうした野菜を植え付けようと考えました。何しろレタスを始めキク科の野菜は比較的好きですし、もっと好きなアブラナ科の野菜に比べて防虫が要らないですから。

少し前にチコリ、トレビス、プンタレッラの種をセルトレーにまいたのですが、その発芽具合が著しく乏しい。もともと25穴のセルトレーにまいてジョウロで水をやっていたのですが、いつもお世話になっている苗屋さんによると「水やり3年」ということで、均等に水をまくのはたいそう難しいようです。

そこでこの日、追加の種まきをしました。その前に各穴の土をほぐしてみるとなるほどその水分具合がかなり違う。概ねトレーの端は乾いていて中は湿りすぎています。その苗屋さん曰く、水分が多すぎると発芽しないということを先日聞いたばかりでした。

そこで難しいのは、この3種のキク科をまいたところその識別のための札を立てていなく、追加種まきにしてもどのトレーがどの野菜かがわからなくなったことでした。何しろ同じ科なので、双葉はどれもよく似ています。そこで挑戦。

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これは多分チコリ。これだけは100%発芽でした。一つの穴に3粒まいています。

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難しいけどこれは多分トレビス。なので発芽していない穴にはトレビスの種を。

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そしてこれは多分プンタレッラ。なのでこれも他の穴にはプンタレッラの種を。

いずれも本葉がいくつか出てくれば確実に見分けがつきます。それまで待っていては定植が遅れるということで今回の決断になったわけですが、さてどうなることやら。3種類のキク科ですが、もしかすると特定の野菜の苗だらけになるかもしれません。
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2015年05月07日

今年もエダマメはセルトレー

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昨年試して大成功したエダマメ、今年もセルトレーで育てています。種をまいてから9日、ダイナミックに発芽しました。記録を見ると昨年は5日で発芽していたのですが、品種が違えばこうも違うものかと。昨年はおつな姫、今年はサッポロミドリという品種です。

エダマメはまず間違いなく地元の人は直まきをしていると思います。この様子を見た隣の畑の方も驚いていました。でもいろいろ試すとより良い方法が見つかるものです。8年目の野菜づくりですが、まだまだ今年初めて取り組む方法もあります。以前、「何十年も農家やっていてやっと最近わかってきた」という発言を聞いたことがあります。そういうものだと思います。
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2015年03月25日

大きな温室として使える

もともとはテラス席を拡充するために屋根を付け、床を張り、壁とカーテンを付けて作った部屋が、いろいろな用途に重宝しています。一つはもちろん私たちの日々の炭火焼き、雨でも風でも雪でもへっちゃらです。

もう一つはDIYの作業小屋。これも冬の間は寒くてできないところ、快適に木材のカットや組み立てなどが行えます。以前は母屋の部屋の中でやっていたくらいでしたから。

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そしてもう一つがこの苗づくり。今までは小さなビニールハウスの中に入れていたのですが、小さい故に温度管理が難しい。ところがこの大きな温室は育苗専門家のハウスのよう。ポカポカで温度が安定しています。

加えて、これからしなければならない大豆の選別のスペースとしても使えます。この部屋は大正解でした。
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2015年03月09日

ヒヨコ電球大活躍

私も今回鶏を飼おうとするまで知らなかったヒヨコ電球というものがあります。ヒヨコは生まれたばかりの時は親鶏の羽根の下のようにかなり暖かい温度が必要だということで、この時期は育雛箱に加温が必要となります。裸電球を吊すという方法もあるようですが、それだと夜明るくてヒヨコがかわいそう。ということで、見た目は裸電球ですが灯りが点かずに表面温度だけが上がるというのがヒヨコ電球です。

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ヒヨコの到着はまだですが、今これを苗づくりに使っています。ありがたいことに先日ご近所さんから40Wのものをいただき、試したらやはりこの時期は温度が十分に上がらなかったので、今回100Wのものを買い足しました。これを松下電器産業(現パナソニック)の一大発明だという二股ソケット(当時は家庭に一つしかソケットがなかったそうです)に取り付け、ミニ温室の中で加温しています。

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この時温室内の温度は5度くらいでしたが、加温するとこの通り、十分発芽適温まで上がります。もともとヒヨコ電球の使い方として、ヒヨコが大きくなったらこうしようと思っていました。しかしヒヨコでもそうですが、温度が上がりすぎたらどうしよう。

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そこで今回併せて購入したのがこのサーモスタット。もともとは熱帯魚の水槽用ですが、こうした使い方もできます。20度〜30度の設定ができますが、センサーの位置を工夫すれば初期のヒヨコに必要な35度の調節もできるはずです。

かつてトマトやパプリカなどのナス科の野菜は、その発芽温度が高いことからいろいろと工夫してはあまりうまくいかなかったのですが、これなら大丈夫そうです。が、今年もいつもの苗屋さんにお願いすることにしています。先日行って種を預けてきました。
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2014年11月14日

遅すぎるソラマメの発芽

久しぶりに今年はソラマメを育てようと思い、ポットに種をまいたのが10月16日。ところがいつまで経っても芽が出てきません。調べると過湿で腐ることがあるということなので、やっちゃったかなと思って放っておきました。もう今年は遅いので来年に春まきしようかと。

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ところが忘れた頃にようやく発芽です。種まきから20日も経っていました。通常3〜4日とあるのに、何が原因だかさっぱりわかりません。

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それから1週間ほど経ち、このような状態になったのでこの度定植してきました。芽もそうですがソラマメは根も豪快で、ポットの下穴にはみ出していたのでもう良い頃です。

“定植してきた”と書いたように、今回は下の畑での栽培です。何しろ下の畑の条件が良いので、来年の作付け予定ではいろいろな野菜がどんどん下に移っています。目の前の畑は畝が余ってくる予定で、少品種大量栽培ということになるかもしれません。
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2014年07月24日

今回のアブラナ科育苗は万全

科によって付く虫の違いは明らかで、同じチョウでもアブラナ科にはモンシロチョウ、セリ科にはキアゲハといった具合です。アブラムシは何にでも付くと思われがちですが、アブラムシの種類によって野菜との組み合わせがあるのです。一口にアブラムシといっても緑、黄色、灰色、茶色といろいろいるのですよ。

アブラナ科の野菜はいつも種まきから苗づくりをしていますが、6月上旬にまいてもう定植した晩生のキャベツは油断していました。モンシロチョウはまだだろうと思っていたら、どうやらこれもアブラナ科大好きなコナガにやられたようで、苗が散々な虫食い状態になってしまいました。

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今回は6月下旬にまいたカリフラワーや中早生のキャベツなど、もう畑はモンシロチョウはじめ各害虫がはびこっていますから最初から用心です。こうして苗のうちから防虫ネットをかければ一応安心です。それでも毎日見回らないと、今回も一回はどこから入ってきたのか虫食いがありました。

前回と違って今のところ万全です。苗半作と言われるほどですから、くれぐれも苗づくりには気を遣わないといけません。毎回毎年、野菜づくりは学習の繰り返しです。
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2014年06月12日

何の野菜の苗でしょう

野菜づくりをしていれば当然、していなくても関心があれば苗を見て何の野菜であるかがわかると思います。

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ではこの苗は何でしょう。ヒントはギザギザの葉っぱです。

答はアーティチョーク、チョウセンアザミなどとも呼ばれますね。日本ではあまり馴染みがありませんが、ヨーロッパではポピュラーなようです。コストコでは瓶詰めを売っています。

今年は種まきが遅かったこともあって株を大きく育てることに専念します。もう少ししたら定植、収穫は来年です。
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2014年05月16日

今頃出るなよカボチャ

種苗会社の種袋には発芽率というものが書かれていますが、それは条件によりかなり変動することは経験的に認識しています。なのである程度あてにするもののあまり気にしなかったりするのですが、今回のカボチャには参りました。

4月下旬に10数個ポットまきにしたカボチャ、その中で2つが発芽しませんでした。育苗用の土は買っているのでもったいないからと思い、その後キュウリの種をまいて育苗しようと思ったのでした。キュウリは順調に発芽し、めでたしめでたしと思ったところ、この日今頃になって前にまいたカボチャが芽を出してきました。

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右がキュウリ、左が後から出てきたカボチャです。同じウリ科ですから双葉はそっくりですが、カボチャの方がこれからうんと大きくなります。

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以前同じ日にまいたカボチャの苗はすでにこのように育っています。調べてみると発芽の時期が2週間も遅れており、これではてっきり発芽不良の種かなと思うものしかたありません。さて今後は、この二つの苗をどう育ててどう植え付けるか頭を悩ますところです。
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2014年05月11日

今年のエダマメはトレーから

いろいろな野菜を作る中、苗づくりをするべきか直まきにするべきか考えることしばしばです。中にはトマトやナスなど苗づくりしかあり得ないというものもあり、カブやダイコンなど直まきしかあり得ないというものもあります。

逆にその両方ともあり得るという野菜もあるわけで、その一つがエダマメです。これまではこの時期になったら畑に直まきしていましたが、少し前に読んだ専門書にあった記事でいろいろな栽培法を試して比較したところ、セルトレーで苗づくりをしてそれを定植するのが一番良い結果だったということだったので、今年はこの方法にしてみました。

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書には16穴トレーとありましたがたまたま売っていなかったので25穴トレーにて2粒まき、2週間ほどした姿がこれです。双葉の上に見える本葉のようなものは初生葉と呼ばれる特有のもので、これが開ききった頃が定植の適期ということです。

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この日は地域によっては7月並みの暑さということでしたが、スケジュール的にこの日しかないので一斉に植え付けました。まだ初生葉が開ききっていない株は残し、別の畝に改めて植え付けです。

しかし今回これを試してみて驚いたのは、その発芽率の良さです。直まきだと発芽しない種があるので一穴につき3粒まいて結局2本仕立てにしたりするのですが、この方法だと発芽率はほぼ100%、ロスなく定植ができます。夜間は室内に入れているので、やはり温度でしょうかね。

これに味をしめ、この後もこの25穴トレーでいろいろな苗づくりをする目論見です。これまで苗ポットで育苗をすることが多かったのですが、葉が大きくなるウリ科など以外は今後この方法になるかもしれません。
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2014年05月06日

苗づくりに時間がかかる

野菜づくりにはいろいろな本などの情報を参考にしていますが、そのほとんどは家庭菜園向けなので、野菜によっては苗を買ってきて植え付けるという前提で書かれているものが多いです。もちろんカブやダイコンなどは種をまくのが当たり前ですが、例えばレタスやキャベツなどはまずそのパターンです。

その少ない情報の中でも、やはり種苗会社は種を売ってなんぼですから、種からの育て方がまとめられている冊子を出しています。それによると、キャベツの苗づくりは夏場で30日、春秋で45日で定植とあったので、毎回畑の都合から逆算して種をまいているのです。

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ところがいつもたいてい、今回もこのような定植期の苗になるまでは60日かかりました。これらはキャベツとスティックセニョールですが、まめに日中はビニールハウスで温度を上げ、夜は冷えすぎないように室内にしまっていたのでした。やはり苗づくりでも関東南部を基準とした記載になっているのでしょうかね。

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でもこのズッキーニはすこぶる順調で、これで30日も経っていません。定植には少し遅いくらいで、老化苗になりかけているような気もします。もちろんこれらの3種の野菜は一斉に定植しました。

現在ほかにも育苗中の野菜もあり、まだこれから育苗するものもあり、今年は訳と考えるところがあって、いつもより苗づくりに忙しい日々となっています。
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2014年04月26日

発芽まで倍の違いのスイカ

同じウリ科でもキュウリやズッキーニに比べて発芽が遅いスイカですが、同じスイカでも発芽までの日数が倍も違うと戸惑ってしまいます。

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もうこれは発芽不良の種かと諦めていたポットから、今頃出てきました。危うく水を切らすところでした。

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同じ日に種をまいたポットはこちら、これは10日ほどで発芽したものです。この生育の違いは、とても同級生とは思えません。

今年は新しく借りた畑に植える都合で、苗づくりを多く行っています。普段は直まきするカボチャも、この日ポットにまきました。ズッキーニと同様大きくなるでしょうから、これからのスペース管理が大変です。
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2014年04月18日

デカすぎるズッキーニの双葉

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今年のズッキーニは初めて作る品種なのですが、果たしてズッキーニってこんなに双葉がデカかったっけなというこの頃です。これがまだ種をまいてから2週間も経っていない姿、奥の苗はキャベツですがこちらは1ヶ月半も経っています。あっという間にその大きさを凌駕してしまいました。

もとより収穫するときの株の大きさが違うのですから初期の頃よりこうした違いがあるのは当然かもしれませんが、それにしても何というか可愛くない。早くも本葉が出てきており、これもアブラナ科の野菜とは大きく違う生育のスピードです。

ちなみにこのほかにキュウリやスイカもありますが、以前の状況に懲りずにまたウリ科を育苗しています。そこでまたわかったのですが、以前別の品種のズッキーニを育苗していた様子はこのようなものでした。これは明らかに品種の違いでしょう、ここまで大きいのはやはり記憶にありません。

ちなみにこのズッキーニは実は小さめのものをたくさん付けるという品種です。その分葉が大きいのかどうかわかりませんが、今後要監察(観察)処分です。
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2014年02月18日

レタスの苗づくりがスタート

今年の春はいつから畑が使えるようになるかわかりませんが、例年通りまずはレタスからスタートです。植え付けは3月下旬か4月になりますが、今から苗づくりです。この6日前に種をまき、この日ようやく発芽しました。気温が低いこの時期では標準的な日数です。

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日中はこのようにミニビニールハウスの中です。外気は氷点下でも陽が出れば中は20度を超えます。閉めきると温度が高すぎるので、昼間は一部開けているくらいです。たとえ陽が出ていなくても家の中だと徒長するので、こうして外に出します。

まだまだ畑は雪の下で、この先の見通しが立ちません。そろそろ夏野菜の種をネットで注文しないといけないのですが、このような物流事情ではそれもはばかられます。この日も少し近所を散歩する中、チェーンを付けて走っている郵便配達の方の姿を見て、なおさらそう思いました。野菜の種は第四種郵便で届きますからね。
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2013年08月24日

覆土はちゃんとしましょう

レタスの苗づくりを始めています。レタスの種は好光性なので、覆土はなるべく薄めにとよく書かれています。中には土の上に種を置いて、水をまけば周りの土が自然に覆いかぶさるなどという記述もあります。そこで、やってみました。

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結果がこれです。3粒まきしたのですが、いずれも見事にポットの縁に寄ってしまっています。水の勢いでしょう。何でも聞いただけではなく実際に試してみるということは大事でしょうが、やはり覆土はしっかりとしないといけないようです。

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しかし中にはこうして種をまいたところでしっかりと発芽しているポットもあります。ということは、水のまき方が悪かったということでしょうか。以前苗屋さんから「水やり3年」という言葉を聞いたことがあります。それだけまんべんなく水をまくことが難しいのでしょう。

串打ち3年焼き一生、これは鰻の話です。
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2013年06月14日

勇気の要るサツマイモの苗

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サツマイモは既に植え付けたのですが、この度違う品種の苗を入手しました。それも一般に売っているような茎の状態ではなく、ほかの野菜と同じようなポット苗です。同じようにこれをこのまま植えるのかと思ったら、これが大違い。

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何と根元からスッパリ切ってしまいます。これが通常売られている状態ですね。しかしこれは勇気が要ります。しかもこれをすぐに植え付けるのではなく、数日間放っておきます。

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3日経った状態がこれ、当然しなびています。しかしこのようにしないとちゃんと育たないのです。以前新鮮でハリのあるサツマイモ苗を見つけ、喜んで買って植え付けたら枯れてしまいました。どうもそういうもののようです。

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これは以前に植え付けた品種ですが、しなびた苗を植え付けるとこうして元気に起きてきます。

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しかし中にはどうしてもこうして枯れてしまうものも・・・と思いきや、

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よく見ると新しい葉が出てきています。どうやら生きていたようです。

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もう一つの苗もこの通り、サツマイモの生命力には驚きです。

以前植えたのは紅はるか、安納芋、パープルスイートロードの3種、この日植えたこれらの苗はひめあやかと紅赤という品種です。昨年に引き続き、今年もサツマイモは大量栽培となりました。
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2013年05月07日

ネギのトレーになぜかトマト

一昨年に新たに借りた歩いて5分もしないところにある畑を、この7月に返さなければならなくなりました。その影響はいろいろなところに出ており、それぞれについてはまた改めて記すことになるかもしれませんが、その一つがネギです。離れた畑にはあまり手がかからない野菜を植えており、ネギもそうでした。ところが今年は家の前の畑にそのスペースがありません。

いったんは作るのを諦めかけていた今年のネギですが、思い直して何とかここに植えられるのではないかということで(ここにとはもちろん畑ではありません)、時期的には遅くなってからネギ苗を探したところもうありませんでした。そこで思い出したのが確か冷蔵庫の中に残っていた九条ネギの種、わざわざ苗を買うこともないということでその種をまいてあるものを作ろうということになりました。

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72穴のプラグトレーにそれぞれかなり多めにまいた九条ネギの種、10日ほどしてお馴染みの折れ曲がった姿で発芽してきたのですが、どうも一つだけ明らかに違う双葉があります。そう、何年も種から育てている見慣れたトマトではないですかっ。しかしどう考えても思い当たる節がありません。ネギの種袋にトマトの種が紛れた?あり得ないと思います。

でもせっかくですから、この貴重なトマトの苗はどうにか育てていこうと思っています。大玉かミニトマトか品種も何もわからないトマトですから、却って楽しみが増えました。どうせだから幼少期を一緒に過ごした九条ネギとコンパニオンプランツでもしようかと考えています。
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2013年04月21日

スイカの発芽率がどうも悪い

以前ウリ科は直まきに限ると書きましたが、今年は何を思ってかまた苗づくりをすることにしました。喉もと過ぎて熱さ忘れ、また痛い目に遭うかもしれません。

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マメ科と並んでこのダイナミックな双葉、カボチャ、キュウリ、ズッキーニは発芽率100%です。ところが・・・

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同じ日にまいたスイカはこの通り、手前の8つのポットですが今のところ3つしか芽が出ていません。これは今回に限ったことではなく、特にポット苗を育てる場合はいつも感じていることです(直まきだとそうでもありません)。単に発芽までの日数が長いのかわかりませんが、これでは一株当たりかなり高い種代となってしまいます。

カボチャとスイカは一斉播種ですが、キュウリとズッキーニは今後暖かくなってから時差まきの直まきをします。いっぺんに収穫があると食べきれないのと、特にズッキーニは加工して保存という方法が今のところ見つからないのです。いろいろとやってみたのですけれどね。
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2013年03月18日

レタス順調に育苗中

ここのところ毎年特にナス科の夏野菜については、地元の苗屋さんのハウスを借りて育苗しています。今年はまた種まきから定植まで足繁く通って自分で面倒を見ようと思っていたところ、先日の骨折騒ぎです。先日種を持ってハウスを訪れた際、ギプスを巻いて首から吊っている腕を見たらもう余計な説明は不要、「こういうわけで・・・」ということで全面的に苗づくりをお願いしてきました。

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それとは別に、いち早く畑に定植するレタスなどは毎年自宅で育苗しています。ナス科ほど発芽にも生育にも温度を必要としないので、またこれまで幾度となく思い通りにいかなかった経験も踏まえて、もうこうして安定した苗づくりをすることができるようになりました。

ほかには同じレタスの仲間のエンダイブ、あとはアブラナ科では今年はキャベツに替わってスティックセニョールを大量に育苗しています。暖かくなって周りではにわかに動きが活発になっている中、今年は焦らずに治療に専念し、少なくともジャガイモの収穫時には全開と行きたいと思っています。
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2013年01月21日

早くも春まきの種入荷

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ストーブリーグなどという言葉がプロ野球などでありますが、まさに毎日薪ストーブを焚くこの時期から春まきの夏野菜の計画が始まっています。先日ネットで注文した種が早くも届きました。もう毎年あまり変わり映えしませんが、今年は3年ぶりでしょうか、ナスを種から育てようかと考えています。あとの品種はもうお馴染みのものです。

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それにしてもこのような箱が第四種郵便で届くのですね。調べてみると結構サイズの制限は大きく、肝心なのは中身のようです。植物種子というのがその一つに入っていて、どうも見ると養蚕の時代からの慣習のようです。

畑はまだ雪一面ですが、今流行りのAR(拡張現実)のように、私の目には夏野菜が元気に育っている光景が映っています。
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2013年01月15日

適温以下でも発芽する訳

早いものでもう今年の夏野菜の種を発注する時期となりました。苗づくりを3月から始めるのですが、万が一の品切れだとか到着遅れだとか(実際一昨年は震災があって遅れました)に備えて、早めに準備するのです。種まきの時期はずらせませんからね。

一方、すっかり初心者を卒業した私はNHKのテレビ番組「やさいの時間」を、一応毎週録画しているもののあまりまともに見る必要もなくなりました。しかし先日の内容はオフシーズンということもあってちょっと変わっており、タキイ種苗の生産現場のレポートでした。そこで発見が一つ。

種は当然発芽試験をするわけですが、その部屋の気温がかなり低いということなのです。訊けば、自然条件は様々なので、発芽適温よりも低い温度でもきちんと発芽するか試しているとのことでした。なるほど種袋には発芽適温25〜30度などと書かれていても、春先の直まきできちんと発芽するわけです。

これで気が楽になりました。一応は気にするものの、あまりこだわらなくてもいいようです。が、気を抜いていると多分大変なことになりそうなので慎重に。

ちなみに「やさいの時間」ではよくBGMに、昔の曲の現代のミュージシャンによるカバーがかかっています。今回は荒井由美(松任谷由実)さんの「卒業写真」と、ユーリズミックスの「There Must Be An Angel」でした。どの番組もそうですが、常にこうしたBGMが気になります。

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2012年09月14日

ハクサイの二本立ちやいかに

野菜の作り方にはいろいろと方法があるということは、農業大学校などの研修も受けず、ひたすらいろいろな情報源から独学している身にとってはいつも感じ入るところです。今年のハクサイの育成は、ある本に載っていた二本仕立てを試してみることにしました。

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育苗ポットに種を数粒まくのですが、通常は定植前に間引きをして一本立ちさせるところ、二本残してそのまま定植、定植後に育ちの悪い株を間引きするということなのです。季節的にまだ病害虫にやられることを考えてのことだそうですが、半信半疑この日その定植後の間引きをしました。写真は間引き前のものです。念のため書いておくと、この方法は某大手種苗会社のガイドブックに載っていたものです。

それにしてもこの間引き作業はいつも悩ましいものです。農家の方の間引き作業を映像で見てみると、何とも躊躇ない素早いこと。何度となくやってきて根本的な違いに気付いたのは最近のことです。この作業でいつも迷うのは同じように育った株のどちらを引き抜くかということで、私などは本葉の枚数や大きさなどをじっくり見てから判断するのですが、農家の方にすれば同じなのだからどっちを抜いても一緒という早さなのでしょう。

ダイコンやカブの間引き菜は食べるとよく聞きますが、この中途半端に生長したハクサイはどうでしょう。キャベツやレタスもそうですが、結球する外側の葉は食べませんよね。それを間引きの段階から食べるのはどうかと。いつまでも開き放しのダイコンやカブとは同じアブラナ科でも違うのですから。
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2012年09月12日

恵みの雨にやられた

農業関係者にとってはこの日の夜に降ったまとまった雨は、待ってましたとばかりに歓迎されるものでした。一時かなり強く降ったときもあり、私もようし降れ降れなどと思っていたものでした。

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ところが一夜明けると先日種をまいたばかりのタマネギのプラグトレーに異変。一部の土がそっくりなくなっています。上を見上げればちょうど軒先にかかり、屋根に降った強い雨がまとまって滝のように流れ落ちてきた様子がうかがえました。いやぁ、これは想定外、また一つ勉強になりました。

今年はタマネギを大量に作ろうと目論み、200穴のプラグトレーに6枚あまり、1,200株の苗を育てようとしたのですが、これで概ね1,000株くらいに減ってしまいました。まあそれでも十分な量ですが、今後も急な雷雨が予想される季節、軒先を見上げながら微妙にプラグトレーの位置をずらしておきました。
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2012年05月12日

悩ましいトマト苗の管理

トマトの育苗ではよく昼間を25度、夜を15度の気温に保つよう書かれています。その一方で採光も大事なので、先日書いたように昼も夜ももっと低い温度でじっくり育てているわけです。しかし最近それで困ったことになっています。

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にいらしたお客さんから「苗売ってるんですか?」と聞かれるほどのこの通りの光景、昼も夜も外に出しっぱなしです。ところがここのところ朝の最低気温が2度とか3度とかの日が何日かあり、果たして出しっぱなしでいいものだろうかと考えています。

もちろんトマトにとっては低すぎる温度なので夜は室内に入れれば済みそうなのですが、そう簡単ではありません。日中は外が15度くらいの日でも、室内は夜でも20度くらいあります。すると昼と夜の温度が逆転し、しかも温度差があまりないことが、育苗にとってどうなのだろうと考えてしまいます。

それでもさすがにこの日の朝の低温でいくぶん障害が出てきており、下の葉の先が黒ずんできてしまいました。また明日の朝も相当冷え込むようなので、今回はパプリカともどもすべて室内に入れることにします。5月にしては寒すぎるこの頃、例えばもう定植してしまった方などはさぞかし心配でしょうね。
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2012年04月20日

温度か光か

毎年のトマトの苗づくり、いつも迷うことがありますがもう決めました。それは育苗に適した温度をとるか、それとも太陽光をとるかということです。晴れの日はその両方が叶いますが、問題は曇りや雨の日です。温度をとるならば室内に入れなければなりませんが、そうすると光を求めて徒長してしまいます。

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ということで、温度は低くてもこうして外の温室に出すことにしています。こういう日は温室の中でもほとんど外気温と変わらなくなりますが、少しでも薄日が差したりすると違ってきます。苗屋さんのアドバイスもあり、ゆっくりでも確実にがっしりとした苗を作っていきたいと考えています。

以前別の苗屋さんの店頭で、もともと育った環境がそこよりも暖かい地域だったので、仕入れた苗はしばらく寒さに当ててこの環境に慣れさせるということを聞いたことがあります。うちの苗はもともと育った環境が厳しいので、定植後の生長に期待です。
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2012年04月13日

トマトの鉢上げ

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今年は発芽の管理までをお願いしている苗屋さんから、先日トマトの苗を引き取ってきました。鉢上げしてからは自前で管理です。ちょうど在庫処分のミニ温室が安かったので、同じものをもう一つ買っておきました。これから毎日日中は外に出し、温度を見ながら換気をし、冷え込む夜間は中に入れるという繰り返しとなります。

苗屋さん曰く、商売だから温室で促成栽培しているけれど、本当は寒さに当てながらじっくりと苗づくりをした方が強く育つということです。鉢上げまで1ヶ月、定植まで1ヶ月といったスケジュールが標準のようですが、このようにしていると定植までは1ヶ月半くらいはかかるのではないかと思います。時期的にはちょうどです。

今年は加熱用の品種を2種類、生食用の大玉を1種類、生でも加熱でもいけるというフランスの品種を1種類、ミニトマトを3種類と、計7種類です。あと、苗を買って植えるのが2種類あるので9種類となりますが、一昨年のような15種類200株のような大騒ぎはもうしません。今年は全部で80株ほどです。

毎年この時期は、果たしてこの先うまく育つだろうかとやきもきする毎日です。そして毎年その後安堵するのですけれどね。
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2012年03月26日

今年は心強いナス科の苗

昨年は緊急入院でヒヤリとしたナス科の苗づくり、今年は一昨年のように近くの苗屋さんでプラグトレーを保管してもらうことにしました。やはり発芽の工程は難しい。

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種まきから20日ほど経ったこの日、トマトはいち早く発芽してこの通り、もう本葉が出ているものがあります。

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パプリカは発芽が遅いらしく、プラグトレーを切り分けて保管、もうこの日には揃って発芽していました。

やはりこのデリケートな工程はプロに任せた方がよさそうです。一応昨年はホットカーペットで同じような環境を作ったつもりでいましたが、何かが違うようです。今回は土の質も指摘され、来年は一昨年と同じようにおんぶにだっこまでとはいかないまでも、一定のよろしくお願いしますは必要かなと思いました。

いずれにしても今年は安心なナス科の育苗です。
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2012年03月06日

やはり豆はダイナミック

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ソラマメの苗づくりをしています。発芽の様子といい、双葉といい、何度やってもそのダイナミックさに目を見張ります。この生命力が栄養になりそうなのもわかります。

このソラマメはヨーロッパの品種でサヤが細く、何でも生で食べられるのだそうです。昨年そちらを旅行してきた方からいただいたもので、1袋は昨年畑にまき、もう1袋はこうして育苗しています。その違いやいかに、何しろこの地域では冬越しをさせるべきかさせないべきか、5年目の今でもまだいろいろと悩ましいところなのです。

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寒いせいでしょうか、1ヶ月経ってもまだキャベツはこんな具合です。この度やっと鉢上げしました。あとはレタスにエンダイブ、計画ではナス科の苗の定植前にこれらを植えて収穫してしまおうと思っていたのですが、どうやら間に合いそうにありません。畝の効率的な利用にもまだまだ研究が必要のようです。

今週はいよいよトマトなどの苗づくりを始めます。一昨年のように、今年はトマトイヤーになりそうです。
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2012年02月01日

今年は春まきタマネギに挑戦

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通常は毎年秋にタマネギの苗を植えますが、今シーズンは種から育苗した苗が小さかったのと、何しろ緩むことのない厳しい寒さのためか、ほとんどが畑で枯れてしまいました。そこで、東北地方で春に植える品種を改めて育苗することにしました。このように二つ折りで発芽するのがネギ類の特徴です。

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年々畑を計画的に使うようになってきており、畝が空くちょっとした期間でも収穫できる野菜を今年は隙間なく植えていきます。その一つがこのキャベツ、目論見ではお彼岸の頃定植、5月の終わりに収穫という寸法です。

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もう一つがレタス類、これはエンダイブの双葉です。レタス類は定植してから2ヶ月で収穫できるので、やはりお彼岸に定植、トマトの苗の定植前に収穫してしまおうと考えています。

あと、隙間を埋める野菜として重宝しそうなのがカブです。種まき後2ヶ月で収穫できるので、今年はいつもの秋だけでなく春にも作ってみようと思います。

この日すでに夏野菜の種を大量に注文しました。いよいよ今年も始まります。
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2011年08月09日

双葉が3枚?

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双葉は2枚だから双葉というのではないでしょうか。今は秋のアブラナ科野菜の育苗中で、この日キャベツなどの鉢上げを行いました。その中にこのような苗があったのです。

それにしても各苗の双葉の色が悪い。中には枯れ落ちてしまったものもあります。考えられるのはここのところの雷雨による過湿。キャベツ、カリフラワー、ブロッコリーなどはもともと過湿に弱いとされ、加えてプラグトレー用の土に入っている肥料が大雨で流されてしまった、つまり肥料切れも考えられます。

まあいつも思うことですが、この小さな苗があの大きなキャベツに結球したり、カリフラワーやブロッコリーはあの大きな花蕾になるかと、この時期は心配でたまりません。
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2011年06月30日

想定外の猛暑にやられた

原発事故以来、想定外という言葉を使うことがはばかられる雰囲気がありますが、これはまさに想定外。週間予報を見て、天気と気温を確認し、事前に水をたっぷりやって、5日ほど留守にしていたのです。誰が6月としては観測史上最高の気温を想定するでしょうか。出先からこまめに地元のアメダスを見ていましたが、まるで真夏、しかも一年で一番暑い日のデータです。こんな日に水やりもせずに苗を置いておくわけがありません。

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帰ってきたらこれです。定植する畝の空き待ちをしていたセロリがほぼやられました。事前に大部分を定植しておいてよかったです。食用ホオズキも葉がしおれていて怪しい。さすが乾燥に強いトマトは健在、パプリカも何とか持ちました。以上、もちろんいずれも鉢植えの苗のことです。畑の方は心配要りません。

畑の方は別のサプライズです。出かける前にかなり小さい実まで穫っていったズッキーニはジャンボになっているわ、つい先日やっとつるがネットに巻き始めたと思っていたキュウリがもう実を付けているわ、鬼の居ぬ間にと雑草が伸び放題だわ、帰ってきてやることが満載です。

異常気象が異常でなくなってきている今、こうしたことも想定しないといけないかもしれません。
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2011年06月16日

ウリ科は直まきに限る

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4年目となる野菜づくりでこの度確信したことがあります。それはウリ科の野菜は苗づくりをせず、畑に直接種をまくに限るということです。これはロマネスコという品種のズッキーニ、3株いずれも直まきです。隣の畑の方も驚く生長ぶりでした。

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これはグリーントスカという品種のズッキーニ。奥が直まき、手前が同じ日に種をまいてポットで苗づくりをしたものです。その差は歴然。当初はいずれも直まきにしたのですが、種が余ってしまい予備にということでポットで育て、うまい具合に発芽しなかった直まきがあり、そこへ植え付けたのでした。

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キュウリも同様です。これは直まき。

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そしてこれがポット苗です。地温や気温の関係から直まきにするならゴールデンウイーク明けくらいの時期になりますが、その後の生長が早いのでたとえ先行してできあがった苗を植えてもあっという間に追い付いてしまいます。

あとのウリ科としてはゴーヤーは直まきのみが発芽してポット苗は不発、カボチャとスイカはすべて苗づくりをしたのですがやはり生長が今ひとつです。来年はすべて直まきにすることにします。いや、単に苗づくりがうまくいっていないだけだったりして。
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2011年06月07日

ミニトマトようやく定植

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一時はどうなることかと思ったトマトの苗ですが、その後順調に育ちました。入院期間があったのでその分出遅れた感じで、今年はこの日ようやく定植です。今回はとりあえずミニトマト3種だけで、大玉の方はもう少しです。

その定植適期となった苗の状態ですが、本によっていろいろな書かれ方がされています。第一花のつぼみが見え始めたとき、花が開き始めたとき、花が開いたときといった具合です。もちろんすべての苗の育ち方が同じではないので、ある苗は花が開き、ある苗はまだつぼみといった幅で同じ日に定植としています。

収穫をはやりつい早めに定植してしまいがちですが、一つにはこの時期に定植するといわゆるメイストーム(5月の嵐)に遭わないのでいいかなとも思ったりします。ちなみにパプリカの育苗は定植までまだまだです。
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2011年04月21日

発芽はプロに任せようか

先日緊急入院した苗を引き取りに行ってきました。あまり変わっていないということでしたが、それでも明らかに生長が進んでいます。本葉が出てくるようになりました。しかしそれ以上に、今回がく然としたことがあります。

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今までどうしても発芽しなかったセルから揃って発芽しているのです。中央縦の3つのセルがそれで、これはセニョリータレッドですが、ずいぶんと発芽率が悪いなと思っていたところでした。同じような温度管理をしているつもりなのですが、やはり何かが違うのでしょう。

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トマトも同様です。これはオレンジキャロルですが、やはりこの1週間で発芽してきたセルがあります。苗の回復が心配なのに加えて、この状況に沈思黙考してしまいました。今年はキュウリやズッキーニの育苗はしていないのですが、同じウリ科のスイカだけはしていて、これもどう光に当てる努力をしていても徒長気味になってしまっています。

餅は餅屋ならぬ苗は苗屋さん、やはり一番デリケートなプロセスである発芽から鉢上げまでの時期は、昨年のようにまた管理してもらった方がいいかなと強く思った次第です。苗屋さんからもそのような提案があり、そのような人も何人かいるようでした。

あまりにも不安げな顔をしていたのか、鉢上げすれば間違いなく回復するという力強い言葉をいただきました。定植は6月になるだろうということです。しばらく憂鬱な日々が続きそうです。
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2011年04月15日

苗が緊急入院

トマトやパプリカの種まきをしてから約1ヶ月、そろそろ鉢上げの時期なのですがどうも生育がおかしいのです。双葉が黄色から褐変し始め、なかなか1枚目、2枚目の本葉が出てきません。1週間経っても同じような状況なのでさすがにこれはまずいと思い、昨年育苗させていただいた近くの苗屋さんに持ち込んで症状を聞いてみることにしました。

すると開口一番、肥料切れだそうです。セルトレー用の培土には肥料が入っているはずですが、水やりの過程で流れてしまったようです。帰ってから培土の袋をよく見ると、「長期の育苗の際は肥料を追加して下さい」とありました。使ったセルトレーが200穴のもので、一苗当たりの土の量が少なかったことも影響したと思います。

一番の関心事はもうダメなのか立ち直るのかということでしたが、液肥をやってしばらくすれば回復するとのことで、ここのところ睡眠不足の種となっていた懸念ごとがとりあえず解消されました。一時は水のやり過ぎによる根腐れかと思い、調べると根腐れを直す方法はないとのことで、ちょっとブルーになっていたところでした。

では一刻も早く帰って処置をと思っていたら、「うちに置いていきますか」とのこと。何でも他の方の苗も同じように預かっており、やはり肥料切れを起こして復活したという苗を見せてもらいました。願ったり叶ったりですので、お言葉に甘えてそのまま急きょ入院となりました。

だいぶ生長が遅れてしまいましたが、あと10日で鉢上げ、その1ヶ月後に定植というスケジュールとなり、時期的にもちょうど良いのではないかというお話でした。今年は自力で育苗と思っていたのですが、また苗屋さんにお世話になることになってしまいました。ありがたいことです。
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2011年04月10日

今頃出るなよなぁ

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3月18日に種まきし、発芽率が悪いので29日に追加で種をまいたパプリカ、都合セルトレーに2粒まいた形となったわけですが、今頃になって前にまいた種が発芽してきました。後釜に触発されたのでしょうか。

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こうしたセルがもう一つあります。ここで選択肢は二つ。一方を切って一つにするか、両方を無理矢理育てて二つとも鉢上げするか。先日苗屋さんにその性格を指摘されてしまいましたが(せっかく育てた苗が捨てられず全部定植してしまう)、多分後者となるでしょう。
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2011年03月29日

悪いパプリカの発芽率

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別にパプリカが悪いのではありません。発芽率が悪いのです。写真左半分はトマトの苗で、4種類の平均発芽率は8割ほどです。中には100%という品種もあります。ところが右半分のパプリカ3種とバナナピーマンは平均で5割ほどになっています。発芽自体も遅いのですが、種まきからもう10日も経っているのでいい加減諦めなければなりません。この日残りの種を追加でまきました。

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裸電球は相変わらず大活躍です。昼間は外の温室に入れ、夜はこうして室内で、発芽と生育に適した温度をキープできます。家庭菜園ならではの規模とやり方です。
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2011年03月23日

徒長防止に裸電球

オレンジキャロルが予想外に早く発芽したため、対策を講じなくてはなりません。明るい環境で温度を上げる方法として、発泡スチロールの箱の中に電気あんかを入れ、その上に保温シートを敷いて箱全体に温度を伝えるようにし、その上にプラグトレーを置きました。

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ただこれだけでは十分温度が上がらなかったため、調理用のラップで蓋をし、その上から裸電球で照らすことによって、明るさと温度を確保しました。今はもう生産中止となってしまった白熱灯は、それ自体が結構熱くなりますからね。これで何とか25度近くまで上がるようになりました。

すると次々に麗夏、アイコ、イエローアイコが発芽してきました。同じナス科でもピーマン類は遅いようで、まだ何も動きがありません。近いうちにプラグトレーを切り離し、またホットカーペットの中に入れないといけないかもしれません。

2年ぶりのトマトの自宅での育苗、今のところ順調です。
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2011年03月21日

早すぎるぞオレンジキャロル

記録を見ると、トマトなどの発芽は種をまいてから4〜5日後とありました。しかしこの日見てみると、もういくつか芽が出ています。それも全部オレンジキャロル、発芽は揃ってもらわないといろいろと困るのに、ちょっと早すぎます。

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このオレンジキャロルだけはいわゆるペレット種子であり、このことが発芽の早さに関係しているのでしょうか。ホットカーペットの中で暗くしているとひょろひょろともやしのようになってしまうので、慌ててラップをかけて薪ストーブの前で保温です。これで30度くらいがキープできます。

しかしこれだとストーブが消えたときに温度が安定しないし、どうしましょうといった感じです。理想は品種ごとにプラグトレーを切り離すことでしょう。皆が発芽するまで、胃の痛い日が続きそうです。
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2011年03月20日

キャベツの定植、ちょっと不安

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育苗すること70日、天気予報を見ながらこの日ようやくキャベツを定植しました。同じ日に種をまき、これに先がけ1ヶ月前に定植したレタスは、寒さでほとんどが枯れてしまいました。キャベツも昨年よりは半月ほど早い定植に、果たして大丈夫かと少々不安です。

いつも朝の散歩をしながら周りの畑を観察しているのですが、レタス畑らしき畝はようやくマルチを張り始めたところでした。それがこの日車で通りがかった畑では、レタスの大量定植を行っていました。今から種をまいたのでは到底間に合わないので、もしやと思い近くのJAに行くと、売っていましたレタスの苗。悔しいけれど9つ300円のトレーを買い、あわてて定植です。

まだまだここの季節感を読み切れていません。確かに暑さ寒さも彼岸まで、春はこの頃が転換期のようです。
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2011年03月18日

いよいよナス科の種まき

昨年はトマトの大量育苗のため近くの苗屋さんのハウスを使わせていただいたのですが、さすがに作りすぎました。せっせと作ったトマトソースの瓶詰めがまだ丸々残っており、それ以前に冷凍のソースから消化しなければなりません。なので今年の育苗はこぢんまりと、自分の温室で作ることにしました。

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まずはセルトレーに種をまいて芽出しです。ナス科は発芽温度が25度〜30度と高いため、こうして緊急用の保温シートでくるみ、ホットカーペットで温度を上げます。移住して使い途がなかったら捨てようと思っていたホットカーペットが、こうして化けて重宝しています。

種をまいて育苗する野菜にはアブラナ科やキク科、セリ科などがありますが、どういう訳だかナス科が一番力が入ります。ちなみにこれまで毎年育苗してきたウリ科は、今年はやめることにしました。どうも暖かくなってからの直まきの方が生長が良いようなのです。

今年もいよいよ動き始めたという感じです。
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2011年03月09日

キャベツの定植ジレンマ

妻に「いい加減謎の野菜星人更新したら」と言われてしまいました。この時期、ネタがないのです。畑関係もほとんどやることがないので、用具入れがよく整頓されています。

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そのような中、キャベツの育苗を細々と続けています。年明けに種をまいてもう2ヶ月になるので、いい加減定植の時期なのですが、今年は天候が難しくてなかなか踏み切れません。予報だと今週は真冬並みの寒さで、来週は暖かくなっていよいよ春かと思いきや、今月下旬はまた冷え込むそうなのです。

実は先日定植したレタスとエンダイブが、その後の低温と大雪でほぼ壊滅状態になってしまっています。近くの大規模農園の畑を見てもマルチは敷いてあるものの、いつもの小さなレタス苗はまだ植わっていません。早まったかと思いながらも、もう今からの育苗は間に合いません。

さて、レタスより寒さに弱いと思われるキャベツ、手間暇かけて育てた苗をいつ極寒の地に放り出すやら、決断の時です。少なくとも夜間にホットキャップはかぶせようと考えています。
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2011年01月21日

いつも感心する双葉の成長

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まだ野菜づくりを始めて4年目ですが、毎年種をまいたり苗を植え付けたりした後に、果たしてこの先無事育って食べられる野菜となるのだろうかと心配になります。結果的には大抵うまくいっているのですが、それでも最初からこれで大丈夫という気にはなれません。これはキャベツの双葉、これがあの結球になるとは驚きです。

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これはエンダイブの双葉です。これも食べるまでになると結構大きくなります。月並みですが、その生命力には感心します。
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2011年01月09日

早くもレタスの種まき

地元の農家の方によると、この辺ではクリスマスの時期にレタスの種まきをするそうです。厳冬期でもベタがけをすれば定植して問題ないとのこと。この年末年始は忙しかったので、本当かなと思いながらもこの日プラグトレーにレタスとエンダイブ、そして試しにキャベツの種をまきました。

毎年冬場ではなく意外と春先に野菜が不足するので、3月〜5月のための試みです。果たしてどうなることやら。
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2010年08月19日

レタスが焼けた

春先の苗づくりの段階で、急に日差しが強くなった日にもろに表に出すと、葉からの蒸散に根の水分の吸収が間に合わずに、葉が焼けてしまうという現象は経験していました。しかしそれは春先の話、連日暑い夏の今は別かなと思っていたところ・・・、

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レタスが焼けてしまいました。定植する前にたっぷり水を含ませていたはずなのですが、やはりこの暑さでは厳しかったようです。夕方に定植すべきだったかもしれません。

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レタスだけでなく一気に定植したエンダイブ、トレビス、チコリ、赤チコリ、プンタレッレといったキク科ファミリーも同じ状況で、慌てて寒冷紗のトンネルで日差しを和らげました。葉は一部焼けても根がしっかり育っているので、おそらく大丈夫でしょう。また勉強になりました。
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2010年07月28日

セロリ苗、今のところ順調

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特に種から育てるには難しいというセロリ、確かに昨年は惨敗、追加で購入してきた苗もあまり大きく育ちませんでした。めげずに今年もいろいろなことに気を付けながら種から育てた苗、今のところ昨年とは見違えるような生長ぶりです。

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夏の強い日差しと乾燥が苦手ということなので、マルチ+ネットで保護して定植しました。弱い苗はたちまちアブラムシにやられた経験もあるので、忌避効果のあるシルバーマルチと虫除けネットです。

近くの原村はセロリの産地として有名で、以前そこで見たセロリ農家のような畝姿となりました。今年は楽しみです。
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2010年07月23日

雷雨にやられました

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この前の日の夜にものすごい雷雨があったわけです。雨も大粒、雷も近くにいくつも落ちたのではないかという轟きでした。テラスに置いてあったプラグトレーもやられているのは家の中から見えましたが、何しろ出て行くのもためらうほどの豪雨だったので、成り行きに任せた結果がこれです。

大粒の雨が個々の土を飛び出させてしまうぐらいで、だいぶダメージを受けたようです。鉢上げにはまだ早い苗でもこれを機にと思ったのですが、逆にこの逆境をはねのけて育ってくる苗は有望だと、間引きの代わりに試練として放っておくことにしました。

そうは言っても極端に土が減っている苗もあり、近いうちに有望なものを鉢上げしなければならなくなるでしょう。ここのところ過大に種まきをして定植場所に困っていた傾向があったので、こうした具合でちょうど良いのかもしれません。
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2010年05月23日

予想外のカボチャの発芽

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以前農家の方からカボチャをいただいたのですよ。この度それを食べたら当然種が出てくるわけです。ダメもとでプラグトレーにまいてみたら脅威の発芽率、これには驚きました。

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マメ科とともに、このウリ科の発芽もダイナミックです。本葉が出たら早々に鉢上げしますが、それにしてもどうしましょう、この数。すでに今年のカボチャは11株を定植してしまったし、これが20株以上ありそうですが、何しろ植えるところがありません。

苗が足りないのは困りますが、トマトといい、このカボチャといい、嬉しい悲鳴ということで片付けられる問題ではありません。
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2010年05月21日

トマト苗200株揃いました

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ついに揃いました。園芸店の店先でもあるまいし、15種類のトマト苗、その数200株以上。もう外に出しっぱなしでも大丈夫なので、すべて育苗を依頼していたハウスから引き取ってきました。軽トラックがあるわけではないので、乗用車で4往復もかかりました。

それにしても誤算は発芽率と生育の良さでした。例えば30株欲しいと思っていた品種は50粒種をまき、そのうち40粒が発芽し、そのうち30株が大きく育つだろうという算段でした。それが発芽が47粒、全部立派に育ってしまったという具合です。40粒まいてパーフェクトという品種もありました。

いよいよ植え付けです。雨よけコンパニオンも準備万端、この日はもう1種類のコンパニオンであるラッカセイも大量にまきました。あとは天気です。
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2010年05月13日

早くもトマトのわき芽かき

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トマトの苗づくりが大詰めになってきました。トマトは手のかかる野菜で、定植後に次々と伸びるわき芽を一つ一つとっていかなければならないのですが、聞けば苗づくりの段階でもそうすると苗の生長が違うそうです。この日はその作業をしに行ってきました。

このわき芽もこの段階でほとんど生えていない品種もあれば、すでにかなり大きくなっている品種もあります。総じて言えるのは野生種に近いものの方が旺盛なようです。

野生種といえば昨年育てた千の瞳という品種、実はこれは育苗家の方のオリジナルネーミングだそうで、もともとはワイルドチェリーという品種の芽が、畑の隅の残さ置き場で大量に発芽していました。放っておけば昨年のように生長して実をつけると思います。
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2010年04月28日

ウリ科は深く蒔くらしい

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どうもズッキーニの首が長くなってしかたありません。今年は徒長には気を付けているので昨年ほどではないのですが、同じウリ科のカボチャやキュウリと比べても頭が安定しないのです。

そこへこの日、ピーマン類や残りのトマトの鉢上げに育苗家の方のハウスに行ったところ、一つの発見がありました。同じようにポットからズッキーニが双葉を出しているのですが、長い首が土の中に埋まっていて地面すれすれに双葉が出ているのです。つまりそれだけ深く種を蒔いているようなのです。

よく種の3倍の厚さの土を上にかけると言いますが、ウリ科はもっと厚いようです。勉強になりました。
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2010年04月21日

発芽には温度!

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もう暖かくなると思ってウリ科の種をまいたポットを常温で置いておいたのですが、1週間経っても芽が出ませんでした。そこで昨年トマトの発芽に使ったホットカーペットで巻いてみました。内側には緊急時に体温の低下を防ぐレスキューシートを巻いています。

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するとどうでしょう、朝に巻いてその日の夜にはもう発芽し始めました。これはその翌日の写真です。やはり発芽には適温があるものだと改めて感じました。ナス科はデリケートであるという意識はあったのですが、ウリ科も同じようです。

ちなみに今回のウリ科とはキュウリ、ズッキーニ、カボチャ、ゴーヤーです。でもゴーヤーだけは手強い、まだ出ていません。
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2010年04月19日

トマトの鉢上げに行ってきました

近くの育苗家の方のハウスにお願いしているトマトの苗、ここのところ東京などへの出張でほとんど不在にしていたため見に行けなかったところ、この前日に「そろそろ鉢上げだよ」と電話をいただきました。

もともとこの日には行こうと思っていたので早速午前中作業をしてきました。手が汚れていたので写真を撮る機会がありませんでしたが、それぞれ順調に育っていて全部で200ポットほど鉢上げをしてきました。今年の植え付けの予定が100株ほどですので、思わぬ発芽率と生長の良さにこれからどうしようかと頭の痛いところです

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トマト苗の写真はありませんが、ハウスに歩いていく途中は今タンポポだらけです。なるほどあのフワフワした種が空中を舞って広範囲に広がるわけです。
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2010年04月05日

エアルームは不揃い

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トマトの種まきをしてから10日ほど経ちました。聞いてはいましたがエアルームの発芽率は今のところ芳しくありません。ホワイトカラントなどは20粒まいてわずか2本、1割の発芽率です。発芽だけでなく生長や収穫にもばらつきが出ると言われていますから、気長に待ちましょう。

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それに比べるとF1の優秀なこと。これはいち早く発芽したサンマルツァーノとルンゴ、植え付けが恐いくらいの発芽率です。

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これはアイコ、イエローアイコ、オレンジキャロルという日本が誇るF1種ですが、アイコが一つも発芽していません。これらはいずれも2年目の種で、保存方法に問題があったかもしれないということでした(夏は冷蔵庫に入れるのだとか)。

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遅いと言われていたナスやピーマンも発芽してきました。昨年はトマトは種から育てましたが、ナスやピーマンは今年が初めてです。アブラナ科と同様、ナス科も双葉は皆そっくりです。

果菜類は種から育てると収穫の感動がひとしおです。
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2010年03月31日

今年は徒長しないぞ

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昨年は一から十まで室内で育てていたためひょろひょろで使い物にならなかった春野菜の苗、今年は順調に育っています。ポイントは育苗家の方から聞いた「寒くても日中は外に出すこと」です。今年はそのために、テラスの上に温室をこしらえたのでした。

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これは育苗ではなく室内で育てている葉菜類とラディッシュです。どうも間引きが甘くなり茂ってしまっています。こちらもこれまでになく順調です。

上の写真のレタス類(レタス、エンダイブ、トレビス)は間もなく植え付けです。いよいよ今年の畑が始まります。
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2010年03月26日

トマトの発芽

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一応何日か前にハウスに行って確認はしたのですが、トマトの発芽が揃ってきました。しかしこれがF1とエアルームの違いか、発芽しているのはルンゴ、サンマルツァーノ、ゴールドナゲット、イルディとF1ばかりです。エアルームの方はまだちらほらといった具合です。

ただ同じF1でも、アイコとオレンジキャロルの方はまだです。イエローアイコはほぼ出てきましたが、この3つは昨年の種なので発芽率が悪くなるなら揃って悪くなればわかりやすいのですが。

ピーマンやナスはうんともすんとも言っていません。これらは遅いよと言われていたので、その通りになっています。あと2ヶ月はこうしたハウス通いが続きます(もちろん楽しいです)。
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2010年03月16日

いよいよトマトの種まき

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何がいよいよなのかと言うと、今年の、そして今後も毎年そうであろう最重点野菜がトマトであるからなのです。今年は幸い近くの育苗家の方のハウスで育てさせていただくことになりました。何しろ昨年は室内で陽を追いかけて毎日移動させ、それでも徒長しきってしまいましたから本当にありがたいことです。

今年はトマトは15種類、パプリカ、ピーマン、ナスも種から育てることにしました。併せて貴重なコリアンダーも種をいただいてまきました。何が貴重なのかは乞うご期待。

15種類のトマトは以下の通りです。

ルンゴ
サンマルツァーノ
イルディ
ゴールドナゲット
ホワイトカラント
パワーズエアルーム
ブラックプリンス
グリーンソーセージ
ガーデンライム
オレンジビーフステーキ
ワイルドチェリー
チェリーレモン
アイコ
イエローアイコ
オレンジキャロル
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2010年03月09日

間引きができない

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今年は昨年と違って順調に春野菜の育苗が続いています。これはエンダイブなどのレタス類ですが、いい加減間引きをしないといけないところ、このように同じような育ちだとできないんですねぇ、これが。

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キャベツも同様です。プラグトレーの各穴には3粒ずつ種をまいたのですが、1つも発芽しないこともあれば、3つとも同じように育つこともあるのです。また、穴によっては発芽はしているもののいずれも育ちが芳しくなく、全体の優先順位からすると全部間引かれるようなものもあるのです。

農家の方の作業を見ていると、直まきの畑での間引き作業はかなり思い切っています。そうでないと量が量ですから、時間がかかってしょうがないというところなのでしょう。

何とかこのまま本葉2枚まで頑張ってもらって、間引きをせずに鉢上げできないものかと考えています。
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2010年02月26日

この双葉があの結球に

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いつも思うことですが、よくぞこんな小さな双葉があの大きな野菜に育つものだと感心しきりです。今はプラグトレーで昼はテラスに、夜は部屋の中に入れて育苗中です。これはエンダイブ、ほかにキク科としてレタス、リーフレタス、トレビス、チコリミックスがあります。

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これはキャベツです。多分何年経っても毎年そう思うのでしょうが、果たしてこれがあの大きな結球に本当になるのだろうかと心配になり、実際にできあがったときはそんなことは忘れ、当然と言わんばかりに収穫することになるのでしょう。だから野菜づくりは面白いのかもしれません。

先日育苗家の方のところへ行っていろいろな話をした際、十数種類のトマトの種を倉庫にしまっておけばいいものを、仕事をするパソコンの周りに並べて毎日ニヤニヤしていると言ったら、「僕と同じだ」と返されました。こういう人とは話が早いです。
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2010年02月23日

育苗用温室が完成

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かつてDIY用に使っていたテーブル(もちろんこれもDIY)が遊んでいたので、この度育苗用の温室に作り替えました。もともと薪ストーブ用にいただいた建築端材を使い、ビニールシート以外はほとんど流用、つまりお金がかかっていません。

日によって気温の差が大きく、温室が蒸し風呂となって枯れてしまうことも十分あるので、換気の仕組みはよーく考えました。上と後ろが空くようになっており、もちろん密閉もできます。

ちなみに下の段に置いてるのは、この温室が間に合わなくてあえなく寒さにやられてしまったアロエ、ニーム、セージ、アイスプラント、セキレンカです。セキレンカはしぶといですが、その他は根さえ生きていれば再生するはずです。

あと1ヶ月ほどしたらトマトをはじめとしたナス科の種まき、その後それらの苗がこの温室に勢揃いするはずです。楽しみ楽しみ。
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2010年02月12日

ネギの徒長ありやなしや

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まだ外は寒いので、日中といえども苗床を室内に置かざるを得ません。すると昨年のように徒長が予想されるのですが、ただでさえ細長いネギの場合、これが果たして徒長なのかどうか区別がつきません。

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別の苗床に先日蒔いたアブラナ科の双葉は、このように明らかに徒長しています。アブラナ科は花と双葉がどれもよく似ていて、今回はコマツナ、ミズナ、ルッコラ、クレソン、ラディッシュ3種を蒔きました。今は見た目が同じでも、大きくなればどれが何かわかるようになるでしょう。
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2010年02月09日

種に囲まれた日々

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この時期は遠足の前日の子供のように、これから始まる楽しいことを思い浮かべてわくわくしている日々なのです。この度ネットで注文しておいた数々の種がまとめて届きました。これらはすべてサカタのタネのもので、先日も仕事のついでに横浜のガーデニングセンターに立ち寄り、注文し忘れていたものを買ってきました。

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これらは以前に購入した、すべてトマトの種です。このほかにも昨年の余りなどがあり、今年は今のところ全部で14種類のトマトを作る予定です。

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トマトを含め、今年は海外の種が多くあります。これはズッキーニとナス、それぞれロマネスコ、フェアリーテールという品種です。

私が普段仕事をしているテーブルの上、キーボードの周り、パソコンモニターの前などにはこうした種が雑多に置かれ、まさに種に囲まれたオフィスワークとなっています。
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2010年02月07日

ネギは折り畳んで発芽する

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さあ、いよいよ今年の苗づくりの始まりです。ネギは春に種を蒔いて初夏に苗を植え付け、秋冬に収穫というのが一般的なようですが、この辺は寒いせいか春にもう苗を植えます(昨年春蒔きしたら大きく育ちませんでした)。よってこの時期にもう種まきです。昨年と同じ下仁田、九条、ポワローの3種ですが、いずれもこのように折り畳んだ形で発芽してきます。そのうちピンと立つでしょう。

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先日のペコロス、1週間でこんなに伸びました。さて、これをどうするか。土の入ったポットに植えたらどうなるのでしょうね。
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2009年08月07日

何ごとも種から

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今秋野菜の苗づくりをしています。ブロッコリーとカリフラワーはもう植え付けを待つばかりとなっており、これはキャベツ、レタス、トレビス、エンダイブです。しかし例えばあのキャベツの大玉も、もとは種から、そしてこうした二葉だけの時代があるのですよね。よく育つものです。

今年はハーブを除いても60種類くらいの野菜を作っていることになりますが、この度また新たな野菜の種を蒔きました。チコリ、赤チコリ、そしてプンタレッレです。いずれもキク科で、トレビスやエンダイブも含めてこうした苦味野菜が多くなってきています。

頭が痛いのはこれらを植えるところが果たしてあるのだろうかということです。“目が食べたい”という表現がありますが、作りたいという思いが先行しているこの頃です。
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2009年05月22日

ニラとバジルとセロリ

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コンパニオンプランツを実践しています。別にニラが食べたいわけではないのですが、これはトマトとの混植のためです。すでにトマトは定植してしまったので、急いで育苗です。

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バジルはそれ自体も食べますが、それだけならこんなに作る必要はありません。何でもナス科の天敵ニジュウヤホシテントウを寄せ付けない効果があるとかで、またこれもトマトとの相性がよく知られています。

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これはコンパニオンではなくこれ自体が目的のセロリです。種から育てるのはたいそう難しいそうですが、最初は何でもチャレンジです。しかしこんな小さな双葉からあのセロリができるとは、ちょっと想像できませんね。
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2009年05月12日

苗の葉が日焼け

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もう気温が高いので、苗を外に出しています。ところが先日の真夏のような日差しによって、一部の葉が日焼けを起こしてしまいました。これはキュウリ、完全に双葉がやられています。でも枯れているわけではなく、新しい葉が出てきています。

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トマトも一部白くなっています。ちょっと環境変化が急すぎたでしょうか。

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ニームに至っては葉が焦げています。太陽の力はすごいですね。

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これはだいぶ前のキャベツの苗、これくらいうまく育ってくれればいいのですが、これも定植したときには周りの葉が枯れ、その後新しい葉が順調に育っています。

いくら初期の苗づくりがうまくいっても、一日の管理のしかたでこのようにダメージを受けるのですから、専門の苗屋さんがいるのもわかります。本当に難しい。
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2009年05月06日

ろくろ首ズッキーニ

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これも徒長しています。ズッキーニとキュウリも種から育てているのですが、どうしても窓側に光を求めて伸びてしまいます。

徒長した苗はその茎も土に植えるとよいと書いてありますので、早く定植期の本葉が揃わないかと気もそぞろです。
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2009年05月05日

買ってはいけない苗

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良い苗を選ぶポイントとしてどの本にも書かれているのは、“がっちりとした苗を選びましょう”です。言い換えれば、ひょろひょろとした苗はダメですよということなのですが、その見本のような苗が育ってしまいました。

種から育てていたトマトですが、室内なのでどうしても日照不足になってしまいます。外にも出してみたのですが、気温が高いと急激に土が乾いてあわや枯れそうになったことや、風が強いとあおられて弱ってしまいそうになったことなどがあって、結局室内に戻ったのでした。

今年は間もなく植え付けですのでしかたありませんが、来年はきちんとしたビニールハウスを作って本気で苗づくりに取り組みたいと思います。
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2009年04月25日

徒長か否か

栄養学と同様に野菜の栽培方法も、昔の常識が今は否定されているといったことがあるようです。例えばトウモロコシのわき芽は今はかかない方がいいそうです(わき芽に付いた実はとりますが)。

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それで今悩ましいのは、トマトの苗の徒長具合です。原因は明らかで、室内で育てているための日照不足です。どの苗も皆日光を求めて窓側に倒れています。しかし本によっては、トマトは徒長気味の方がよいとも書いてあります。よくがっしりとした苗を作りましょうと言われるのとは正反対です。

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キャベツの苗はもう植え頃になっています。こちらはホームセンターなどで売っている状態に近いものとなっています。ブロッコリーなどもそうですが、アブラナ科の苗は根元が曲がっているのですよね。

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これはウリ科、キュウリとズッキーニです。これも畑に直蒔きしたのとは双葉の位置がまるで違い、徒長しています。もう少し暖かくなるまで外の苗床には出せませんので、この徒長問題はしばらく続きそうです。
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2009年04月08日

トマトの鉢上げ

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プラグトレーに種を蒔いてから3週間ほど経ち、根が窮屈になってきたので鉢上げです。トマトの苗をこうして3号ポットに。

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また、どうもレタスが怪しいので直接ポットに蒔き直していました。発芽率が良いですね。

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スナップエンドウは順調。

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ソラマメも絶好調で、この日屋外の苗床に移しました。温室はもうスペースが一杯なのです。

鉢上げを終えたプラグトレーには、キュウリ、ズッキーニ、ゴーヤ、スイカ、バジルの種を蒔いてホットカーペットで保温、また発芽を促します。

現在の時点ですでに30種類ほどの野菜を育てており、今年も結局50種類くらいはいきそうです。
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2009年04月05日

苗用の温室が完成

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完成というほど大げさなものではありませんが、セルトレーで育った苗を鉢上げしたり、苗ポットに直に種を蒔いて苗を育てる場合、十分な空間を保っての温度管理が必要になります。そのためのなんちゃって温室を作ってみました。

材料はすべてあるもので済ませ、費用はゼロです。棚は倉庫で使っていたもの、枠組みは薪ストーブの焚き付け用にともらった建築端材、ビニールシートは畑で土壌の太陽殺菌用に使っていたものです。

幸い棚には車輪が付いているため、午前中は東側に、午後は南側にと毎日移動させて日光を当てています。徒長しないように、強い苗を作るために気を遣う日々です。
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2009年03月31日

トマトの苗も順調

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トマトを輪切りにすると中に小さな種が入っていますよね。もちろんこれは種苗会社から買った種ですが、あれからよくできるもんですねぇ。小さいくせにもう茎にうぶ毛が生えており、トマトらしくなってきています。

「苗半作」と言われるくらい苗づくりは大切なもののようなので、毎日の温度管理に気をつかっています。今のところほかのキャベツやレタスなども発芽率は申し分なく、その後も一応育っています。どうなることやら。
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2009年03月30日

豆はダイナミック

今年はなるべく何でも種から育てるようにしています。ホームセンターにはもう豆類の苗が出回っていますが、まだこの辺では植え付けには相当早いです。今は室内で育苗の毎日です。

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その中で、このソラマメはその発芽がかなりダイナミックです。よくもこんな重いものを持ち上げたなと感心します。その生命力と栄養価は無関係ではないなと思わせる光景です。

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スナップエンドウの芽も出ました。スナックエンドウと混同して呼ばれていますが、正式にはスナップエンドウです。これも生長すると大変な量の収穫になるようですが、15もポットを作ってしまいました。どうなることやら。

あと豆類としては、5月になったらエダマメ、大豆、ラッカセイを直まきにします。楽しみです。
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2009年03月22日

レタス発芽!

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今年はこだわりの品種や1株につき1つしか収穫できない野菜については、極力種から苗づくりをするようにしています。数日前にプラグトレーに蒔いて保温していたレタスが、この日見事に発芽しました。もともとレタスは発芽が難しいと言われていただけに、あっさり成功して少々拍子抜けです。同じキク科のトレビスも同時に発芽しました。

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育苗のための専用の保温機も売っていますが、2〜3万円ほどもします。そこであるもので工夫して自家製温室を作りました。薪ストーブと蓄暖で不要になっていたホットカーペットでくるみ、周りを農業用のビニールシートで囲います。発芽するまでは遭難時に体温を温めるアルミのレスキューシートでくるみ、夜の低温に備えます。芽が出たらこうして陽に当ててやらないともやしのようになってしまいます。

同じプラグトレーにはあとキャベツとトマト、ミニトマトの種を蒔きました。発芽日数に違いがあるようで、これからが本当に楽しみです。
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2009年02月08日

種を5,000円買いました

仕事で横浜に行ったのでサカタのタネのガーデンセンターに行ってきました。この春に蒔く種を買うためです。やはりブランドとしてはサカタのタネが一番信頼できます。

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買いも買って15種類、しめて約5,000円です。昨年は訳もわからずただ売っていた苗を買いましたが、今年は品種にこだわりたいのです。ただ、なかなか希望の品種の苗が売っていないのと、今年は単品の作付けを大幅に増やすのとで、こうして種で買って苗を育てることにしたわけです。

ちなみに買ったのはトウモロコシ2種、コリアンダー、茶豆、大豆、落花生、スナックエンドウ、レタス、キュウリ、ズッキーニ、ミニトマト3種、トマト、ペコロスです。特にキュウリとミニトマトはこの品種でなければならず、来月からデリケートな苗作りに忙しくなりそうです。

5,000円も種を買うならできた野菜を買えばいいのにという向きもあるのは重々承知です。もはや高い安いという次元の話ではなく、新鮮で安全でおいしい野菜を食べるためには必須のプロセスなのです。
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2008年08月03日

トマトフェスタ2008

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野菜の中でもトマトに並々ならぬ興味を示している私は、今後いろいろな種類のトマトを栽培したいと考えています。そこでタイムリーなイベント、「トマトフェスタ2008」というものに行ってきました。全国の生産者から送られた色とりどりのトマト、そのいくつかをご覧下さい。

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難しいのはこれらのトマトの苗がほとんど販売されていないことです。種はありますが、難しいとよく聞きます。あと、作付けするスペースの問題など、来年に向けて問題が山積みです。

とりあえず今年は黄色やオレンジ色のミニトマトをはじめとして、大変うまくできています。トマトは桃太郎だけじゃない、それを実践したいと思います。
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