2019年05月23日

とう立ちタマネギが多い

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これ、タマネギの収穫ではないですよ。毎年いくつかはありますが、今年はとう立ちタマネギが特に多いです。苗づくりや植え付けはいつも通りなのですが、今年の春の暖かさでしょうかね。隣の畑の方も同じようなことになっていました。

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とう立ちとはこのこと。花芽が出てきています。放っておくと実が硬くなって食べられなくなるので、早めに引き抜きます。このうちならまだ食べられますので。

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収穫にはまだ早いということは、実だけでなく茎も食べられます(さすがに葉はもう食べるには遅いです)。そこで、このかき揚げ。十分おいしくいただけます。タマネギと長ネギのあいのこのような味と食感です。

このとう立ちタマネギ、この数日後はこの倍くらい穫れました。何とか止まってほしいものです。
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2019年05月08日

恐るべしキャベツの再生力

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これ、この春植えたキャベツではないですよ。昨年秋に収穫し、そのまま株を放っておいたらこうなりました。もちろん芯は取っているので結球するはずもありませんが、わき芽が旺盛に茂っています。もちろん捨てずに、ピヨたちの餌となります。

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この日は見渡す限り雲一つない青空。八ヶ岳もくっきり。

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南アルプスもくっきり。こうした環境で畑仕事はもちろん、日々の生活が送れるのは本当に幸せです。
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2018年06月06日

ペレット種子はいいかも

野菜によって種の大きさはまちまちで、豆類やトウモロコシなどは大きいので指で直接まけますが、トマトやキャベツなどはピンセットでつまんでいます(もちろん老眼鏡は必須)。それより小さい種は筋まきをするのですが、大変なのはその後の間引き。その代表がニンジンです。雑にまくと間引きが大変、間引きを楽にしようとすると丁寧にまくのが大変なのです。

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そこで最近見直し始めたのがペレット種子。一粒一粒周りをコーティングしてあって、小さい種でも大きくなっていてまきやすいのです。間引きを考えて間が詰まり過ぎないようにまくことができ、種自体は高いですが間引きによるロスも少なくなるので同じではないかと考えています。今年は紫、黄、クリーム、白、オレンジの5色のニンジンを作っています。

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それでも間引きは必要で、こうして天ぷらにしたりして食べました。

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それでも一回では食べ切れず、今度はエビを混ぜての天ぷら。この方が食べやすくなります。

最近はレタスでもペレット種子を使っていて、セルトレーで苗作りをしても間引きの必要がなく、発芽率はほぼ100%です。以前シーダーテープというのも使ってみましたが、こちらは今ひとつでした。今後ペレットを使うことが増えそうです。
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2017年09月01日

久々、野菜の花クイズ

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実は以前一度載せています。この花は何の野菜でしょう。

答はニラです。今真っ盛りです。もともとトマトのコンパニオンプランツとして作っているものですが、どんどん増えていっています。もちろん食べてもいます。生命力が強いので一度まけば十分、ずいぶん前の種が余ってしまっています。
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2017年07月31日

柿の木にカボチャ

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下の畑は3つ借りていますが、その一つに大きな柿の木があります。2年前に枝をバッサリと切ったのですが、早いものでもうかなり茂ってきました。が、そこにカボチャのツルがからみついています。畑からいったん駆け上り、ジェットコースターの軌道のように降りてきています。

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実もしっかり付いており、期せずして空中カボチャとなりました。この空中栽培というのは場所を取らないので効率的と紹介されていますが、もともと地べたを這っている野菜なのでストレスにより生育があまりよくないという指摘もあります。いずれにしても基本的にはピヨたちの餌なので気にしないです。

しかしそれよりもピヨたちはこの柿の実が大好きなのです。昨年はそういうわけで実らなかったですが、今年はどうでしょう。畑の陽を遮ってしまうのでない方がいい柿の木ですが、悩ましいところです。
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2017年07月10日

オタマジャクシすくいではない

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いつも書いているブログは、毎日どの記事にどれくらいアクセスがあったという記録が残ります。この野菜づくりブログでこの時期多いのは、田んぼの浮き草を取るか否かという4年前の記事です。米づくりをしている方にとっては共通の悩みなのだなと改めて思います。その是非についてはそちらの記事をご参照下さい。

私としてはどちらでもよかったのですが、今回地主さんの指示もあり浮き草取りをすることになりました。取り方には柄の付いた大きな網ですくい取る方法と、田んぼの水を引かせて草取り器でつぶす方法があります。今回は前者の方法でこの日行いましたが、困ったのはすくい取る度にほぼ毎回オタマジャクシや小さいカエルが入ってくること。

すくい取った浮き草は畦に捨てるのですが、カエルはそこからピョンピョン跳ねて田んぼに帰れる。ところがオタマジャクシはそこで干からびて死んでしまいます。なので網に入ったオタマジャクシはそれを逃がすように再び網を水に戻すのですが、そうするとせっかく取った浮き草も田んぼに戻ってしまいます。

しばらくやっていましたが何だかバカバカしくなってきたので、頃合いを見計らって途中でやめました。しかし考えてみれば、もし田んぼを干上がらせてつぶす方法を採れば、これらオタマジャクシやカエルも死んでしまうのですよね。到底それはできません。

上記でご紹介したブログにも載せた牧村三枝子さんの「みちづれ」。♪み〜ず〜に〜ただよう うきぐ〜さに〜。いつもこの作業で思い出す曲です。
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2017年07月07日

久しぶり野菜の花クイズ

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以前よくこのブログでやっていましたが、さてこれは何の野菜の花でしょう?実は私たちも全然気付かずにいたのでした。

なぜ気付かなかったのかというと、本来その畝にどの野菜を育てているかは当然わかっているはずですが、これは畝から外れた畑の縁に咲いていたのでした。なのでまさか育てている野菜ではないだろう、でも面白い花だから抜かないでおこうと思っていたのでした。

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答はこれ、ニンジンです。もともとニンジンを花を咲かせるまで育てたことはなかったので、その花を知りませんでした。しかし綺麗な花ですね。もったいないので、根付くかどうかわかりませんがその後埋め戻しました。
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2017年06月28日

育て方でここまで違うエダマメ

ここのところエダマメは直まきせず、セルトレーで苗を作ってから定植するようにしています。以前本で読んでその方が株の成長が抑えられて実がたくさんできることを知り、その後テレビで農家が同じようなことをやっていたので確信に至りました。

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それがこれ、確かに背は低く、小さいです。

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しかし既にこのように実を付けています。

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もう一つがこれ、今年は天候のせいかセルトレーでの育苗が芳しくなく、畝が余ってしまったので追加で種を買って直まきしたのがこの株です。品種が違うとは言え、いわゆるつるボケのような状況です。大きく育ってはいますが、果たしてこの先十分実を付けるやら。

育て方でここまで違うとは驚きでした。来年はまた慎重に、セルトレーでの育苗に集中したいと思います。
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2017年05月24日

デラシネなタマネギか?

堀内孝雄さんの曲に「デラシネ」というものがあります。意味は根なし草で、転じていつも居場所を転々とする人(主には男性)を指す言葉です。歌詞の中でも、「男たちはいつも二通り、群れなす羊と根のない草と」というサビがあります。ちなみに私は根なし草タイプですが、羊の肉は大好きです。

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翻って、あと1ヶ月くらいで収穫を迎えるタマネギです。何かおかしいと思いませんか?一つのマルチ穴に二株植え付けることは絶対ないのに、こうして育っています。しかしその隣のマルチ穴は空っぽ。もしかして隣の穴に移動したのか?まさにデラシネ。

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もう一ヶ所こうした現象がありました。繰り返しますが、種をまいたのではないので、二株を植えることは絶対にありません。

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ところが、今度は両隣とも空いていないのにこうして二株育っていました。デラシネでないことは明らかなようですが、それにしても訳がわかりません。以前はマルチ穴に直接種をまき、こうしてできたものを間引いて葉タマネギとして食べていました。しかし今回は違います。

懐かしい堀内孝雄さんの「デラシネ」、これも懐かしい「夜のヒットスタジオ」の映像です。

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2017年03月13日

今年のニンニクは順調

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以前は春腐病というのを知らずに全滅させてしまったこともあるニンニク、今年は今のところうまくいっています。トンネルがけと石垣に一番近い畝に植えたのが良かったようです。特にトンネルがけは効果絶大のようで、下の畑に植えたタマネギやニンニクは寒風吹きさらしの中であまり大きく育っていません。

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以前は高価なホワイト六片を大量に買ったわりにはうまく育たずに、とてももったいないことをしました。今年は開き直って、よくある小さくて安いものを大量に植えた結果がこれです。これで十分、最初は中国産だろうが何世代か育てれば大泉ニンニクになります。

今後トンネルがけで冬育てるのはニンニクのほか、タマネギ、ラッキョウ、ホウレンソウ、コマツナ、ハクサイ、サヴォイ、カーボロネロと多岐に渡る予定です。先日見た本ではカブやダイコンもこれで冬越せるとありましたが、さすがにこの地では難しいでしょう。
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2016年07月07日

何とかなりそうなジャガイモ

今年の春からの暖かさは異常なようで、周囲で聞く話でも様々な異変があるようです。私たちの畑でもこれまで経験したことのないようなことがいくつかあり、その一つのジャガイモは先日の植え付けが最後の望みでした。何とか芽が出たところ、

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今は一応こうなっています。ここまで来れば多分ある程度は大丈夫、隣の畑の方はすでに収穫して「今年は小さいよ」と言っていましたが、小さくてもこれだけの株があれば全体としてはそれなりの重量になります。もともとこのアンデスレッドという品種は芋が小さいものだそうで、まさか昨年のインカのめざめのように、種芋と同じような大きさということではないでしょう。

わが家では店をやっていることもあって基幹野菜というものがいくつかあります。タマネギ、ニンジン、セロリといった香味野菜はミネストローネに必須のほか、このジャガイモも応用範囲が広いので実に重宝します。以前は穫れすぎて困るほどだった年もありましたが、昨年は不作。よって今年はどうしても失敗できないわけです。
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2016年06月10日

熟す前に色付くミニトマト

トマトは赤のほかに、特にミニトマトには様々な色の品種があります。黄色やオレンジのほか、ピンクや白、紫、完熟しても緑など。しかしいずれにしても熟す前は同じ緑色で、それぞれの色になる前は区別が付きません。完熟しても緑のトマトでも、熟す前の緑と熟した後の緑では色が違います。

また、黒トマトというものもありますが、正直その色は黒っぽいという表現が適切かといった程度です。そう言えば紫トマトも今見頃のアジサイのようないわゆる紫色ではなく、黒がかった紫色の品種です。白にしても真っ白ではなく、オフホワイトといった感じです。

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ところが今回初めて作ってみた黒トマトはこのように真っ黒。しかもこれはまだ実が熟していない状態で、まだ未熟なものです。こんな品種は初めて見ました。では穫り頃はというと、やはり実の柔らかさということになります。しかしまるで炭を練り込んだようです(パスタなどでありますね)。

この品種はいつもの苗屋さんからご紹介いただいたものなのですが、実はその苗屋さんも育ててはいるもののまだ食べていないらしく、おいしいのかどうかはまったくわかりません。ミニトマトはいろいろな色のものを一緒に盛ると実に美しくて食欲をそそるものですが、さてこの真っ黒ミニトマトは果たしていかに。
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2016年05月15日

春ニンジンの間引き天ぷら

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昨年の夏まきニンジンはさんざんでしたが、今年の春まきは極めて順調です。発芽すればほとんど成功というニンジン、夏は暑さで水やりをすると「種が煮える」などという表現をします。その点で春の方が育てやすいと思います。

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間引いたものもとてもきれいなので、普段あまりしない天ぷらにしてみました。味はあまりしませんが、捨てるにはもったいない。もっとも、今は12羽の処理班もいますが。
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2016年05月05日

ローリエ数千枚切りました

ローリエはフランス語、ローレルはスペイン語、英語ではベイリーフ、日本語では月桂樹、苗を植えてから7年になり、どんどん大きくなっています。寒さに強く、冬も落葉しません。するとこの時期新芽が出てくるところ、昨年の葉が日光を遮ってよくありません。そこで昨年の葉をすべてハサミで切り落としました。

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その姿がこれ。何しろ毎年秋には大胆に剪定するものの、その後にもどんどん枝が生えてくるので年々葉の数が多くなってきています。今回も3日がかりで多分数千枚の葉を切り落としました。切り落とす葉が小さいので余計面倒なのですが、なぜ小さいかというと大きい葉は昨年秋に収穫して乾燥し、これも大量に保存してあるからです。

というわけで、もし乾燥させたローリエをご希望の方には喜んで差し上げます。店で使うとはいえ、毎年の収穫分を到底使い切れません。食料保存棚には在庫がわんさかです。ご遠慮なくどうぞ。
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2016年05月01日

ようやく山椒の花が咲いた

最初は苗を買ってきて育てのが実は葉山椒だったので、次に実山椒の苗をいただいてから何年か経ちます。しかしいっこうに実を付ける様子がなく、その前に花を咲かせません。間違いなく実山椒ではあるのですが、植えてある位置がテラスの近くなのでトゲでお客さんが怪我をするかもしれないということで、この度諦めて抜いてしまおうということになりました。

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しかし廃棄するにはもったいなく、移植に弱いと言われている山椒なのでダメもとで畑の隅に植えておきました。すると何と、枯れるどころか花を付けているではありませんか。移植によって生命の危機を感じ、子孫を残そうとしたのかもしれません。

あとはこの後めでたく実を付けるかです。もともとホアジャオが大好きなので、山椒は葉よりも実なのです。今のところは若芽をタケノコなどに合わせて食べています。次はいよいよ実。
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2016年01月16日

カーボロネロの新種か?

ちょうどこの前の日、深夜のニュース番組でヨーロッパ野菜が人気だという見出しがあったので、録画して見たところでした。一般には初めて見る珍しい野菜とされていましたが、どっこいこちとら知っているどころかその約半数は作っています。

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その一つ、カーボロネロ(黒キャベツ)ですが、一株だけどうも様子がおかしい。本来結球しないキャベツのはずですが、何だか中心が巻き始めています。新種の野菜とはこうしたものを選抜してできるのですよね。

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本来はこのように開いています。ちなみに上にかかっている赤いネットはヒヨドリ除けのため。餌が少ない冬場はこれを好んで食べに来ます。

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結球するのはこちら、サヴォイキャベツです。どちらも寒さに強く、加熱するとうま味が出ます。

ほかにテレビで紹介されていたのはプンタレッラやラディッキオなど。西洋料理店で使うこれらの野菜を地元(埼玉でした)で作っているのを紹介する内容で、これならわざわざ輸入ものを使うことはないという、飲食店にとっても差別化できる農家にとっても良い関係です。ここでもやればいいのになといつも思っています。
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2015年08月03日

加熱用トマトの地這い栽培

加熱用トマトの代表種であるサンマルツァーノは毎年、しかも一番多く作っています。理由は、私たちのトマトの食べ方がほとんど生ではなく加熱してソースなどにしているからです。よく缶詰になっている水煮トマトと同じ品種ですが、よくスーパーなどでは一缶100円を切った値段で売られていますよね。

そこで今年の作付けの前にひらめきました。円安なのに輸入もののトマト缶がこの値段、とすれば産地では通常トマト栽培でするような支柱を立てて誘引してわき芽をかくようなことはやっているはずはないという信念のもと(確証はどこにもありません)、今年は地這い栽培に挑戦しました。

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その様子がこれです。株元のわき芽だけはとり、あとは放任です。ネットは張ってませんが、ほとんどソバージュ栽培と同じです。もともと地這い品種ではないはずですが、強い強い。マルチに接した茎からはびっしりと根が出ています。

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当然実はこのようになります。収穫しにくいですが、緑の葉の中に赤なので見つけるのは容易です。これがエンドウだったりキュウリだったりオクラだったりすると、実が葉と同じ色なので見逃すことがよくあります。花芽をたくさん付けているせいか、例年より実が小さいです。

まだ収穫が始まったばかりですが、一つの特徴として今のところ尻腐れが一つもない。これは昨年トマト栽培のセミナーで聴いたもので、その仕組みは忘れましたがわき芽を摘むと尻腐れ防止になるという話そのままでした。確か何かの栄養素を消費する部分が多く必要だというようなことだったと思います。

このトマトを育てている畑は県道沿いの車通りが大変多いところ。もうこの時期になると時折渋滞しているので、畑の様子を見る人も多いことでしょう。よく交わされる会話として、あれは何の野菜だというものがありますが、このトマトについては?と思うでしょうね。
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2015年07月31日

何の野菜の株でしょう?

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おそらく農家さんでも実際に作ったことがないとわからないのではないかと思います。ようやく花が咲いてきたこの野菜、いったい何だかわかるでしょうか。花の後には当然実を付けます。しかし食べるのは実ではなくてその後の種です。はて?

答はゴマです。初めに購入した種はまさにゴマそのものでした。これを畑にまくとこれができるとは、考えてみれば野菜ってそういうものですが、不思議な感じがしました。ただ発芽率が悪く、マルチの穴に3粒ずつまいても一つも発芽しないものがいくつもありました。来年以降の課題です。

ゴマは以前から栽培に興味があったのですが、大豆以上にその収穫が大変だろうと思っていました。ところが本などによると茎ごと切って逆さにして乾燥させるだけ、あとは下の新聞紙などに落ちた粒を集めるだけとあり、これならやってみようかと思った次第です。

その収穫が面倒な大豆は結局今年も作っています。理由の一番は、鶏たちが大好きだということがわかったことです。もちろん料理にも使いますが、これが親バカというものなのでしょうかね。
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2015年07月28日

ソバージュ栽培途中経過

昨年大学の農学部で学んできたトマトのソバージュ栽培、早速実践しています。植え付け時はこんな感じだったのですが、今やこのようになっています。

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育て方の特徴は、第二花房までのわき芽はとり、その後は放任栽培です。なのでこのように、わき芽伸び放題になっています。この時期になると実を付けるので先端が重くなり、枝が垂れ下がってきます。なのでそれをまとめて起こすために、ハウスバンドと呼ばれるビニールハウスで使われる幅広のバンドで縛っています。

昨年の説明にあったように、やはり主枝を早めにうまく誘引することが肝要のようです。今回は第一花房の実が思い切りマルチにくっついてしまいました。あと、これをうまくやらないと第二花房より上のわき芽もかなり垂れ下がってきてしまいます。

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それでもわき芽かきをしないので、枝の数は通常の栽培方法よりべらぼうに多いです。当然このように花の数もべらぼうに多いです。しかしこれがすべて実になると思うと頼もしい限りです。数年前に育てたイルディという黄色いミニトマトのことを思い出します。これは大変な収穫量でした。

ソバージュ栽培を教えてもらった大学のセミナーには今年も参加します。そのご報告はまた後日。
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2015年06月15日

今さら間引けるかっ

ウリ科はこれまで何度も苗づくりをしましたが、結論として直まきに限るということになりました。なので今年もキュウリ、カボチャ、ズッキーニ、スイカを直まきしました。キュウリはいつもの四葉(スーヨーと読みます)といただいたピクルス用のミニキュウリ(外国産らしいです)。

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その四葉ですが、たいていどの野菜も何粒か種をまいてその後間引きせよと、そのタイミングは本葉が二、三枚の頃だとあります。なので本葉が二、三枚の頃になるまで待っていたところ、こんなに大きくなってしまいました。これだと根も相当張っているので、どちらか一つを抜くと残りの一つにダメージがありそうです。

もとよりトウモロコシなどの間引きではそうした残りの株の根を傷めることから、間引きの際は茎をハサミで切るなどという方法もありますが、ここまで双方立派に育ってしまうとそれもためらわれます。まさにこの状態で間引けってかといった感じです。

実は昨年下の畑では地這いキュウリをこうして間引かずに育てたところ、どちらも貧弱にならずにそこそこ収穫できました。なので今年も下の畑ではキュウリやスイカは間引かずにそのまま育てています。ウリ科は強いってことでしょうかね。
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2015年06月10日

親ネギの後に子ネギができる

サトイモは親イモの周りに子イモができます。ジャガイモも種イモの上にイモができます。ヤマイモは種イモの下にイモができます。いずれもイモ類です。

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これはズッキーニのコンパニオンプランツ、今回は九条ネギです。左上に横たわっているのがもともと植えたネギ、その根元から新たにネギが生えています。さながら親ネギの後に子ネギができたといった感じです。もうこうなれば親ネギの役目は終わり、カットしても構いません。

キュウリ、ズッキーニ、カボチャ、スイカとウリ科にはすべてこうしていますが、周りからは不思議がられているようです。この九条ネギは毎年たくさん分けつして、冬場には食用として重宝します。ウリ科の野菜も病気になりません。
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2015年06月09日

サツマイモ活着100%

活着という農業用語があります。苗などを植え付けてその後しっかり根を張ることを指します。種をまく野菜には使われない表現です。活着したかどうかは、地上の葉などの様子を見ればわかります。

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サツマイモが良い例で、苗というか蔓、茎のようなものですが、これを買ってきて植え付けます。何しろトマトやキュウリのような苗と違い、まだ根が出ていないのでその活着が特に問題になるわけです。今年は苗が良かったせいか、活着100%となりました。これは今どうやら人気になっているらしい紅はるか。

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こちらは安納芋。ジャガイモもそうですが、品種によってずいぶん葉の様子が違います。

サツマイモはよく全国で幼稚園児が植え付けたりしていますが、活着が済めばもう成功が保証されたようなものです。あとは放ったらかし、蔓返しはしたりしなかったりということで、今年のサツマイモはもうこれで気をもむことはないでしょう。逆に、定植しても気をもむ野菜があるということです。
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2015年04月21日

復活のアーティチョーク

昨年アーティチョークの種をまき、株を育てていました。収穫は今年という目論見で、冬を越したのでした。ところがすべての葉が見事に枯れてしまい、その付け根は完全に腐っています。やはりこの地では寒すぎたかと諦めていたところ、

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このように見事に復活しました。これ、すべてわき芽です。しかし、新しい芽が育ったかと思うとまた冬に枯れてしまい、毎年一からやり直しということになりかねないでしょうか。それとも、このわき芽で収穫できるまで育つのでしょうか。

乞うご期待。
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2014年10月07日

同じ日に種をまいたのに

秋野菜の代表の一つはカブとダイコンです。ここは冷涼地なので種のまき時を間違えると十分に育ちません。そこで毎年慎重にまき時を見極めて実行するのですが、今年は少し変なことに。

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9月上旬にまいた赤カブが、もうこんなに大きくなっています。

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別の畝はまだこんな感じです。

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まいてからまだ1ヶ月あまり、実もこんなに大きくなっています。今までのスケジュール感ではとても考えられません。

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別の畝はまだこんな感じで、これが通常の生長具合です。種まきから2ヶ月で収穫というのが標準ですから。

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これはダイコンでも同じ事が起こっています。上記の大きい赤カブの畝ではすでにこんなに育っています。

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ところが別の畝ではまだこんな感じ。この違いは一体何なのでしょう。

いずれも同じ日に種をまいたのにこのような違いが現れています。農業は科学であるという認識はあるのですが、変数が多すぎて何が原因かはよくわかりません。この辺のことを研究するのが学者などの専門家の仕事なのでしょうね。
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2014年09月15日

間引き菜の食べ方

ここは一応高冷地、寒冷地に分類されるところなので(種袋によって微妙に表現は違います)、毎年秋冬野菜はそのまき時、植え時が遅れないように神経を使います。これまで何度も遅くになって失敗しているので、今年はかなり前から計画的に考えていました。

その秋冬野菜とは、キャベツ、ブロッコリー、カリフラワー、カブ、ダイコン、ハクサイ、シュンギク、ホウレンソウ、コマツナといったところです。このうち種を直まきするのはカブ、ダイコン、シュンギク、ホウレンソウ、コマツナであとはポットから育苗して定植をしています。

その直まきをする野菜については、当然複数種をまいて間引きをし、一本立ちにします。その間引き作業がこの頃で、農家ではそのまま捨てるかと思いますが、家庭菜園レベルではこれももったいないということで、何とか食べるようにしています。

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一般にシュンギクやホウレンソウなどは茹でて食べることが多いですが、間引き菜を茹でてしまうとほんのちょっとのボリュームになってしまいます。そこで今回は様々な間引き菜をミックスしたサラダとして、生で食べることにしました。これが大正解、まだ小さいので葉は柔らかく、食べ応えもあって十分いけます。

ずいぶん前に東京のフランス料理店「カムシャングリッペ」でこのような緑のサラダを食べたこともあり、また最近テレビにもよく出るようになった蓼科の「エスポワール」の藤木シェフの食イベントでも、このような感じのサラダを食べたことがあります。地元の人にとってはどうってことのない皿も、都会の人には多分受けるのだろうという一例です。

いずれにしても、この間引き菜の食べ方は新しい発見でした。今後継続して食してみます。
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2014年07月25日

朝一番の誘引は気を付けよう

おそらくトマトは一番手のかかる野菜で、定植から収穫が終わるまで継続してかかる作業は、わき芽とりと誘引です。サンマルツァーノの誘引はそれほどでもありませんが、中玉とミニトマトはしょっちゅうです。そのために今回は工夫してネットを張り、これに這わせることで誘引の手間を省こうという寸法です。

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ところがこのネットの這わせる作業、紐をかけて結ぶよりだいぶ楽なのはいいのですが、うっかり朝一番でやるとこのようにポッキリ折れてしまいます。最初は前日のお酒が残っていて手元が狂ったのかなと思いましたが、力加減はそう変わらないはずです。同じようにデリケートに扱ったのですが。

よく考えてみると、朝は実と同様葉や茎の水分量も最大のはずで、いつもはしなる茎が朝は張りがあるのでポッキリいってしまったようです。これからはよくよくこうした作業の時間帯を考えて行いたいと思いました。幸いすぐそばから大きなわき芽が出ていたので、これに期待することにします。
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2014年06月18日

完全に追い付いたズッキーニ

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これは4月上旬にポットに種をまいて育苗し、5月上旬に定植したズッキーニです。。

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そしてこれはその定植と同じ日に直まきしたズッキーニです。1ヶ月も違うのに完全に追い付きました。むしろ、直まきの方が株が元気なようです。

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これはキュウリでも同じことが言え、これは5月上旬にポットまきして育苗、定植したもの。

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そしてこれは同じ日に直まきしたものの、発芽が大幅に遅れて10日くらい差を付けられたものです。これも完全に追い付き、葉の色も優れています。

実はこうした現象は以前にも経験したのですが、改めてやはりウリ科は直まきの方が良いようです。これは今年のスイカでも同様で、カボチャは強いのであまり変わらないかもしれませんがそれでも多分直まきの方がいいでしょう。

それに比べてアブラナ科は育苗が大成功しています。現在キャベツやスティックセニョールはすこぶる生育が良いです。ナス科はもともと育苗しないと話にならないなど、科によって向き不向きがあるのかもしれません。

わかってはいてもついつい早く食べたいということで育苗してしまいましたが、これを踏まえて来年は絶対に直まきにしようと決めました。
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2014年06月17日

もうトウモロコシの出穂

農業用語というのでしょうか、普段あまり使わない言葉がいろいろとあります。播種(はしゅ)は種をまくことを言い、出穂(しゅっすい)とは穂が出ることを言います。その出穂が早くもトウモロコシでありました。

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今年はもともと甲府などの例に倣ってビニールトンネルで早くに種をまいたのでした。もちろん早くにトウモロコシを食べたいがためです。それが奏功して、このようになりました。早くもわが家では2号さんと呼んでいるヤングコーンも収穫できています。

周りの畑を見てみても、今どきこのように大きくなっているトウモロコシはありません。ちょっとした優越感ですが、果たして味の方はいかに。以前こうして早穫りしたトウモロコシをスーパーで買ってみたところ、その味に幻滅したこともありますからね。
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2014年06月07日

二年目のパセリの特徴

パセリは二年草なので、冬に地上部が枯れても翌年また出てきます。が、その生え方が一年目とは違います。

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それがこれ、この時期に早くもとう立ちをし、花を付けようとしています。これは子孫を残すことを優先しているためと思われ、ほかの野菜でも生命の危機を感じるとしばしば見られる現象です。こうなると葉は硬くて食べられませんから、太く育った茎の方をブーケガルニとして使います。むしろパセリの真骨頂はこちらの用途だと思っています。

なので二年草といえども毎年苗づくりをしています。もう少ししたら植え付けで、収穫の最盛期は盛夏から秋にかけてとなります。
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2014年06月06日

ミョウガは壁際がお好き

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例年に比べると出てくるのが早いかなと思うミョウガ、今年はちょっと異変です。地下茎で増えるので毎年広がっていくのはわかるのですが、写真の奥側、壁際に数多く出てきています。ちょうど基礎部分に沿うように、そしてそちらの方が生長が良いのです。

よく石垣イチゴなどといって保温力のある石の効果がありますが(わが家でも実践していますが)、それと同じなのでしょうか。基礎の周りは暖かいのか、何か好んでその周りに寄っていったように見えます。

ちょうどこのミョウガが出てき始めた頃、テレビでミョウガだけの特集をやっていました。以前にもトライして諦めたのでまたやってみようかなと思って見ましたが、ほんのわずかな光の侵入さえもNGということでこれはとても無理だということになりました。

ちなみに写真で花が咲いているのはギョウジャニンニクです。特に右側のものは見たことがないくらいバカでかくなりました。
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2014年05月08日

花の観賞は野菜で十分

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一般に菜の花と呼ばれますが、アブラナ科の花はどれもよく似て区別が付きません。これはスティックセニョールの菜の花です。ブロッコリーは花蕾の塊ですから、その一つ一つが咲くと当然このようになります。

家庭菜園やもちろんプロの農家でも、作るものは野菜と花とがあります。ところが私たちは(少なくとも私は)花の方にはほとんど興味がなく、花ならばこうした野菜の花で十分楽しめます。

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これはイチゴの花です。イチゴはやはりバラ科だなぁとこういう時に思います。トマトとナスとジャガイモの花はよく見れば似ています。野菜の科は花を見ればわかりそうですね。

スティックセニョールの花には毎日お向かいからニホンミツバチが来ています。実にかわいいものです。
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2014年04月25日

こんな低い位置に豆の花が

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今年は2種類のエンドウ豆を育てていますが、そのうちの一つが早くも花を咲かせました。しかもこんなに地面に近い低い位置にです。最初は何かの見間違いかと思いました。

エンドウにはつるありとつるなしとがありますが、よく考えてみればこれはつるなしの品種の方、背丈は80cmほどということなので、当然こうして早くから花を咲かせ実を付けるわけですね。でも改めて考えてみると、背丈が低いということは花も少なく、収量も少ないということになるのでしょうか。

つるなしと言っても一応ネットは立ててあります。先日追加用に買った種がことのほか数が多く、説明によると25cm間隔にまかなければいけないところを15cm間隔にまいてしまっています。これではたとえ一株当たりの収量が少なくてもたっぷりの収穫が望めそうです。
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2014年04月13日

寒さに強いは信用できない

エンドウやソラマメはいつも秋まきか春まきか悩ましいところです。今回は秋まきで冬を越してみたのですが、品種でその耐性がかなり違います。

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こちらはわりと順調に育っていますが、

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こちらはこの通り、ほとんど枯れてしまいました。慌てて追加で種を購入し、春まきしたところです。

しかしこの枯れた品種は、その袋に「寒さに強い」とあります。こういうのはたいてい関東南部を基準として書かれているはずなので、全然信用できません。寒さのレベルが違うのですよね。

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どういう訳だかここのところヒヨドリがこのエンドウの葉を食べに来るので、こうして鳥除けテープを張りました。つるを誘引するキュウリネットは網目が粗すぎて、それだけでは効果ないようです。
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2014年04月12日

枯れても頑張るトウモロコシ

先日早くも種をまいたトウモロコシですが、その後芽を出してからこの日で合計5回の氷点下という憂き目に遭いました。中にはマイナス3度にまでなった日もあり、さすがに小さな葉が枯れてしまいました。

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それで耐性が付いたかどうかわかりませんが、その後こうして何とか頑張ってます。枯れた葉は早々に置いて、次の葉がどんどん出てきている様子です。根までやられなければどの植物でもこうなるのでしょうね。実に頼もしい限りです。

もちろんこの初期のダメージが最終的にどう影響するのかは不明です。いずれにしても、トウモロコシはこれだけでは終わらず、第二波が控えていますので余裕です。いよいよ畑が忙しくなってくる時期です。
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2013年11月15日

ホウレンソウに縁がない

野菜づくりを始めて6年目、毎年野菜によって出来不出来はありますが、だいたいどの野菜もそこそこできるようになってきました。そのような中で、どうも縁がないのでしょうか、ホウレンソウだけは毎年満足な収穫が得られません。

今年も寒くなる前にと思って早めにまいた種が、虫による食害もありますがことごとく苗が育ちませんでした。周りを見ても、決して種まきが早すぎたということはありません。また、よく本などに書いてある酸性土壌に弱いから苦土石灰をたくさんといったレベル以前の問題です。

品種もおいしいものをと選び、昨年から寒味というちぢみ型のものを作っているのですが、寒さで縮むという特性から晩生なのでしょうか、もっと早くに種をまかないといけないのかもしれません(ちなみに今年は9月23日)。

ということで、冬の定番、牡蠣のクリームパスタが大好きな私にとっては、そのパートナーであるホウレンソウがないことが一定のストレスになっています(もちろん買えばいいのですが意地でも買いません)。今までいろいろな野菜についてじっくりと情報収集をしたりして研究してうまくいっている経緯がありますので、今後は年間の作付計画では思い切り脇役であるホウレンソウについても真面目に取り組みたいと思います。
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2013年10月08日

まるで新品種のダイコン

都会ではミニ野菜というのが人気のようで、ハクサイやカリフラワーなど通常だと一人では食べきれないボリュームになる野菜の小さい新品種があります。到底それらを作ろうとは思いませんが、期せずして今回ミニダイコンの収穫となりました。

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ダイコンでもミニ版はありますが、これは本来大きくなる品種、そう遅すぎた間引き菜(実?)です。毎年これを繰り返してしまうのは、同じ日に種をまいたカブの方が先に育ってしまい、その間引き菜を食べるのに精一杯でダイコンの間引きが後回しになってしまうのです。

ダイコンと言えばこの季節サンマに大根おろしという定番の組み合わせがありますが、本来これらの季節は合いません。もちろん夏の終わり頃からスーパーではダイコンが出回っていますが、見るからにおいしそうではありません。ダイコンの収穫期はいつも11月下旬頃、もうサンマは終わっています。

この前の日もサンマを食べましたが、おそらく今シーズン最後でしょうね。それにしても暖かすぎるこの秋です。
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2013年08月31日

出すぎた杭は打たれない

以前からよく言われていることに、会社において新入社員に対して先輩社員が送る言葉、「出る杭は打たれる、しかし出すぎた杭は打たれない」というものがあります。中途半端な自己主張はすぐに否定されるが、筋の通った正論は逆に採用されるといった意味合い、あるいはずば抜けてデキる奴は何をやっても許されるというような意味合いで使われていると思います。

ここのところいろいろと忙しく、トマトの生長のピーク時と重なってしまいました。2,3日に一度はやらないといけないわき芽かきや誘引、そしてこの時期は摘葉(下葉かきのことです)がおろそかになっており、この日久しぶりに急いで取り組みました。誘引や摘葉はある程度待ってくれますが、待ってくれないのがわき芽かきです。

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小さいうちなら当然摘むのですが、ここまで大きくなって花を付けているとどうも取る気になれません。これが大玉なら別ですが生育旺盛なミニトマトのこと、きっとここにも立派な実を付けるのだろうなと思うと放っておこうという気になります。つまり出すぎた杭は打たれないのです。

大玉はそうはいきません。明らかに栄養が分散して大玉が小玉になってしまうので、いくら大きくなったわき芽でも摘みとります。摘葉も容赦ありません。下3枚の葉が上の実の栄養を作ると言われるので、収穫し終わった実の下はもちろん、まだ実が付いている下の葉でも枯れてくればどんどん摘みとります。農家のハウスの映像を見ると、いいのかな?というくらい綺麗さっぱりに葉がなくなっています。

ところで会社の新入社員の話ですが、私たちの時代と違って今の先輩社員(新入社員より一世代上)は結構シビアな会社生活をずっと送ってきているということを聞きます。なので冒頭の新入社員に対するアドバイスも、「出る杭は打たれる、しかし出すぎた杭はもっと打たれる」というものに変わってきているようです。
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2013年08月27日

ナスの更新剪定はしない

ナスの栽培ではよく更新剪定というものが本に書いてあります。しかしそうした本は関東南部(つまりは東京)を基準としたもので、秋に向けて7月下旬に更新剪定せよということです。しかしここは避暑地であり高冷地、7月下旬とはようやく実が収穫され始めた時期で、とても枝をバッサリ切ったり根っこにシャベルを入れたりするなどできるわけありません。以前教科書通りに試しましたが、この地では早い秋には間に合いませんでした。

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なので何もしなくても、こうして夏の暑さに衰えることなく元気に育っています。特に最近のまとまった雨で、一時いつもの半身萎凋病にかかりそうになっていたところ、見事に復活してまだまだ実を付けています。ここに来てようやくその収穫のペースも落ちてきたところですが、株や花を見る限りまだ当分穫れそうです。

その土地で農業をするには地元の農家なり農業学校なりに教えてもらうのが一番でしょうが、私たちは完全に独学です。少々遠回りかもしれませんが、こうして毎年一番良いと思われる栽培方法を発見していくわけです。ほかの野菜もまだまだ、これからもチャレンジは続きます。
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2013年07月31日

花房の若返りという現象

トマトはこれまで何十種類と作ってきましたが、加熱用のサンマルツァーノ種はいつもその生育が旺盛で、まあ言ってみればお行儀の悪い育ち方をします。それに比べて大手種苗会社のF1品種はお行儀の良いこと。茂りすぎず、粒が揃い、病気にも強い。

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さてそのサンマルツァーノ種(ルンゴもあります)で毎年出る現象がこれ。花が咲き、実がなるのですが、その先がさらに伸びてまた花が咲き、実がなります。わき芽はこまめにとっていますが、これは主枝から出たものなので今まで放っておきました。

ところが調べてみるとこれは「花房の若返り」という現象だそうで、放っておいても良いことは何もないらしいです。実際、先に付く実は小さいし、下の方がどんどん茂ってきて風通しも悪くなります。栄養が分散するという意味ではわき芽と同じ扱いでよいらしく、この日まとめて摘み取りました。

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そしてこれも毎年のように出る現象がこれ、上部で二股に分かれるのです。どちらが本芽でどちらがわき芽だかわからず、ここまで来たら諦めて二本仕立てしすることにしています。この現象は一部のミニトマトでも見られます。

花房の若返りの原因は過剰な肥料ということですが、もともとスパルタ農法であるわが家の菜園では考えにくい理由です。それでも毎年サンマルツァーノ種だけに現れるということは、相当生命力が強いのでしょう。来年はほとんど無肥料で育ててみようと思います。
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2013年07月25日

空中カボチャ、突如姿を現す

カボチャの空中栽培はちょうど道路沿いにアーチ支柱を立てています。作っている本人はもちろんその生長の過程がわかっていますが、通りがかりの人はあたかも突如空中カボチャが現れたように思うかもしれません。

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下の葉が結構うどんこ病にやられていたので、この日思い切って切り取りました。するとこのようにすっきり、カボチャの実がかなり目立つようになりました。小玉の栗坊という品種で、空中栽培にはもってこいです。

この空中栽培、かなり良いです。スペースの有効利用もありますが、もう一つ、病気対策です。今年はスイカが梅雨時の泥はねで結構病気にかかってしまい、一応実は付いていますがこの先も心配です。周りを見れば広いスペースに大きく藁を敷いていますが、小さい畑ではそれもできません。来年はカボチャとスイカのダブル空中栽培とします。

この突然現れた空中カボチャの様子で、川中島の戦いでの車懸りの陣を思い出しました。最大の激戦だった4回目の戦いの際、謙信方が採った戦法です(信玄方のキツツキ戦法が失敗した時です)。濃霧の中いつどこで敵に遭遇するかわからない状況で有効とされた策です。霧が晴れたらいつの間にか信玄の本陣近くに敵が来ていたというサプライズ、空中カボチャの出現になぞらえてみました。大げさですかね。
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2013年07月11日

ワイルドルッコラの弱点見っけ

この春先は大変なことになっていたワイルドルッコラ、刈っても刈ってもどんどん出てきて、たまに食べたりしましたがほとんど雑草扱いでした。それがここのところ様子が少しおかしいです。

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これは前回刈ってからずいぶんと日が経った様子ですが、その育ちが明らかに遅くなっています。発見、ワイルドルッコラの弱点は暑さのようです。以前はレモンバームが夏に枯れ、その後復活したこともありましたが、いずれも涼しいところを好むようです。まあ今は食べる野菜がほかにあるので、この程度に抑えていてもらってちょうど良いくらいです。

このワイルドルッコラはいったん植えればどんどん増えていくはずなのですが、苗屋さん曰く「毎年苗を買っていく人がいる」ということです。ここよりも暑い地域で夏にやられてしまっているのかもしれませんね。
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2013年07月10日

計画と非計画の空中栽培

消費者の購買行動には計画購買と非計画購買とがあり、多数の商品を揃えているスーパーマーケットなどでは計画購買を漏れなく、非計画購買を促す商品陳列や販促活動を行うのが当たり前となっています。買い忘れを防止するために関連商品を陳列するとか、買おうと思っていなかった商品を買ってもらうためのタイムセールスなどが常套手段ですね。

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今年は初めてカボチャの空中栽培をやってみました。このように大きめのアーチ支柱にネットを張り、ツルを這わせています。カボチャはもともと生育が旺盛で、今のところ計画通り順調に育っています。

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早くもこのように実ができており、まさに空中にぶら下がるようになっています。まあこれらは予定通りなのですが・・・。

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こちらは非計画の空中栽培です。アーチ支柱の足元に植えきれなかったカボチャの苗をその周辺に植えたところ、グングン育ってこのようにツツジの株を超えてどんどん伸び、このままでは同じように空中に実を付けそうです。

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一方ではこのように、コリアンダーの株をもろともせず乗り越えています(この後このコリアンダーの株は撤去しました)。毎年のことですが、本当にこのカボチャの生命力は大したものです。基本的に広い土地がないと効率が悪くて作っていられません(いずれもわが家では畑ではなくその周りのスペースで作っています)。

今年作っているのは栗坊という空中栽培に適した小玉の品種ですが、このほかに昨年作ったすくなカボチャの種がところどころ落ちていたようで、その株も大きく育ってしまっています。カボチャ、スイカ、サツマイモが場所をとる三大野菜でしょうか、その意味では横よりも縦の空間を活かすことを考えるべきで、来年はスイカも空中栽培にしようかと思っています。

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2013年07月06日

今年の桑の実はでかい!

桑の木というのは生長が旺盛で、この地域でも宅地を開発する際にその根っこで難儀したという話も聞きました。私たちの敷地にも小さな桑の木があり(植えたのですが)、2年前にミニログを建てる際に倉庫前に移植しました。その後も毎年枝を大きく伸ばすので、かなり大胆に剪定しています。その結果がこれ。

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どの木も剪定は通常冬場にするようですが、今回は葉が茂り実を付け始めた春にしたところ、結果的に摘果の効果と同じになったようです。明らかにこれまでのより実が大きくなっています。例年これはシロップ漬けにして今はそれを自家製の米パンを作るときに使っていますが、これだと見た目からしてそのまま食べたくなります。

桑の実は子供の頃学校の帰りに木登りをしておやつ代わりに食べた記憶があります。手を真っ黒にして帰って怒られたものでした。おそらく私たちの世代がこうした体験の最後ではないかと思っています。
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2013年07月01日

なぜか背が低いトウモロコシ

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今年は春から初夏にかけての野菜の生育がどうもおかしいようです。その一つ、トウモロコシの苗がこんなに低いのにもう穂を付けています。写真ではわかりづらいかもしれませんが、例年頭の高さが今年は腰の高さです。これは周りの畑でも同じような現象が見られ、どうも私たちだけの失敗(?)ではなさそうです。

同じような話がジャガイモでもありました。もう一つの畑で育てているジャガイモが今年はなぜか葉の育ちが小さく、ご近所さんからも「小さいねぇ」と言われるほどでした。しかしいくつかのお知り合いの方に聞けば、皆今年は小さいとのことでした。これも今年の気候が影響しているのでしょうか(とは言っても大きく育っているほかの畑もありますが)。

株が小さくても実が大きければ文句はないのですが、果たしてどうなるでしょう。幸いというか、今年はトウモロコシを例年2列のところ3列作っているので、株数は例年の1.5倍です。収量が変わらなければそれでよしということになるでしょうが、それにしてもその原因がわからなければちょっと気持ち悪いところです。すべてはお天道様のせいということで楽観的に済ませる手もありますけれどね。
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2013年06月11日

ナスのウソ泣きに騙されない

ここのところ異常な小雨で、水大好きのナスにとっては過酷な条件かもしれません。先日定植した苗はもちろんその直後にたっぷり水やりをしたのに、その翌日私が仕事で東京に行っている間にしおれてしまったそうです。慌てた妻がすぐに水やりをして元気に戻ったということでした。

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しかし定植初期にあまり水やりをすると根が深く伸びず、結局全体の生育に影響するそうです。このことをいつもの苗屋さんからこの日聞いたのですが、同じことは自宅にある専門書にも載っていました。そこで、この日はこのようにしおれていても心を鬼にして(大げさですが)放っておきました。案の定、夕方にはシャキッと直っていました。

これはまるで、親に構ってほしくてウソ泣きをしている子供のようです。こちらはすっかりお見通し、その姿には騙されないぞといったところです。ライオンは子供を崖から落として強く育てるという、本当かどうかわからないよく聞く話がありますが、永田農法や奇跡のリンゴにも相通ずるものがあります。

難しいのは本当に枯れる寸前という飢餓状態との区別です。スパルタ農法でも枯れてしまっては元も子もありませんから、時々は気にかけてあげないといけないかもしれません。それにしても乾燥に強いトマトはたくましい、隣の畝でこの乾燥状態でも生き生きと育っています。わき芽とりと誘因で手間のかかる野菜ですが、頼もしいですね。
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2013年06月08日

久しぶり野菜の花クイズ

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さてこの花は何でしょう。野菜というよりハーブですが。

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正解はコリアンダーです。何年か前に種をまいたのが完全に自生化していて、年々その数とともにたくましくなってきているようです。この種がまた落ち、毎年春と秋の2回収穫できます。

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ちょうどこの位置が道を挟んで養蜂をしているお向かいさんなので、こうしてニホンミツバチがけなげに蜜を集めに来ています。共存共栄、今年も野菜の受粉よろしくお願いします。
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2013年06月01日

生きていたレモンとキンカン

この冬は異常に寒かったので、もうすっかり諦めていました、レモンとキンカン。無謀にもこうした暖かい地域で育つ柑橘系を、いくら保温効果のある石垣のそばとはいえ地植えして冬を越したのです。やはりこの地の冬は堪えたか、見た目はすっかり立ち枯れの状態でした。

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ところがです。最近このように下の方から新しい芽が出てきているではありませんか。どっこい生きていました。これはレモンの方。

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隣のキンカンも同様です。今年の冬が来る前にはある程度枝や葉を付けていることでしょう。問題はその後です。

二年連続で厳しい冬となったのでよもやとは思いますが、この厳しい環境で生態を順応させ、何とか生き延びてあわよくば念願の国産無農薬レモンの収穫といきたいところです。
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2013年05月06日

まさかのミニミニカリフラワー

今年は2月までが寒く、3月が暖かく、4月が寒いということになっています。それも極端に。特に先日までの寒さは記憶にないくらいで、その際にやられてしまったカリフラワーが期待通り復活してきました。が・・・、

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まさかまさかの事態です。実は先日のレタスを見回ったときにも何となくその兆しが見えていたのですが、嫌なことは考えないようにと気付かないふりをしていたのでした。冗談で言っていたミニ野菜、それもミニミニ野菜ができそうです。

この大きさなら「カリフラワー1個丸ごと食べました」などという表現も簡単です。それにしても家庭菜園だから笑える話ですが、農家だったら大変でしょう。もっとも、農家だったらこんな失敗はしないと思いますが。

いずれにしても、そのうちテレビなどで「この春の低温により野菜が高値です」などという報道がなされるのではないかと思っています。
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2013年05月02日

もう丸まりますかっ

今年の春は例年になく寒く、暖かさで出てきた芽が軒並みやられています。ジャガイモを早植えした方などは大変だったでしょう。うちの畑ではアスパラガスが顔を出したまま凍ったようで、そのまま成長が止まっている芽がいくつもあります。

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すでに定植した野菜も生育が遅く、その見回りの中でおやっと思うものがありました。このレタスですが、こんなに小さいのにもう中で葉が巻いています。キャベツもハクサイもレタスも、結球する野菜はそれまでの外葉を多く大きく生長させてから葉が巻くものだと理解しています。おいおい、早すぎるんじゃないかと呼びかけてしまいました。

ほかにはエンダイブ、キャベツ、スティックセニョールなどが植わっていますが、どうなることでしょう。今流行りのミニ野菜に軒並みならないことを願っています。
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2013年04月23日

カリフラワー、枯れる

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ここのところ低温が続いているので、すでに定植した苗にはベタがけをしています。家の中からかすかに中の様子が見えるのですが、いくつかの株が明らかにおかしな色をしています。開けてみるとこの通り、カリフラワーが枯れていました。ほかの野菜はこれほどのダメージではなかったので、特に寒さに弱いのでしょうね。

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ただ新芽のところは辛うじて緑が残っているので、これから復活する可能性がないわけではありません。

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先日おいしくいただいた山ウドもこの通り、すっかりやられています。何日か前のこの時期にしては異常低温、アメダスではマイナス3度ほどになった日の影響だろうと思われます。移住してこの山ウドを見るのは6回目の春となりますが、こんなのは初めてです。

この時期の低温は気象用語で「静かな災害」と呼ばれているそうで、一晩にして農作物に大きな被害をもたらすわけです。私たちの畑では断片的な現象ながら、よくわかりますね。
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2013年04月22日

スティックセニョールの花束

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よく「ブロッコリーは花蕾を食べます」などと表現されますが、それをよく表す光景となりました。これは昨秋に植えたスティックセニョールで、まだこの畝は使う予定はないからどうなるだろうと放っておいたところ、一つ一つのつぼみからこうしてアブラナ科特有の黄色い花が咲きました。まるで花束のようです。

コマツナは菜の花を食べていますが、これは食べません。いつも来るヒヨドリは、やはり同じく放っておいたカリフラワーの葉を毎日せっせと食べに来ています。アブラナ科の野菜は葉を食べるものも多いので、やはりおいしいのでしょうかね。

思えば以前ルッコラでも同じようなことがありました。花と言えば野菜の花という私たち、純粋な花き栽倍はまずしません。これで十分です。
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2013年03月29日

文字通りのワイルドルッコラ

ワイルドルッコラというのは通称でしょうか、ルーコラセルバチカが大変なことになっています。もともとは確か一株だったはずが種があちらこちらに飛んだようで、そのそれぞれがしっかりと育ってこの寒い春でもほかの野菜に先がけてもう食べられる状態にまで育っています。

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これはテラスの基礎の周りですが、こんなところに植えた覚えは当然ありません。一見雑草のように見えますが、味はちゃんとしたルッコラ、しかも一般のものよりも濃いです。愛知万博のモリゾーのようで、知らなければとても食べられるとは思わないでしょうね。野菜の少ないこの時期、サラダに重宝しています。

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もう一つ同じようにワイルドなのがこのコリアンダー。シャンツァイともパクチーとも呼ばれますが、その味は少しでも強烈です。見た目入っているとは気付かないくらいの量でも、食べてみると明らかに「これ入ってるでしょ」といった存在感です。これも植えた覚えのないテラスの下でこうして元気に育っています。

しかしワイルドルッコラとはよく言ったもので、まさに「ワイルドだろ?」でしょうか。ちなみにこの芸人さんもこのフレーズも、昨年の流行語大賞の発表で初めて知ったという芸能ネタの疎さです。いまだにAKB48の各人の区別が付きません(それ以前にどの子がAKB48かもわからない)。
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2013年02月28日

アロエの日光浴

ようやく永らく続いた真冬の寒さが一区切りしたようです。週間予報では日曜日からまた冷え込むようですが、これからは一進一退で確実に暖かくなっていくはずです。もう夏野菜の苗についても打ち合わせを終えましたしね。

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そこでこの日はポカポカ陽気の中、これまで室内に置いておいたアロエの日光浴です。最高気温は6度ほどですが、それでも陽が差して風がないとかなり暖かく感じます。実はこの界隈でこれだけアロエを育てている家はないだろうという自負があるのですが、これまで何度となく暖かい妻の実家である沼津から持ち帰ったアロエの株を寒さで枯らしてしまいました。今は夏は露地植え、冬の前に鉢上げをして、こんなに元気に育つようになりました。

キダチアロエは火傷に、アロエベラは食用にと用途があるようですが、最近は健康食品や化粧品にも使われているようです。製品作りとマーケティングがその肝であるのですが、やろうと思えばわが家でも同じ効用を享受できるという環境にはあります。

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この時期でもすでに苗づくりをしています。昨年までの教訓で畑に定植するのは4月上旬と定め、それに合わせて今年はスティックセニョール、レタス、エンダイブの苗を全部で70株ほど、もう少ししたら鉢上げです。

例年八ヶ岳おろしで乾いた畑の土が巻き上げられる中、今年は雪が多くていまだに畑はベチョベチョです。この日もハクサイの収穫に靴をドロドロにするなど、もう雪や雨は結構です。この寒さの合間を縫って出てき始めた雑草をずいぶん前に抜いたのですが、それも乾かず燃やせず、残さ置き場では新たな地を得たとばかりに青々と育っています。
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2012年10月24日

大きすぎるコマツナの葉

コマツナ自体はあまり好んで食べないので作ったり作らなかったりですが、昨年その葉を食べるのを諦めて越冬したコマツナが花を咲かせ、この春に食べた菜の花がおいしかったこと。そのため今回は来春の菜の花のために種をまいたコマツナでした。

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ところがこの秋の暖かさのためかその生長が良くて、すでにこんなに大きくなってしまいました。野沢菜と見まがうほどの大きさで、同じ畝に隣り合わせてまいたシュンギクを思い切り圧迫しています。どうせ冬になれば枯れてしまう葉なので、せっかくだから外側から収穫して食べようかということになっています。

菜の花というのは専用の品種もあるでしょうが、アブラナ科の花はどれもよく似ていて言ってみれば全部菜の花になるのではないかと思っています。その中で聞いたところによると、京都の漬けものでお馴染みの壬生菜の菜の花が抜群においしいとか。これもそのうち葉ではなくて花のために作ってみましょうかね。
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2012年10月23日

美しすぎるカブの間引き菜

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世間ではよく“美しすぎる○○”などと言って美しさが売りではない職業の女性を取り上げたりしていますが、このカブの間引き菜はまさに美しすぎる。何がって虫が大好きなアブラナ科の野菜でこんなに葉がきれい、そして紅白の小さな実のコントラスト、食べるのがもったいないなどとはこれっぽっちも思わず、おいしくいただきました。

スーパーなどで見る虫食い一つない葉もの野菜などを見ると却って気持ち悪いと思ってしまうのですが(それだけ農薬を使っているのだろうということで)、この家庭菜園規模では生育初期にベタがけするなどして無農薬できれいに育てられます。それでも虫は付いてしまうので、時々開けてはチェックをし、取り除く作業が欠かせません。手間は間違いなくかかります。

カブは種まきから2ヶ月で収穫できる便利な野菜で、畝のちょっとした合間などに重宝します。ただ今年は夏もそうして作りましたが、実が苦かったですね。やはり春と秋がいいようです。
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2012年10月15日

ダイコンの根でしょうか根

秋まきするダイコンやカブといったアブラナ科の野菜はまだ虫が付きやすいので、どれも不織布や防虫ネットをかけています。防虫ネットはアーチ支柱にパッカーで留めるのですが、不織布は建築端材などで畝の両側に重しをします。

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この日いい加減大きくなってきたダイコンが窮屈そうなのでその重しを外してみると、このように細かい根がびっしりと生えていました。ダイコンは直根性なのでひたすら土の中で下の方に根を伸ばすと思っていたのですが、かなり横の方にまで伸びていることになります。一瞬?と思ったのですが、ほかの植物は考えにくいのでやはりダイコンの根なのでしょうかね。

これはカブでもホウレンソウでも同様です。重しの下は土の中と同じような環境なので根が出てきたと思われますが、重しを外してしまうと日光にさらされるので、枯れてしまうか下に向かって伸び始めるかでしょう。よくどの野菜でも、ある程度育ってきた株に液体肥料をやるのには、株元ではなくて少し離れたところにやるべしとあります。なるほど今回の現象でそれがよくわかります。
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2012年09月13日

ワイルドルッコラの真骨頂

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ワイルドルッコラというのは俗称でしょうかね、人によってはルーコラセルバチカと言った方が通るようです。その名の通り、ワイルド極まりなくなってきています。もともとは一株、そしてこの春にそのこぼれ種から小さく育った株を移植したのがこれです。まさにワイルド、生命力が極めて強いです。

このワイルドルッコラは多年草で、冬に枯れては毎年生えてきます。こうしてどんどん増えていくので苗屋さんにとってはあまりうま味がないと思いきや、毎年大変よく売れているそうです。味は一般のルッコラよりもやはりワイルド、濃い感じです。もう一つ一般のルッコラに比べて良いのは、葉の形状からしてアブラムシが隠れていないこと。食べるに安心です。

まるで野草のようなこの野菜、都会では希少で人気なのかもしれません。これも田舎の豊かさの一つです。
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2012年08月19日

紫の株にオレンジのパプリカ?

この地は冷涼地、今で言うと避暑地ということで、熱帯原産のパプリカは大きく育たないと言われています。そこでセニョリータという小さくてたくさん収穫できる品種を毎年作っています。ところが最近の温暖化の影響で、この地でも大きなパプリカを育てている人を目にするようになりました。というわけで、いつもの苗屋さんの勧めもあって今年はカラフルなジャンボパプリカを4品種育てています。

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まずは赤、ピーマンも放っておけば赤くなりますが、パプリカはどの品種も元は緑でそこからいろいろな色に変わっていきます。

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白もあります。今のところこれが一番収量が多いです。

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これはオレンジの品種ですが、まだ色付いていません。

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そして紫、これで4色なのですが、

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何と、紫の株にオレンジの実ができています。どういうことでしょう。交配?でも紫の隣はオレンジではないです。

食用ではないトウガラシで一つの株にいろいろな色の実が付く品種はありますが、果たしてどうなることやら。オレンジから紫に変わるのでしょうかね。
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2012年08月10日

石垣に挟まれたスイカ

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今年はどういう訳かスイカの生育が良いです。まめに子ヅル孫ヅルを整枝しているのが効いているのか、小玉なのですが結構大きく育っています。そのような中、このように石垣の間に挟まって身動きが取れなくなっている実を見つけました。ツルから切り離しても落ちません。

残念ながら中は腐ってしまっていて、食べられませんでした。世間ではど根性ダイコンとかがしばしば騒がれていますが、どっこいこちらは落ちないスイカ、受験シーズンの御利益にでもなるでしょうか。

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2012年08月09日

ヒエの収穫?

除草剤を使っていないので定期的に田んぼに入って草取りをしなければなりません。この前の日は稲とよく似た姿のヒエ取り、株と株の間ならまだしも、稲の株と同じ根元から生えているからタチが悪い。同じように分けつしていて、中には稲の株がまったくなく、まるでヒエを育てているような箇所もありました。

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その成果がこれ、全部ヒエです。南の海のオニヒトデ退治じゃあるまいし、よくもまあこんなに生えていたものだと。根を抜いただけでは周りに泥がたっぷりくっついてしばらく枯れないため、下手をすると種をばらまいてしまいます。そこですぐに根を切り離し、一日乾かしてすべて焼却しました。

とりあえず穂が出ていたものを見つけて抜きましたが、まだこれから穂を付けるものもあるでしょう。葉だけだと本当に区別がしにくいので、また少ししたら田んぼに入ってチェックです。今年は特に多いと感じるヒエ、聞けば水を入れる際上から流れてくることもあるのだとか。確かに上の方でヒエだらけの田んぼもありましたからね。
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2012年07月24日

同じすくなカボチャかなぁ

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今年のカボチャは昨年いただいたすくなカボチャの種をそのまままいて育てています。カボチャは種苗会社の種を買わなくても実から取った種で育てられるというのは他の品種でも実証済みです。順調に育ち、特徴である細長い実がいくつもできています。このまま行くとこの秋は大変なことになりそうな量です。

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ところがこれ、普通の丸いカボチャのような実ができています。種を間違えるはずもないし、他品種との交配といっても周りにカボチャ畑は見当たりません。突然変異でしょうか、こういうのが新たな品種としてどんどん広がっていくのでしょうかね。

すくなカボチャはその甘さが特徴で、秋のイベントシーズンにはこのクリームスープが大活躍しそうです。もちろんの定番商品としても提供する予定です。
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2012年07月23日

もうセロリのとう立ち

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とう立ちというと収穫が遅れて花芽ができるというパターンが一般的だと思います。ところが定植して1ヶ月ほどしか経っていないのに、もうセロリが軒並みとう立ちし始めました。もちろんほとんどは切り取りましたが、この株は特に小さく収穫が期待できないので、試しに残してあります。セロリの花というものを見てみたいものです。

調べるとセロリの場合は育苗期に低温に当たり、その後に高温になるととう立ちするとのことです。今年の春は特に寒い日が多く、まさにこのパターンに当たります。すると対策としては、あまり早い時期に種をまいて育苗しないことになります。確かに今年は例年より早かったのです。

通りで毎年この時期に開催されるJAのお祭りでセロリの苗が売られていること。今が定植時期ということで、それに合わせた種まきと育苗が必要なわけです。来年は気を付けます。
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2012年07月16日

異変、今年のトウモロコシ

野菜の種子はその年にまいた方がいいものと何年も保存できるものとがあるようで、前者はマメ科やニンジン、後者はトマトが該当します。果たしてイネ科はどうなのでしょう、このトウモロコシ。実は今年まいたのは昨年の種で、最初から発芽が揃わなかったりして様子がどうも変でした。

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生長が遅く、なかなか大きくなりません。そこへ最近、まだ腰ぐらいの高さなのにもう穂が出てきました。日数的には自然なのですが、これで無事実がなるのでしょうか。このままだとずいぶんと低い位置に実がなるので、ハクビシンにとっても穫るのが楽になりますね。
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2012年07月06日

期せずして時差まきのズッキーニ

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時差まきというのは本来、収穫時期が一度に重なってしまうと困るので意図的に種まき時期をずらすことを言うわけです。このズッキーニの様子を見た方から「時差まきですか?」と聞かれましたが、これは正確には違います。

もともとは同じタイミングで種をまいたのですが、発芽までの日数が異なったり、発芽しなかったり、卵対策をしたのにネキリムシにやられたりと(今回が初めてですが)、こちらの意図とは別に結果的に時差まきになったわけです。

もとより時差まきしても後にまいたものが気温や地温の高さで結局追い付いてしまうとよく言われますが、さすがにここまで差が付くとそれも難しいかなと思っています。トウモロコシなどは「またげなくなったら次の種をまけ」という言葉があるそうですが、実際またげなくなるまでは相当日数がかかるわけで、そこまで差を付ければ追い付けないとは思います。

今のところ収穫はおとなしいズッキーニですが、これが例年のように冷蔵庫の中で「僕はまだ?」と調理の出番を待つようになるのでしょうか。
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2012年05月10日

アスパラガスの一斉発芽

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アスパラガスの株の周りには実が落ちて育ってきた小さな株がたくさんできます。昨年その中で大きめのものをいくつか掘り上げ、もとの株がある畝に植えていたのでした。冬には地上部が枯れるのでどうかなと思っていたのが、この日気が付けば小さな芽をたくさん出しています。

もちろんこれは今年は葉を育て、根を太らせるわけで、よく3年育ててから収穫などと言われますね。そう考えてみると、アスパラガスというのは放っておけばどんどん株を作って勝手に育っていくような気がします。アスパラソバージュという野生のアスパラガスというものがありますが、あれは品種が違うようですね。

今は5年目となった株から毎日のようにアスパラガスが穫れています。多分購入した根が3年ものだと思うので、8年目ということになります。放任で何年にもわたって収穫でき、それも新鮮で抜群においしい。ありがたい限りです。
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2012年05月03日

死んだはずだよ山椒さん

以前よくカラオケに行っていた頃、「お富さん」や「お座敷小唄」など私が生まれる前の昔の曲をよく歌っていました。周りの年上の人からは「よくそんな歌知ってるね」と言われたものでした。ちなみに私たちの披露宴では「お座敷小唄」の替え歌をデュエットしました。

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「死んだはずだよお富さん」のフレーズが頭によぎったのはこの様子です。昨年地元のカレー専門店「アウル」の店主からいただいた山椒の苗、すっかり葉が落ちて枯れてしまったと思っていたのが、この春に復活です。まさに「生きていたとはお釈迦さまでも知らぬ仏の山椒さん」です。

山椒はそのとげとげしいイメージから、まさか落葉樹だとは思ってもいませんでした。今年こそは実山椒をゲットするべく、とは言っても何をするわけでもなく、じっと生育を見守りたいと思います。
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2012年04月30日

ようやくアスパラ発芽

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昨年と比べると3週間も遅いアスパラ発芽、周りの畑では出ていたのでダメになったのではないかと思ったほどでした。やはりこの冬の寒さの影響でしょうかね。

昔の人は春先の植え付け時を判断するのに花の開花を目安にしたそうで、コブシが咲いたらジャガイモを植えていいというのは聞いたことがあります。確かサトイモにも何かあったと思って調べてみたら、何と同じコブシであるという情報がありました。ジャガイモとサトイモでは通常植え付け時はかなり違うと思いますがね。

アスパラの発芽にも何かそのような目安がないかなと思った次第です。今年は小海線の上に行けばまだ桜が咲いているそうで、異例の遅さ、ということは異例の植え付けの遅さ、ということは異例の収穫の遅さということになるのでしょうか。
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2012年04月29日

オリーブ枯れた?

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やはりこの冬の厳しさは相当だったようで、今まで4回の冬には起こらなかったことが起きています。その一つがこれ、オリーブがどうも枯れてしまったようです。北風を遮るように家の前に植えていたのですが、それでもダメだったようです。移住した直後に購入したシンボルツリーだったのですけれどね。

もう一つの現象は同じ日に植えたローズマリーが枯れてしまったこと。今まで株分けや挿し木で差し上げた方がいるので、今度はその増えた株を少しいただいて来ましょうか。以前似たようなことが牡蠣の養殖でありましたね。

実はオリーブの枯れが決定的らしいと認識したのは、この日来店した近くで畑をやっている方からの指摘で、「枯れましたね」ということでした。その方もやはり枯れたそうなのです。そして私たちと同じように、秋に植え付けたタマネギも枯れてしまったようです。周りでは立派に冬越しをしたタマネギもありますが、やはり今シーズンは枯れた畑がほかにもあるそうです。

オリーブはもう改めて植える気はありませんが、ローズマリーとタマネギは何とかしたいと思います。
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2012年04月09日

レモンの花咲いた

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この寒冷地で柑橘系などと無謀なことをしています。さすがに冬は越せないので鉢上げし、室内で育てているレモンが花を付けました。まさかこれが即、実になるとは思いませんが、確実に生長している様子がうかがえてまずはひと安心です。

ほかには種なし金柑を育てており、こちらも今のところ何とか生きているようです。今後暖かくなって地植えすれば大きくなるのはわかっているのですが、その後また鉢上げするのにあまり大きくなると難儀なので、このままテラスに出して夏を過ごそうかと考えています。園芸店の方曰く、“盆栽と同じ”だそうですから。
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2011年12月24日

強いぞレモンバーム

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レモンバームは見た目がミントとよく似ており、香りをかぐまで区別が付きません。この日はこの冬一番の寒さでマイナス6度にまで達したのですが、まだまだ緑を保って元気です。思えば夏には枯れていたので、寒さには強い植物なのでしょう。

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これは11月の上旬に撮った写真で、さすがに緑の色が違います。以前ミントには手ひどくやられましたが、これなら増えてもフレッシュハーブティーとして使えるので歓迎です。

さすがに真冬を迎えて野菜ネタが少なくなってきました。
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2011年10月16日

ヤマイモの紅葉が見事

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黄色でも紅葉とはこれいかに、緑でも青ネギというがごとし、などと考えながら、きれいに色付いた自然薯の葉を眺めていました。昨年の収穫を見ると11月初旬になっていますからもうすぐです。これからはラッカセイ、サトイモ、ショウガ、ニンジン、カブ、ダイコン、ネギと土の中のものの収穫が続きます。

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テラス側から見た逆光もきれいです。いつもは家の中からこのように眺めているのです。手前にはブルーベリーの紅葉、花や木を育てない私たちは、花といえば野菜の花、紅葉といえば野菜の紅葉です。
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2011年10月04日

葉ボタンのようなハクサイ

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以前ハクサイがキスジノミハムシに散々やられたので、今年は最初からベタがけをしています。株が結構大きくなってもそのままにしているので、初めはその圧力で葉が地を這うように広がってしまったのかと思いました。これはオレンジクインという品種ですが、どうもこれが正常な姿のようです。

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なぜならば、これが同じ畝に植わっている黄ごころという品種であり、こちらはよく見慣れた立ち上がった姿になっています。これならすぐにハクサイとわかりますね。オレンジクインの方はまるで葉ボタンのようです。

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その名の通り、オレンジクインは芯がオレンジ色、黄ごころは芯が黄色なので、普通の白いハクサイもということで、今年は3種類作っています。これは耐病60日白菜という何とも素っ気ない品種名で、なぜトマトのようにアイコとかキャロルとかかわいい名前ではないのだろうと、妻が言っていました。
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2011年09月17日

図らずも空中栽培

カボチャは蔓が5mも伸びるなど、かなり場所を取る野菜です。なので特に小ぶりの品種などは、アーチを作って上に這わせ、実がぶら下がるようになる空中栽培をすることがあります。

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私たちの畑ではそうしたわけではありませんが、いつのまにか蔓がぐるりと回ってツツジの木の上に乗っかっていました。誘導したわけではなく、勝手に上がっていったのです。

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実もこうして上で付いています。これの良いところは、泥はねなどで実が汚れないこと、日影になって実が焼けないことです。

今年はまだミバエの被害はありませんが、相変わらず恐る恐る切りながら中を確認しています。
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2011年09月16日

ダイコンの双葉が立派なこと

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ダイコンの双葉ってこんなに大きかったかなと頭をかしげました。とにかく立派です。今年は普通の青首に紅芯、中まで緑のもの、中まで赤いものと4種類の種をまきましたが、これは青首ダイコンです。間引くのがもったいないです。

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併せてカブの間引きもしました。そしてまた、双葉が3枚のものが出てきました。前回はキャベツ、今回はカブ、いずれもアブラナ科です。関係あるのでしょうか。

間引き菜はいずれも食べます。味噌汁の具か、お浸しでしょう。まさにスプラウトですね。
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2011年09月13日

すじまきと間引きに疑問

種のまき方の一つにすじまきがあり、何回か間引きを重ねて最終的に1本に育てていきます。よくある疑問としては、どうせ間引くのなら最初から必要な数だけをまけばいいではないかという声です。発芽不良もありますから、最初から一粒だけではないにしろ、何粒かの点まきにすれば、すじまきほど何回も間引きをして種を無駄にするようなことはないのではないかというのもわかります。

すじまきの効用は、周りの種と力を合わせて土を持ち上げることによって、発芽をスムーズにするということです。特にニンジンなどは発芽が難しく、またほかの野菜でも発芽するためのエネルギーを最小限にすることが後の生育にとって良いとされてます。

ところがです。発芽のエネルギーはいいのですが、間引きというのは養分を奪い合っているほかの株を抜くことですから、これは雑草を抜くこととほとんど変わりはないと考えられます。ということは、最初から間引きの必要のない、養分を独り占めできるような環境の方がよく育つのではないかと思い始めました。

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その証拠がこれです。同じ品種のニンジンですが、左の大きな株は一つのマルチ穴に数粒まいたのにたまたま一つしか発芽しなかったもの、右の小さな株は複数発芽して間引きを重ねたものです。間引きという競争を生き抜いてきたものは、それまで養分を分け合ってきたために大きく育たなかったと言えないでしょうか。

野菜によっては一つの種袋に入っている種の数に大きな違いがあります。ニンジンやレタス、シュンギクなどはものすごい数が入っていますが、トマトやパプリカ、スイカなどは10粒程度です。当然こうした貴重な種の野菜は、一粒ずつセルトレーやポットにまきます。間引きなどはありません。

発芽率を考えて、数粒だけまいて発芽したらすぐに一本立ちにするという育て方、今度やってみようかと思っています。
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2011年08月31日

久々の野菜の花クイズ

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さて何の花でしょう。全体の姿がヒントになってしまいますが、これはニラの花です。かすみ草の花束のようできれいですね。しかしこれはニラを食べるための収穫ではありません。

農家の方の本によると、ニラは夏に一度伸びてきた葉を根元から刈って、新たに伸びてくる柔らかい葉を秋に収穫するとのことです。なるほど今まで収穫して食べたニラは硬かったこと。本来はこんなに大きくなって花が咲く前に刈るのでしょうが、やらなければと思いつつほかの作業に手をとられて放ったらかしでした。

このニラはもともとは食べるためではなく、トマトのコンパニオンプランツとして植えているものです。ウリ科にネギのコンパニオンと並んで有名な組み合わせで、半身萎ちょう病を予防するとのことです。なるほど今までトマトがその病気にかかったことはありません。

半身萎ちょう病といえば、また今年もナスがやられてしまいました。連作しているわけでもないのに毎年なるとは、土壌との相性が悪いのでしょうか。ナスのコンパニオンではシソやバジル、パセリといったものが挙げられていますが、今度はナスとニラの組み合わせを試してみましょうか。
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2011年08月14日

大株になるロマネスコ

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ロマネスコという品種はカリフラワーの方が有名だと思いますが、これはズッキーニのロマネスコ。花ズッキーニとも呼ばれ、このように花が大きくきれいです。と同時に、株も大変大きくなります。丈は2mを超え(茎が曲がりくねっているので実際の高さはそれほどでもありませんが)、葉の直径は50cmほどにもなります。

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すると1本の支柱では支えきれずに、このように傾いてしまいます。背が高くなったところに花が咲き、実が付くわけですから頭が重くなるわけです。隣の株の支柱とつないで何とか持ち直しましたが、こう場所をとると来年から別の品種にしようかと考えてしまいます。
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2011年08月13日

今頃ジャガイモの花

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例年ならとっくに収穫が終わっているはずのジャガイモ、とうやだけはまだまだ葉が枯れる様子がありません。しかもこのように今頃になって花が咲く始末。どうしてしまったのでしょう。

いわゆるつるぼけについて考えてみました。これは葉ばかりが茂って実に養分が行かない状態のことですが、これは葉が余計に茂っているのではなく、通常の葉が長く保たれています。よって光合成をする期間が長いとのことで、実に栄養が十分蓄えられていると考えられます。

また、できた子イモから新しい芽が出て花が咲いたのではないかとも思いました。しかしよく見ると新しい芽ではなく、もともとの親イモからの茎に花が付いています。

まったく期待を持たせてくれる今年のジャガイモ、果たしてどうなることやら。
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2011年08月05日

ドゥ・ヴェール・ア・ルージュ

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私の一番好きな畑の光景です。トマトが緑から赤に変わる過程、フランス語ではドゥ・ヴェール・ア・ルージュという表現になります。

一昨年の「私のカントリーフェスタ」に出店したときは、このフレーズを店名に使っていました。主催者からも後にわかりづらいと言われ、完全に自己満足で顧客志向ではなかったわけです。ドラッカーさんに怒られそうですね。

さてこのトマトは全部で10株、一房に5個付けるとしてそれが5段、単純に計算すると250個収穫できることになります。これはほとんどがガスパチョ用で、あまり生食はしません。ミニトマトもそうですが、トマトは生食よりも加工・加熱、これが真骨頂だと思っています。
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2011年07月29日

折れても大丈夫なトマト

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大玉のトマトがそろそろ色付いてくる頃です。全部で10株ありますが、その中でやけに実が下に付いているものがありました。

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よく見ると、重みで茎が折れています。辛うじて首の皮、じゃない茎の皮一枚でつながっているという状態で、昨年もミニトマトでこのようなことがありました。

下手に触って完全に折れてしまうといけないので、そのままそっとしてあります。この状態で今3段目か4段目まで実が付いていますから、大したものです。
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2011年07月28日

オリーブの実?

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移住してすぐに買ったオリーブの苗木、今はもう背丈を超す大きさに育っています。温暖な地を好むオリーブは、「この辺では育つけれど実はならない」と言われてきました。しかしこれは何でしょう。花の咲いた後にできる丸いものと言えば・・・。

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似ていますがこちらはアスパラガスの実です。これが地面に落ちてどんどん芽が出てくるのです。アスパラガスは雄株と雌株があり、実が付くということは雌株ばかり、収量は雄株の方が多いそうです。

果たして食べられるほどのオリーブになるか、楽しみです。
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2011年07月26日

雄花?雌花?

トウモロコシのわき芽は最近では取らない栽培法が主流のようです。株が安定する、光合成をする葉が多くなるというのがその理由で、昔からの育て方をしている方からは「取らなきゃダメだ」といまだに言われます。

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そのわき芽には雄花が付くこともあれば、雌花が付くこともあります。雌花はすなわち2号さんですから、すぐに取ります。しかしこれは雄花の先に実が付いています。しっかりとアワノメイガにもやられていて、確かに雌花であることがわかります。

両性具有というのは動物でありますが、植物では同じ株に雄花と雌花が付くのは当たり前です。しかし同じ花に雄花と雌花ができるというのは一体何なのでしょうか。これが2号さんではなく本妻だったら大変なことになると思います。
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2011年07月25日

日影の方が早く発芽

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秋どりのニンジンは今月中に種をまかないと間に合わないことは経験済みです。そして今回はタマネギ用のマルチを使い、さらに乾燥防止のために不織布を上にかぶせました。いつも発芽が遅いニンジンですが、隣のズッキーニの大きな葉の陰になっている穴から先に発芽しました。

好光性種子というのは太陽光が直接当たっていなくても明るければいいということでしょうか。また、発芽に適した気温が日影の方だったからでしょうか。陽が当たっている穴が乾燥していたわけではありません。ニンジンは発芽が一番大事、そのためには水を切らさないことというのは重々承知です。

あと、ニンジンの種は年を越すと発芽率が極端に落ちるので一年で使い切ってしまいましょうなどという事も書かれています。しかしこれはもう3年越しの種、毎回しっかりと発芽しています。とうとう今回で終わってしまいましたので、次は数ある品種から吟味して選びたいと思います。
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2011年07月24日

脇目もふらずわき芽とり

畑で作業している最中にはいろいろなことが頭に浮かびます。毎日のようにやっているトマトのわき芽かきでは、いつかこのタイトルの記事を書きたいと思っていました。

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しかし今回はトマトではなくカボチャです。わき芽というか、子ヅルのことなのですが、これがトマト以上に生育が旺盛で、うっかりしているととんでもない長さになっていたりします。これくらいの大きさで摘んでおくと安心です。

カボチャの仕立て方にもいろいろあるようで、周りの畑を見ているとほとんど放任のようです。私も昨年はそうしてみましたが、結局小さな実がたくさん付いておいしくなかったり調理が大変だったりでした。そこで今年は真面目に整枝しています。親ヅルと有望な子ヅル一本にだけ実を付けるようにし、これら以外はすべて摘んでいます。

仕立て方といえばスイカもいろいろあるようで、親ヅルを摘芯して子ヅルだけに実を付ける方法や、親ヅルと子ヅル数本にする方法など。そのうちレポートすると思いますが、スイカも丁寧に整枝して、現在順調に実を付けています。
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2011年07月18日

マルチなのにつる返し

サツマイモのつる返しは行わないという意見もあるようです。理由は様々で、つるの先からそんなに根は伸びない、葉を返すことで光合成が阻害される、してもしなくてもあまり変わらないというものでした。昨年の経験からは、少なくとも根は伸びてしまうことはあるようで、ただその下に小イモができるかというとそうでもなかったといった具合です。

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ましてや今年はマルチをしていますので根は付くはずもないのですが、違った理由でこの日つる返しをしました。この畝は田んぼ脇の土手で横に長く、奥行きがあまりありません。放っておくと四方八方に伸び、隣の畑の敷地まで駆け上がってしまう勢いになっていたのです。元に戻りなさいということで全部田んぼ側に寄せました。

さてこのサツマイモ、植えてみて改めてわかったことがあります。今にも枯れそうなしおれた苗と、元気いっぱいのピンピンした苗、しおれた苗の方が格段に生育が良いのです。本にもそうは書いてあるのですが、にわかに信じられませんでした。品種も違うのですが、面白いものです。
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2011年07月13日

畑で野菜ジュース

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これ、何の野菜だと思いますか。期せずしてセロリとトマトのコンパニオンプランツとなってしまいました。まるで野菜ジュースです。

もともとセロリの苗を定植し、アブラムシと強い日差し除けのために不織布のトンネルで覆っていたのですが、中の様子がどのようになっているかたまには開けてみようとしたらこれでした。定植時にトマトがあるはずありませんから、残っていた種がその後発芽し、あっという間にセロリの丈を追い抜いてしまったということになります。しかも一つの穴で数本。

もちろんこのようなトマトは雑草以外の何ものでもないのでご遠慮願います。しかしほかにも本来の野菜の生育に関係ないところでこぼれ種から育っているトマトがいくつかあり、どうなるものかとそれらは放っておいてあります。それにしてもその生命力たるや、感心。
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2011年07月12日

ロゼじゃないよね

今年は大玉トマトを1種類、ミニトマトを3種類種から育てたのですが、それら以外に初めての品種を4種類、苗を購入しました。色がそれぞれ赤、黄色、ロゼ、紫というカラフルなものです。そのロゼはその名もキャロルロゼという品種で、真っ赤というより大玉トマトのようなピンクがかった色になるということでした。

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写真右側がイエローミミという黄色の品種、そして左側がキャロルロゼ、のはずでした。しかしどう見てもロゼではなく黄色、しかも形からしてイエローミミそっくりです。トマトは苗の段階ではほとんど品種の区別がつかないので、ひょっとして苗屋さんの方で間違えたのかなと思う次第です。

まあその苗屋さん曰く、イエローミミがどのミニトマトよりもおいしいということなので、倍の収量となるということでいいかもしれません。ピーマンやナスも穫れ始め、いよいよ夏野菜が全開です。
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2011年07月08日

トウモロコシの花の香り

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ちょうど今はトウモロコシの受粉作業が盛んで、ヤングコーンが毎日穫れています。今年はしかたなくトマトの畝と隣り合わせになってしまった狭い通路を進みながら穫るのですが、その際に今まで感じたことのない強い花の香りがします。トウモロコシの花ってこんなにむせかえるような強烈な香りだったのだろうかと思います。

トマトはトマトで通路を通る際少し葉にこすれるだけであの独特な香りがします。ごく小さな苗のときから“トマトですっ”という主張を香りでしていますからね。

自然いっぱいの中、いろいろな香りに敏感になっているのかもしれません。
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2011年07月04日

根が鉢にびっしりと

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食用ホオズキを2種類育てています。経験と助言から、露地植えではなく鉢植えにして秋口に室内に入れる予定でした。ところがいくら経ってもあまり大きくなりません。そこで一度露地で大きくして、秋に鉢上げしようと思い、鉢から外してみました。すると一つはポット苗からほとんど変わらない根の状態、これでは大きくなるはずがありません。

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ところがもう一つはこの通り、鉢の周りに根がびっしりと回っています。同じ鉢に同じ土でこの違いです。これには驚きました。

何でも2種類のホオズキは実が小さくてたくさんなるものと、実が大きいものだそうです。感覚的には根がよく育っていた方が大玉だと勝手に推測しています。
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2011年07月03日

パセリ絶好調

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一粒の種からいろいろな野菜を育てていると、特にその生育の旺盛さと手入れの楽さから、よく“これは買うものではないな”と思うことがあります。その一つ、パセリです。発芽までは時間がかかりますが、その後はほとんど放任でただいま絶好調です。このような株が20ほどあります。

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同じ意味で、発芽さえすれば何とかなるのがこのシソ、これは昨年のこぼれ種が勝手に生えてきています。

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赤ジソなどはこの場所にこぼれ種の記憶がないのですが、なぜか育っています。パセリもシソも残留農薬が多いことで知られる野菜ですから、この意味でも買うものではないなと改めて思います。
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2011年07月02日

親ヅルを摘んじゃった

キュウリは初めの5節の子ヅルはすべて摘み、それ以降の子ヅルは2,3節を伸ばしてその先端を摘むとよく書いてあります。親ヅルを摘むのは支柱の先端に達してからとも。

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しばらく留守にしていたら子ヅルが伸び放題で、慌てた収穫とともに子ヅルを摘みまくっていたら、誤って親ヅルを摘んでしまいました。誘引がままならなかったので親ヅル子ヅルとも下の方でぐるぐる巻いており、一見区別がつかなかったわけです。

ゴーヤーなどは本葉が5,6枚の頃に親ヅルを摘んでしまい、わざと子ヅルを伸ばし放題にするという育て方もあります。キュウリでこのような仕立て方は見たことがありませんが、これを機に試してみようかと思います。
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2011年06月26日

ズッキーニのわき芽かき

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野菜作りを始めて4年、当初は何もわからないので本などを食い入るようにして読んで知識を吸収してきましたが、実地が積み重なってくるとまた別の判断も出てきます。ズッキーニのわき芽をかくなどということは、これまでどこでも読んだことがありません。しかし毎年作っているズッキーニ、これは確信を持ってかいたほうが良いと判断するに至りました。

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理由は、もったいないからと放っておくと株周りが大混雑となり、収穫しにくい、見た目が悪い、病気になりかねないといった弊害が出てくるためです。これはわき芽をかいた後の株、なんともすっきりしています。

もともと次から次へと収穫できて毎年冷蔵庫を占領しているズッキーニですから、これくらい花芽を整理してちょうど良いかもしれません。今年の畑のテーマの一つが、人様に見られても恥ずかしくない姿にするということです。
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2011年06月24日

むせかえるほどのジャガイモの花

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ジャガイモの花はお馴染みのはずですが、このとうやの株の近くに来た際、むせかえるほどの強烈な香りを感じました。とうやは毎年作っているのですが、このようなことは初めてです。何が違うのでしょうか、これが良い収穫に関係していれば幸いですが。

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これは十勝こがねの花、こちらはこれからです。キタアカリはもうとうに終わってしまいました。以前たくさんの品種を育てているジャガイモ農家の方が、「それぞれが別の野菜のよう」と話していました。わかる気がします。
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2011年06月22日

アスパラガスの森

アスパラガスの収穫は本当に短い期間で、食べられそうな芽が生えては来ても、味が落ちてきたなと感じる頃が収穫の終わりです。見た目にはまだ食べられるのにもったいないと思われるかもしれませんが、そうした芽が大きな葉を付け、盛んに光合成を行って栄養を根に蓄え、翌年に備えるのです。

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それにしても今年のアスパラガスはまるで森のようです。支柱を立てて周りを紐で囲っていたのを、この日慌ててもう2段回しました。ちょうどその後の夜に強い雨があったようで、危うく水滴の重さで倒れるのを免れました。

今から来年の収穫が楽しみです。
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2011年06月21日

もう花が咲くか?

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初めて作るので生長の過程がよくわからないマスタード、しかしもう花が咲くとはちょっと早過ぎやしないかと思ってしまいます。確かにアブラナ科特有の菜の花なので、これがマスタードであることは間違いないと思うのですが、こんなに背丈が小さいものなのでしょうか。

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クミンも同様です。背丈はさらに小さく、でもつぼみがたくさん出ていて花が咲きそうです。

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コリアンダーは納得。これは何回も育てているので、この背丈にこの花になるのは承知しています。これは昨年のこぼれ種からの株なので、開花も早いです。これがもう一度種がこぼれ、秋にまた開花します。
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2011年06月01日

とう立ちタマネギ

ニンニクの花芽は毎年出てきて採っては食べしているのですが、タマネギのとう立ちは初めてです。原因とされるのが冬を迎える前に苗が大きくなりすぎることですが、これは今回はあてはまりません。もう一つの原因が冬の寒暖の差だそうです。確かにこの冬は寒かったので、こちらの方でしょう。

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赤で囲った部分がとう立ちしたところで、ほかの葉に比べて突出しています。最初はねぎ坊主になりそうなところだけを摘めばいいのかと思っていましたが、調べるととう立ちした株はすぐに収穫するのだそうです。放っておくと玉が硬くなるばかりだということです。

とう立ちした株はまだほかにもあります。中にはバットのように硬くなっているものもあり、少しずつ新タマネギとして食べていくことにします。
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2011年05月30日

これがマスタードか

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コリアンダーはわかったインドカレーライン、どうやらこれがクミンであろうこともわかりました。ニンジンと同じセリ科らしい双葉です(コリアンダーもセリ科です)。

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問題はマスタードです。どうやらこれがそうかもしれないという候補です。何となくからし菜やわさび菜のようなシワシワ感があります。

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これは明らかにトマト。昨年落ちた実があちこちで発芽しています。

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ややこしいのはこれ。種をまいた筋から外れているのでおそらく雑草だと思うのですが、マスタードとよく似ています。かろうじてアブラナ科の双葉とは少し違うというのが目安でしょうか。

昨年はシソだと思って育てたら雑草だったなどということもありました。今年はそのようなことがないように。
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2011年05月20日

どうやらコリアンダーの双葉

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道路沿いのスペースは今年はインドカレーラインとなりました。5大スパイスのうちクミン、マスタード、コリアンダーを並べて育てようという試みです。ただいずれも馴染みがない双葉なので、雑草なのか本命なのかの見分けが難しいのです。そしてどうやらこれがコリアンダーであろうというものが出てきました。

特徴は一粒から二つの芽が出てくることです。種の中が二つに分かれているという話を、以前苗屋さんから聞いたのを思い出しました。最初は間違って二粒まいてしまったかと思った次第です。クミンやマスタードもそうですが、これらはその種子をスパイスとするので、育てて収穫して一部は残しておくと、地面に落ちて毎年生えてくるのではないかという目論見です。

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関係ありませんが先日木曽福島に行った際に、現地の道の駅でサトイモの苗を買ってきました。今年は種イモを買い遅れ、諦めていたところへ芽出しイモの発見です。品種は唐の芋というもので、京料理で使われる海老芋のことだそうです。
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2011年05月18日

ダース・モールかメドゥーサ

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先日のアスパラガスが進化を遂げています。畑で作業をしているといろいろなことが頭をよぎります。これを見て思ったのがまずは「スター・ウォーズ」に出てきたダース・モールです。

ジョージ・ルーカス監督がこのキャラクターを発想する際、日本の鬼を含め世界中の神話や民話に登場する悪の化身にはいずれも角があることに気付いたという話を読んだことがあります。このシリーズにはR2D2とC3POが黒澤明監督の「隠し砦の三悪人」をヒントにしたことがよく知られていますし、ナタリー・ポートマンの髪型や衣装など、日本の影響が色濃く出ていますね。

もう一つ想起されたのが「タイタンの戦い」のメドゥーサです。髪の毛が無数の蛇になっていて、目を合わせると相手が石になってしまうという女の人です。学生時代は今のように晩酌もしなく、夜寝るのも遅かったので、よく深夜映画でいろいろな作品を観ていたものです。

アスパラガスもそろそろ終わりでしょう。最後の食べまくりです。
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2011年05月09日

地中ダイブアスパラガス

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どういう訳か360度回転し、地面にダイブするような形になったアスパラガス、さすがに地面からは再度上空に向けて伸び始めました。もう先がかなり割れているので、これは食べずにこの先どうなるか放っておこうと思います。

この360度回転、見覚えがあるなと備忘記録を探したらありました。店頭で売っているアスパラガスはどうしてあんなに真っ直ぐなのだろうと思いますが、まさか昔のキュウリのように筒に入れて真っ直ぐにしているわけではないでしょう。

だいぶ味が乗ってきたアスパラガス、記録を見ると昨年は5月中旬には味が落ちるとありますので、あとここ1週間かもしれません。
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2011年05月07日

ニンニクは肥料食いらしい

図らずも大量植え付けとなったニンニク、面倒なのともったいないのとで肥料をほとんどやらないでいました。同じユリ科のラッキョウが無肥料で育てられるとあったので、同じようなものかとタカをくくっていました。

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ところがこのところこのように葉先が赤くなってきました。調べると肥料切れとのこと。加えて先日そのことをご近所(といっても車で10分ほど)の方に話すと、ニンニクは肥料食いとのこと。堆肥の山の隣で育てたりするそうです。ちっとも知りませんでした。

慌てて液肥を連続投入、いくぶん赤みが薄らいできた感じもありますが、本来は根が育つ秋から冬にたっぷりと施肥するそうです。果たして間に合うかどうか。
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2011年05月06日

コゴミ出たっ

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山菜なのだからもっと旺盛に生えてこいよと思っていたコゴミ、今年も何とか出てきました。シダの仲間ですから胞子が散ってどんどん増えるのを想像しているのですが、買って植え付けた一株から全然増えません。そもそも株を買うことすらもったいないと思ったくらいですから。

周りを見ればタラの木を植えている(植わっている?)家が多いことにも気付き、所有している山でコシアブラを採っているなどという話も聞いたりして、やはり山菜は買うものではないなと思いつつも、どうすることもできない歯がゆさがあります。

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2011年04月25日

ゴボウの種はゴボウ

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蛙の子は蛙ではありませんが、思い切りピンぼけしているこの写真、ゴボウの発芽です。種の殻が付いていますが、これがもともとの種の形、これだけでもゴボウを思わせます。

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書いてあった通り本当に発芽まで2週間かかったゴボウ、このようにV字開脚しているものもあります。これが双葉でしょうか。

ほかの野菜は生長の過程を一通り経験済みですが、このゴボウは今年が初めて、今後その都度が楽しみです。
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2011年04月09日

ニラ出たっ

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ニラはもともと食用ではなく、もっぱらコンパニオンプランツとして植えています。昨年トマトを大量に植え付けたので、その根元にとこれまたたくさんのニラを育てました。トマトを撤去して残ったニラの苗を一ヶ所に集め、冬に地上部が枯れてどうなるかと思っていたら、出てきましたよニョキニョキと。

もし枯れたままだったら今年のトマトのコンパニオンがなくなってしまうので、室内で種をまいて育ててしまっているのです。ニンニクなど強壮となるものは生命力が強いのでしょう、取り残したニラの株からも軒並み緑の葉が出てきています。

変な話ですが、こうなったらもう食べるしかないですね。
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2011年04月08日

ギョウジャニンニク出たっ

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山菜の中でもいち早く出てくるというギョウジャニンニク、やはりアスパラと同じで昨年の記録を見ると3月19日となっているので今年は若干遅いです。

今までは株を育てるのだとしてあまり食べませんでしたが、今年は積極的に食べようと思っています。
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2011年04月07日

アスパラ出たっ

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感覚的にはもうアスパラかと思って昨年の記録を見ると、1週間ほども遅い生え出しでした。ここのところの乾燥続きで土が飛ばされているので、昨年の株を切ったところが大きくせり出しています。ということは本来の土の量だと地表に出てくるのはもっと遅かったということでしょうか。

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わからないのはこの細い芽。3年前に3年ものの根を植えたのでもう太いものしか生えてこないと思ったら、1年目のようなものが出てきました。これはもちろん食べずに葉を茂らせます。

記録を見ると4月の下旬から収穫をし、5月の中旬にはもう味が落ちるとあります。とりあえずはグリーンで食べようと思いますが、その後は今チコリで試している方法でホワイトにしてみようかと思っています。
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2011年04月01日

アスパラの根がむき出し

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ここのところの乾燥続きで土がさらわれ、高畝に植えているアスパラガスの根っこがこのように地表に出てきてしまいました。今の状態で土をかぶせてもまたすぐに飛ばされてしまうので、雨が降るまではこのままにしておくしかありません。

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根の先まで完全に出てしまっているものもありますが、実はあまり心配していません。もともとアスパラガスは乾燥した根っこの状態で売られているものであり、これを土に埋めることによってにょきにょき出てきます。そしてこの根はもはや水を吸うためのものではなく、栄養を蓄えておく貯蔵庫としての役割が大きいのです。

一般には収穫時期を過ぎてからの茎と葉の状態を見て、それがアスパラガスであることを認識するのは難しいかもしれませんが、これでもかというくらい茂ってくるのです。高さは優に背丈を超え、倒伏防止のための専用の農業資材があるくらいです。夏の太陽で栄養を作り、それを根に蓄えて次の年の春に可食部の源となるわけです。

アスパラガスをうっかり冷蔵庫で寝かして保存しておくと、先っぽがむくむくと頭を持ち上げてきて曲がってくると言われます。アスパラギン酸よろしく、その生命力たるや大したものなのです。
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2011年03月31日

オリーブの剪定

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移住してすぐに2本のオリーブの木を植えました。しかしその場所がもろに北風の当たるところだったので、翌年に家の南側に植え替えました。それが良かったのかすくすく育ち、今はこのように茂ってしまっています。

昨年日本のオリーブの本場である小豆島に行って、その剪定のしかたを記録してきました(同時に、その苗木の安さにもショックでした)。剪定の時期は新芽が出る直前がいいということなので、ボサボサ頭が気になりながらその時をずっと待っていました。

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剪定する枝は下を向いている、内側を向いている、1ヶ所から2本生えている、交差している、平行している、根元から生えているというものです。自分としてはかなり思い切って刈ったつもりですが、プロから見ればまだまだかもしれません。間引きと一緒で、なかなか踏み切れないところがあるのです。

写真にはありませんが、同時に隣に植えているローリエも主に根元の枝を剪定しました。葉はもちろん乾燥させて料理に。大量に切り落としたオリーブの枝は冠にして勝者の頭にでも乗せましょうか。
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2011年02月15日

曲がりくねった苗

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これからの野菜のない時期に備えようと、今室内でいくつかの葉もの野菜を栽培しています。これはルッコラなのですが、このようにくねくねと曲がってしまっています。日中陽は当たるのですがどうしても窓側の方に向いてしまうので、ときどき向きを逆さにして徒長を防いでいるというわけです。

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やっと芽が出てきたクレソンはもっと極端です。暖かい日は外に出せばいいとも思うのですが、これらの葉ものは虫が付きやすく、付いた虫を中に入れるのも嫌なので徒長はある程度しかたありません。特にこのクレソンと来たら以前大量の虫で、せっかく大きくなった葉を食べるのをやめたことがあるくらいです。

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レタスやキャベツの苗は日中外に出しています。虫にも寒さにも強いレタスはえらい。
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2011年01月26日

2回楽しめる豆苗

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先日ちこり村で買ってきた豆苗、とうに食べてしまいましたが残った根を水につけておくとまた生えてくるということで、やってみました。すると本当に生えてきました。豆の生命力には驚きます。

窓側のもちろん室内に置いてあるので、光を求めて曲がって育ちそうです。第一世代に比べるとひょろひょろですが、それでも食べられれば面白いです。第三世代はあるのでしょうか。
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2011年01月10日

アイスプラントが本当に

この日は最高気温が確か-2度といった真冬日でした。それでも太陽が出ているとテラスは暖かく、室内で育てているアイスプラントなどを外に出していました。日中はよかったのですが外出して帰るのが遅くなってしまい、後で見たら-5度となっていた夜7時頃、ようやく救出しました。

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アイスプラントが本当にアイスになってしまいました。葉がカチンコチンに凍っており、室内に入れてもしなびてしまい、しかたなくそうした葉を切り落としたのがこの写真です。後から元気な葉が出てくれればいいのですが。
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2010年12月29日

チコリの掘り上げ

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今年の重点野菜の一つにチコリがあります。ルッコラやクレソンといった苦味野菜が好きな私にとって、売っているものは高くておいしくないので自分で作るのは至極当然です。この日はここのところの寒波の中では比較的暖かかったため、すべてのチコリを掘り上げました。葉を落としたその姿から、通称チコリ芋と呼ばれます。

まだ土がたくさん付いているため、まずはこれを乾かして落とします。この段階で無理に土を払おうとすると、せっかく太った根っこが途中で折れてしまうのです(実際、掘り上げる際にもいくつも折ってしまいました)。その後暗室に入れて軟白化した葉を生やさせるのですが、焦る必要はありません。このまま氷点下に置いておいても大丈夫、中津川村では冷凍保存しているくらいですから。

昨年は試しに少し作ったこのチコリが抜群においしくでき、大成功でした。今年はどうなるやら。
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2010年12月15日

ハクサイトンネル作戦

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以前買った苗を植えたハクサイがあります。ところが植え時が遅かったのか、巻くか巻かないか怪しい状況になっていました。そこで工夫したのがこのビニールトンネルです。夜はともかく、日中はそれなりに暖かくなるので巻くのではないかと。結果、何とか巻いてきたようです。しっかりと硬く球が締まっているわけではありませんが、一応ハクサイの形になっています。

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もう一つのビニールトンネルでは間引きを終えたホウレンソウ、シュンギク、ミズナ、コマツナ、ルッコラが元気に育っています。あとはここ数日の強風にいつ間にかトンネルが飛ばされて、霜に当たって枯れないことを祈るだけです。過去にはそうしたことも何度かありました。
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2010年12月09日

アイスプラントやってます

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野菜の種類が少なくなるこの時期、畑に置いておける野菜はごく限られてくるので、こうして室内で栽培しています。新顔野菜の代表格、アイスプラントは全部で3株あります。このキラキラ感が特徴ですね。

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もともと土の中の塩分を吸い上げるのでほのかな塩味がするのですが、逆に言うと塩味がしなければ特に振り向いてもらえない野菜かもしれません。ということで、わが家ではときどき塩水をやることにしています。

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2010年10月28日

これでいいのかプンタレッレ

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昨年は種をまくのが遅くてできなかったプンタレッレ、今年は計画的に進めて順調です。一株だけすでにこうした花芽が大きくなっていますが、今度はいつ収穫していいのか迷うところです。種袋の写真を見るともっと分岐した芽が大きくなっているようで、まだしばらく放っておいてもいいのかもしれません。

先日地元のイタリア料理店のシェフにプンタレッレを育てていることを話したら、大きな興味を示してくれました。そこで聞いた黒キャベツという野菜、早速調べ、来年は作ってみようかと考えています。やはり皆と同じ野菜を作っていたのでは面白くないですからね。
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2010年10月14日

カボチャがここまで伸びるとは

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カボチャの育て方には、株間を2mとりましょうなどと書いてあります。ところが伸びたツルは2mどころではない、右上の赤丸のところに植えた株が田んぼの畦道沿いに5,6mは伸びています。

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もう一つの株、左の赤丸のところに植えた株も、サトイモとショウガの畝の後ろを回ってぐるりと囲むように伸びています。しかも途中は葉も茎も枯れてカラカラなのに、先端には青々とした葉が、まだ未熟な実も付いています。

カボチャは霜が降りる前にと半分くらいは収穫しましたが、まだまだこうした実がたくさんあります。
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2010年10月02日

しぶといフェアリーテール

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更新剪定をしたわけではないのでもう終わりかなと思っていたフェアリーテール、ここのところまた盛り返してきています。花は咲くわ実はなるわで、まだまだ収穫が続きます。

このフェアリーテール、見た目から農産物直売所ではゼブラナスなどという名前で売られています。見た目はきれいなのですが、火を通すと色が落ちてしまいます。今のところさっと揚げることによって何とか色が残ることがわかりました。

また皮が硬く、通常のナスのような食べ方(炒めものや漬物)には向きません。ただ中の実はねっとりとして非常においしく、焼いて皮をむいてカレーなどに入れています。見た目の美しさを活かせませんけれどね。
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2010年09月14日

サトイモ、ショウガ、絶好調

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昨年あまり大きく育たなかったサトイモとショウガが、今年はどういう訳か絶好調です。しかも連作に弱いとされるこれらの野菜、昨年と同じ田んぼの脇で育てているのです。

考えられるのが今年の猛暑。これらはともに熱帯の植物で、暑いのが大好き。この地では少々無理があるのではと思われるほどの野菜です。聞けば、同じ熱帯の出身であるオクラが今年は生長が良いとか。

もう一つはコンパニオンプランツ。サトイモとショウガの組み合わせはともに生長を促進すると本に書いてあります。もっともこれは昨年も同じなので、やはりこの暑さなのかもしれません。

いずれにしても、特にショウガは今年がダメならもうやめようかと思っていたくらいなので、結果オーライです。
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2010年08月20日

ゴーヤーブレイク寸前

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一つずつ順番に大きくなってくれるのならいいのですよ。ところがそれぞれの実が同じようなペースで育っていると、一斉に食べ時を迎えることになり、いくら好きなゴーヤーといえども感嘆が悲鳴に変わっていきます。

毎年のことですがキュウリ、ズッキーニ、ゴーヤーのウリ科三兄弟は、生産と消費のバランスがとれません。その点同じウリ科のカボチャは保存がきいて偉いです。ですがそのカボチャ、今年はかなりの数がとれそうで、こちらも悲鳴にならないように願いたいところです。
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2010年08月17日

いつの間にかシソの森

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昨年のこぼれ種、放っておいたらこんな森になりました。小さいうちは虫食いがひどくて料理に使えなかったのが、もう打ち勝ったようです。シソは残留農薬が多い野菜の代表なので、無農薬(おまけに無肥料)のものは思い切って使えます。

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どこからこぼれたのかというとこの石垣の上。一応ここはハーブ園となっているのですが、特に冬は北風がめっぽう強いのでどうしても下流に種が流されてしまいます。上も立派な森になっています。

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そのハーブの中で期待の新人がこのレモンバーム。今はひっそりとシソの影に隠れていますが、姿形がミントに似ているのでおそらく繁殖力は旺盛、来年の大化けを期待しています。普段は飲まないハーブティーもこれならば。
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2010年08月06日

折れても裂けても生きている

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夏野菜の収穫がピークの今、いろいろなところに手が回らなくなっています。気が付いたらズッキーニの株が倒れていました。引き起こそうとすると、

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途中でこのように折れています。このロマネスコという品種は葉も実も大きく育つようで、重みで倒れてしまったようです。それも辛うじてつながっている部分を通して、まだ生きています。これは無理に元に戻そうとするよりも、このまま放っておいた方がよさそうです。

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と思っていたら収拾がつかなくなってきたミニトマト、ホワイトカラントの枝が裂けているではありませんか。それでも双方の枝はすこぶる元気で、たくさんの実をつけています。大したものです。

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裂けているのは1ヶ所だけではありません。このホワイトカラントは極めて樹勢が強く、わき芽がわき芽とわからないくらい、どんどん枝が伸びていきます。でもこの日はいい加減整枝しましたけれどね。
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2010年08月04日

キセニア対策どうやら奏功

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以前先にまいたトウモロコシの隙間に時差まきという形で別の品種をまきました。受粉が交配してしまうキセニア現象から通常はやってはいけないと言われる方法ですが、ちょうど先の品種の収穫がすべて終わってからこのように後の品種が穂を付けたので、一応うまくいったようです。

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しかしやはり先の品種の日影になったせいか、このように生育の悪いものがいくつかあります。こんなに小さくても穂を付けるとは、株の大小に関係なくそのタイミングというのは同じなのですね。これで無事雌花も付けるのでしょうか。
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2010年07月26日

葉の中央からわき芽?

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トマトのわき芽というと葉の付け根から生えてくるものですが、このチェリーレモンという品種はなぜかこうして葉の中央から生えてきます。放っておくと見た目が気持ち悪いのでその都度かいていますが、こうしたものが一枚の葉に何本も出てくるのです。

各種のトマトもだいぶ色づいてきました。このチェリーレモンとワイルドチェリーはまだまだ我慢の栽培です。いまだに花芽を摘み取って上に上にと伸ばしています。もう少しすると想定通りの仕立てとなりますので、乞うご期待。
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2010年07月03日

寒くないから結球しない

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先日収穫時を迎えずにとう立ちしたオーチディアロッサ、1ヶ月ほど放っておいたらこんなになってしまいました。もうすぐ花が咲こうかという勢いです。

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ほかの株も同じようになってきました。間違いなくこれも収穫できません。

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おまけにもう一つ。多分全滅でしょう。本来はこのように寒さによって結球するようです。

もともとはついでにいただいた苗ですから惜しくはありませんが、やはりチコリ類は夏に種をまき、冬に収穫が正解のようです。
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2010年06月26日

鈴なりトマト、枝がもつか

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花の先に実がつくとすれば、この花の咲きようはこの先どうなることでしょう。イルディという品種のミニトマトで、こうした房が1株に何本もあります。何百個という実がとれそうです。

これらすべてに実がついた場合、果たしてその枝が重みに耐えられるのかどうか、見ものです。
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2010年06月25日

どうしたものかブッシュ系トマト

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今年は15種類のトマトを育てていますが、そのうち1種類だけはブッシュタイプと呼ばれる背の低い品種です。これは通常のコルドンタイプと違ってわき芽を摘まず、場合によっては支柱を立てて誘引することもなく、放任栽培するのだそうです。しかしその結果がこれです。どうしたものかなぁと腕組みして考えてしまいます。

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実はちゃんとついています。グリーンソーセージという品種のごとく細長く、熟しても緑色です。いくら何でもこれはまだ未熟ですが、その収穫時よりも枝葉の処理にこれからも手を焼きそうです。
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2010年06月10日

収穫どき知らずにとう立ちかね

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一般にとう立ちというのは、収穫時を過ぎて育ちすぎた状態のことをいうと思います。ところがこれはいつが収穫時だったかを一切知らせずに突然勝手にとう立ちしてしまいました。一体何があったのでしょう。

これは苗屋さんからいただいた株で、オーチディアロッサというチコリの仲間のようです。その苗屋さんもハウスで預かっていた方からもらったものだそうで、よくわからないようです。本来はレタスのように巻く品種のようですが、これはどうしたことでしょう。

間違いなくこれから球が巻くことはないと思うので、しばらくこうして放っておこうと思っています。
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2010年06月08日

ジャガイモの花は摘むべきか否か

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ジャガイモの花は摘んだ方がいいという話を隣の畑の方から聞いてはいました。その方も他の方から聞いたということで、何でもイモに行くべき養分がとられてしまうということです。しかし何冊もある家庭菜園の本にはどこにもそのようなことは書いてありません。これはとうやの花です。

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ネットで調べてみると、摘むべき、摘む必要はないと両論で、一部では論争まで起きているという記述もありました。摘む理由は上記の通りですが、摘まない理由は農家はそんなことしていない(できないという方が正確でしょう)、最近の品種はそんなことしなくても十分育つ(摘むとイモが大きくなりすぎてしまう)といったものでした。これはシャドークイーンの花です。

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ほかの野菜で考えてみました。摘むものといえば例えばニンニクの花芽、ネギ坊主、摘むというものではありませんがとう立ちしたら早く収穫しないといけない様々な野菜。イモ類で考えてみると、ヤマイモやサトイモではそんなことしないし、サツマイモは今年初挑戦ですがやはりどこにも書いてありません。これはノーザンルビーの花、とうやに似ていますね。

結果、今年も摘まないことにしました。花といえば野菜の花であるわが家の畑では、貴重な癒しの存在です。また、花を摘んだ後の姿がもの悲しいですからね。
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2010年06月07日

ミョウガタケ失敗

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先日から軟白化させてミョウガタケなるものを作ろうと考えていましたが、結果このように何にもなりませんでした。藁ではやはり光を通すのかなかなか白くならなかったので、発泡スチロールの箱を逆さにして遮光したのですが、それでもダメでした。

芽が出てからではなく、芽の出始めから徹底的に暗くしないといけないのかもしれません。来年こそは肝に銘じて。
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2010年06月06日

雑草、いやコリアンダー

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雑草はこまめにとっているのですけれど、たまにこうして大きくなっているものを見過ごすことがあるのですよね。今回もまたやっちゃったかと思いきや、よく見るとコリアンダーです。こんなところで育てた覚えはないのですが、なぜかどの株よりも立派に育っています。

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傍らにあるイチゴは見た目は良いのですが、かなり酸っぱいです。今はアリとの競争で、食べ頃になるまでの間は祈るよりほかありません。

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ちなみにコリアンダーを育てた覚えのあるところではこんなになっています。こぼれ種が発芽し放題で、林のようです。なんちゃってエスニック料理には重宝しています。
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2010年06月03日

花といえば野菜の花

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私には花を育てるという習慣がなく、専ら野菜づくりなので、花といえば野菜の花のことを指します。季節柄いろいろな花が咲いています。背景の葉などでわかってしまうかもしれませんが、それぞれ何の花でしょう。

正解は順番にセージ、タイム、ローズマリー、セキレンカ、ギョウジャニンニクです。いずれも野菜というよりもハーブ類でしょうかね。

それにしても野菜と同じくらい花は人気のようです。周りでは野菜はやらないが花はやるという方もいますし、この家を建ててもらった大工さんの趣味はバラです。サカタのタネの機関誌は誌面の半分が花情報です。市場は大きいようです。
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2010年05月20日

ミョウガが出たっ

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今年はミョウガの芽がやたら多く出ています。確かに周りでよく茂っているのを見かけますが、ちょっと恐いくらいになっています。

写真の向こう側に藁が敷いてあるのが見えると思いますが、これは軟白化させてミョウガタケなるものを作ろうという寸法です。予想以上に多く芽が出ているため、ある程度は摘んでしまおうという目論みもあります。
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2010年05月09日

ダイコンの花は白い

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小さくて食べられないようなダイコンをずっと畑に放っておいたところ、この度花を咲かせました。アブラナ科の花は皆同じように黄色い菜の花のようだと思っていたところ、これは白でした。花を育てない私たちにとって、花といえばこうした野菜の花なのです。

もっとも、ダイコンには黄色い花を咲かせるものもあるようで、紫ダイコンなどは花も紫色のようです。実は今年の秋はダイコンの品種にこだわろうと思っています。今のところは夏野菜のことで頭がいっぱいですが、乞うご期待。
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2010年05月07日

コゴミが出たっ

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山菜には順番があるようで、先日のギョウジャニンニクに続き、今度はコゴミが出てきました。スーパーでも出回るようになり、同時にタラの芽やコシアブラなどもありました。

朝の散歩ではワラビも見られるようになりました。以前は山の中に入ってこれらを探したこともあるのですが、この辺ではあちらこちらにあります。というか、山の中に住んでいるということでしょうかね。
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2010年04月22日

山ウド軟白化放棄

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山ウドはなるべく白い部分を長くすると良いので、芽が顔を出す都度籾殻をかぶせてきました。が、もうここまで来ると限界です。手を付けられなくなってきました。

畑の隅に大きな株があって食べきれないほど出てくるのですが、実は私はこれが少々苦手なのです。ほかの苦味野菜は大好きなのですが、どうもフキと山ウドはダメですね。普通のウドは大丈夫なのですけれど。
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2010年04月13日

3年目のアスパラは違う

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アスパラガスは一度植えると10年収穫できると言われています。今年は3年目ですが、昨年と明らかにできが違う感じです。本数も多いし、太い。ただ、株によって勢いに差が出てきました。全部で5株植えてあるのですが、いまだに1本も生えてきていない株もあります。

昨年などは軟白化してホワイトアスパラを作ろうかなどと試みましたが、やはり味はグリーンの方が良いと思うので今年はほったらかしです。果たして何本収穫できることやら。
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2010年04月10日

薪の下からパセリ

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この日しばらく置いてあった原木を一気に薪にしたのですが、立てかけてあった原木を1本1本どかしていくと、その下からたくましく育っていたパセリが出現したのでした。家の敷地からのこぼれ種がこんなところで結実(実は付いていませんが)、いや開花(花も咲いていませんが)していたことがちょっとした感動でした。

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見ると周りにはたくさんの双葉が。これもパセリでしょうか、シソやバジルの種も大量にこの辺に落ちているはずです。

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家の敷地のハーブガーデンでは冬を越したイタリアンパセリが新芽を出しています。パセリは本来2年草なのが日本では寒いので1年草に分類されるというのをどこかで読んだ気がしますが、この寒冷地でも越冬しました。

昨年の今頃は食べる野菜がなくてパセリばかり食べていたのを思い出します。中でもアサリ缶を使ったスパゲティが多かったのですが、今年はまだまだおいしいお米がたくさんあるのでなかなかパスタの出番がありません。
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2010年04月03日

オリーブの剪定

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先日小豆島に行った際に、オリーブはやはり剪定しなければいけないのだと知りました。その様子が展示されていたのでデジタルカメラで撮影して帰り、プリントアウトしたものを見ながらこの日剪定を行いました。これが剪定前。

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そしてこれが剪定後です。違いがわかるでしょうか。何しろド素人なもので、一応指南書はあるものの実際のところこれでいいのか判断がつかず、恐る恐るやった結果です。

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剪定した枝はもったいないので一応土に差してみました。ここは本来グリーンカーテンとなるゴーヤーの畝で、植え付けまでまだ1ヶ月以上あるのでそれまでに根が生えなかったら諦めるということです。ご近所さんは“また何をやってんだかねぇ〜”といった感じで見ることでしょう。
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2010年03月22日

ホウレンソウがもうとう立ち

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種まきから1ヶ月半ほど、収穫にはまだほど遠い室内のホウレンソウですが、どういう訳かもうとう立ちしてきました。まだ背丈が10cmほどしかないのにですよ。

とう立ちの原因は野菜によっていろいろあるようで、今回の場合は温度が高すぎたのでしょうか。畑のホウレンソウは元気に育ってきているので、もう外に出しっ放しでもいいのかもしれません。

とう立ちはニンニクの花芽やネギ坊主と違ってとればいいというものではなく、出てきたらもう葉が大きくならず硬くなるとのことなので、これは予想外に早い収穫になるかもしれません。
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2010年03月19日

ギョウジャニンニク出たっ

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いよいよ春ですね。気がついたら玄関先のギョウジャニンニクが芽を出していました。昨年は株を育てるということで収穫しませんでしたが、今年は穫りますよ。

ギョウジャニンニクといえば醤油漬けがすぐに思い浮かぶと思いますが、ニラのようなニンニクのようなものですから、私は餃子に入れると良いのではないかと考えています。

以前取り寄せた北海道の「近藤チーズ牧場」の名物商品は、このギョウジャニンニク入りのチーズでした。
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2010年03月05日

チコリが出たっ

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諦めかけていたのですが、ここのところの暖かさのおかげでしょうか、ようやくチコリが生えてきました。記録を見ると、チコリ芋と呼ばれる根を掘り上げて発泡スチロールの箱に移植したのがクリスマスでしたから、2ヶ月以上経ってやっとです。やはり温度管理でしょう。

チコリはホワイトアスパラやウドと同じように軟白栽培するために、根を掘り上げた後は暗室で育てます。発泡スチロールの箱にはその蓋をしていたのですが、閉めきってしまっては空気が入りません。そこでわずかに隙間を空けておいたのですが、それでもこのように葉が緑色になってしまいます。

温度が重要であることがわかったので、この日の夜からは外に置いてあったのを玄関に入れ、新聞紙で覆って暗くすることにしました。さてどう育つやら。
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2010年03月02日

この時期にとう立ちとは

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とう立ちとは気温が高くなると起こるものだと思っていました。この聖護院カブもベタがけ+ビニールトンネルで万全の防寒対策をしていたのが、ここのところの暖かさで中はサウナ状態になり、それが原因でとう立ちしたものだと思っていました。

ところがとう立ちの原因はこれだけではないようで、逆に低温に当たることで起こる野菜もあるそうです。ただ、カブを育てるのはこれで3シーズン目ですが、今までこのようなことはありませんでした。飛騨の赤カブも怪しい状態で、これは明日早々にすべて収穫しないといけません。
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2010年02月25日

コリアンダーが出たっ

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昨年育てたコリアンダーを枯れてもそのまま放っておいたら、たくさんの種が周りに飛び散っているのを確認していました。するとそれらがもう発芽しているではありませんか。

と言うのも、ちょうどこの日は近くの育苗家の方のところへ立ち寄り、このコリアンダーの話を聞いてきたばかりでした。何でもコリアンダーは秋に種を蒔いて発芽させ、冬を越させると長期に渡って柔らかい葉を収穫できるそうです。通りで昨年のものはすぐに葉が細く硬くなったわけでした。

ということで、帰って早速確認してみたら芽が出ていたというわけです。温度さえあれば芽が出るはずだとおっしゃっていたので(種子休眠性がないと言うらしい)、その通りの結果となっていました。今年のコリアンダーは期待できます。
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2009年12月21日

これでいいのかプンタレッレ

冬のローマっ子には欠かせないと言われる(にわか知識ですが)プンタレッレを一応育てています。しかし専門誌やネットなどには育て方についての情報はまったくなく、唯一種の袋に書いてあることが拠り所なのです。それによると、「寒さで外の葉が枯れてくる頃にアスパラガスのような花芽が出てくるのでそれを食す」とあります。しかし・・・

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連日の氷点下で周りの葉はこのようにしおれてきましたが、肝心の花芽はまだ見当たりません。果たしてこのままでいいのかどうか、判断がつきません。バカボンパパのような園芸指導家(藤田先生ではありませんよ)に言ってほしいものです。「これでいいのだ!」
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2009年12月16日

シンビジウム咲いた

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移住して2年と4ヶ月となりますが、ログハウスの完成時に工務店の方からシンビジウムをいただきました。花については専ら妻の担当ということで、昨年は残念ながら咲かなかったのですが、今年は鉢替えなどをして手をかけた結果、見事に花をつけました。ワインシャワーという品種で、何でも工務店の方によると私たちのイメージはこれなのだそうです。

ご近所でも畑をやっているところが多いのですが、どうも野菜は旦那さん、花は奥さんという組み合わせが多いようです。種苗会社の機関誌などを見てもその半分は花の種や苗に紙面が割かれており、しかも野菜より前にその記事があります。私にはさっぱりわかりませんが、需要が根強いのでしょうね。
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2009年11月29日

20倍になったイチゴ株

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イチゴの苗を昨シーズン3種類買いました。いずれも露地ものの品種で、章姫、女峰、宝交早生です。収穫も適当に放っておいたら、ランナーが伸び放題になっていてたくさんの子株ができていました。少し遅いですが一応イチゴの植え時なので、これらをすべて分割して植え付けました。


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植えた場所は陸稲とミニトマトに占領されていた石垣近くです。よくハンギングの状態でイチゴが栽培されていますが、イチゴが土に触れて汚れないためと、もう一つは石垣が太陽の熱を蓄えて生長が良くなるというのです。確かに今年の春に石垣のそばに植え替えたオリーブもずいぶんと大きくなりましたので、今度はこの寒冷地なのにレモンでもと目論んでいます。

また、イチゴの子株は親株に一番近いものは使わず、二番目のものから株分けするとどの本にも書いてあります。何でも親株の病気を一番株は受け継ぐのだそうです。でも本当かなという思いもあるのと、単にもったいないということから、すべての子株を植え付けてみました。その数約60、20倍になった計算です。
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2009年10月31日

アブラナ科の双葉

植物には確かに科というものがあるなと思わせる光景です。

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どれも同じ双葉に見えるかもしれませんが、上からルッコラ、ミズナ、コマツナ、チンゲンサイとすべてアブラナ科の野菜です。区別がつきませんね。

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これはシュンギク、ちょっと違いますね。キク科です。

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これはホウレンソウ、かなり違います。アカザ科です。

ちょっと時期は遅いのですが一斉に種をまいて一斉に発芽しました。しかし2、3日後にはかなり強い寒気が入ってくるようなので、やられてしまわないように防寒対策を考えなければなりません。
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2009年10月29日

アイスプラントのこぼれ種

今話題の野菜アイスプラントを育てていたのですが、ろくに食べないうちに葉が老化してきたため、思い切ってバッサリと切り落とし、新しい葉が出てくるのを期待しました。

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ところがいつになっても何も起こらないので諦めていたところ、どうやら咲いた花からのこぼれ種があったようで、このように芽が出てきました。小さくてもしっかりアイスプラントです。

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方や、同じ時期から同じ鉢で育てていたセキレンカはご覧の通りです。生命力が強いというか、半ばグロテスクとさえ思えてきます。これも一応食べられるのですけれどね。
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2009年10月27日

ブルーベリーの紅葉

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ちょうどこの辺も紅葉真っ盛りの中、わが家のブルーベリーもきれいに色づいています。遠目だとドウダンツツジと見まがうかもしれません。

常々トマトやピーマン、トウガラシなどが熟していく過程で、緑から赤へ色が変わっていくのが実にきれいだと思っているのですが、紅葉もやはりこうして緑の中にあるといっそう映えます。

ヤマイモの葉もすっかり黄色くなり、落葉してきました。そろそろ収穫です。
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2009年10月21日

収穫と間引きのあいだに

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中島みゆきの「空と君のあいだに」や古くはピーターの「夜と朝のあいだに」といった曲がありますが、それらを思い起こさせてしまったのがこのダイコンです。一応間引きなのですが、葉も根も立派に育ってしまっていて、収穫と見まがうほどです。

本来はもっと早くに間引くべきかもしれませんが、これは別に怠けていたわけではありません。最近の専門誌には、秋野菜の裁培のポイントが複数の専門家による投票でランキングされています。その中でダイコンについては、ある家庭菜園の専門家がなるべく遅くに間引きして間引き菜を楽しむとしています。

確かにこれだけ大きいと食べ出があります。それでも夫婦二人だと1回に10本が限度ですね。
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2009年09月30日

アスパラガスの赤い実

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種の周りが赤いことの効用はゴーヤーと同じかもしれません。そう言えば昔聞いた童謡で、♪赤い鳥小鳥 なぜなぜ赤い 赤い実を食べた♪というのがありましたね。やはり鳥に運んでもらうようです。

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アスパラガスは現在来年に向けて盛んに栄養を蓄え中です。葉も旺盛に茂り、茎はこのように太さよりもその本数に驚きです。まるでトクサが群生しているようです。
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2009年09月29日

続・超難問 野菜の花クイズ

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これも難しいと思います。ルッコラの花にも似ていますが、葉の姿はまったく違います。ヒントは写真左にちょこっと見える部分ですね。

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答はセキレンカ。もとはこれだけだったのが、こんなに増えました。糖尿病に良いとされているようですが、私は血糖値はまったく問題ないので全然食べていません。
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2009年09月27日

超難問 野菜の花クイズ

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家庭菜園をやっている方でもこの花は難しいでしょう。

答は空芯菜です。サツマイモと同じヒルガオ科の野菜です。アサガオもヒルガオ科となれば何となくわかると思います。
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2009年09月15日

2階に届いたゴーヤー

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グリーンカーテンにと植えたゴーヤー、今や日を遮る必要もなくなるほど涼しいですが、蔓はまだまだ伸び続けています。気付いたら枠を越えて2階のベランダに達していました。こんな上にも花を咲かせ実をつけているのですよ。

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下から見るとこんな具合です。毎日のように収穫しています。

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ベランダには岩登りで頂上に手がかかったような状態になっていました。ここまで多分7mくらい伸びているのではないでしょうか。どこまでいくか、別の楽しみがあります。
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2009年09月01日

稲の花はこういうものか

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植物ですから、花が咲いて実がなるわけです。稲も穂がつきましたがまだ中身は空のようで、そうしているうちに花が咲きました。こういう風に咲くと聞いてはいましたが、意識していないとなかなか見られないものですね。

無花果はその名の通り花が咲かないと思われがちですが、あれは花が実の中で咲いていて見えないだけのようです。花が咲かなきゃ実がなるわけないじゃない、と言われてみればそうですね。

ちなみにこれは陸稲の方、順調に行けばあと1ヶ月ほどで収穫です。
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2009年08月31日

トウモロコシの二重根

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トウモロコシもたくましいですね。本来の根の上からもう一段根を下ろそうとしています。マルチシートなどお構いなしで、下の根は見事に貫いています。ラッカセイではこうはいかなかったのです。

この時期にトウモロコシ?と思うかもしれませんが、これは遅まきが可能な品種で暑さに強いということでしたが、今年はその暑さがさっぱりと現れません。あと、時期的にアワノメイガの幼虫が大量発生しています。まだ雄花だけなのでいいですが。

秋のトウモロコシ、もうすぐです。
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2009年08月29日

トマトの生命力その3

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畑の一角には残渣や雑草などを燃やす場所を設けてあります。その一番奥に、気付かない間に何かの野菜が育っていました。何と、病気で実が落ちたりしたミニトマトを放っておいたら、そこから芽を出して育ったのでした。

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以前コンポストからやはりトマトの芽が出たという話を聞いたことがありました。残渣などは燃やして灰になるし、ここは栄養たっぷりの土ということですね。

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ちゃんと実も赤くなっていますよ。脱帽です。
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2009年08月28日

トマトの生命力その2

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今年はトマトを種から育てたのですが、当然元気の良い苗から植え付けをしますので、最後に残った苗はひょろひょろでこの先大丈夫かと心配するようなものになります。植えるところもなかったので、テラスの下にダメもとで植えた3株が今はこれです。

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テラスの高さまでは整枝して、その後はわき芽を伸ばし放題、テラスの上に乗っかる形で茂っています。品種はアイコとイエローアイコ、ちゃんと実も付けています。

今年は初めてで苗づくりには失敗したと思っていましたが、それでもここまで育ちます。
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2009年08月27日

トマトの生命力その1

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これはわが家の敷地から一段下がった畑を上から撮ったものです。上から下に伸びているのがカボチャ、下から上に伸びているのがミニトマトです。両方とも3m先には達しています。

そしてこのミニトマト、何とわき芽を土に挿しておいたものです。枝が左右に分かれていますが1株です。支柱を立てていないので地を這っているわけです。ちゃんと実も付けています。

その生命力や、驚きです。
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2009年08月15日

期せずして空中栽培

蔓が旺盛に伸びるカボチャやスイカは、スペースのないところでは上に釣る空中栽培の方法がよく紹介されています。私のところはそこまでしなくてもいいのですが、何しろカボチャの蔓の勢いはすさまじい。近所でも平気で段差を駆け上がっていくのをよく見ます。

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うちでもありましたよ、山ウドの枝を伝って畑からわが家の敷地に上がってきました。そしてその中間にちょうどこのように実がつき、意図したわけではない空中栽培となりました。

しかし何の支えもありませんから、この先実が大きくなって果たして蔓が持つのだろうかと心配です。まあVの字型にたわんだ蔓も面白そうですけれど。
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2009年08月14日

やっとゴーヤーが

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昨年よりも2週間以上植え付けたにもかかわらず、なかなか実がつきませんでした。昨年はこの時期すでに収穫しています。やはり天候のせいでしょうか。ここに来てやっと雌花に実がつき始めました。毎日ハチ君、ご苦労さん。

ちなみに正式な表記はゴーヤではなくゴーヤーだそうです。ブログでも今年からゴーヤーにしています。
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2009年08月11日

穂が出てきました

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先日は茎の中にある穂を発見しましたが、この日穂が外に出ているのを確認しました。改めて感動ものです。一年目のど素人がここまでできましたよ。

と喜んでいると、「まだわからない」と妻にたしなめられました。確かにこれからも病気や台風といったリスク要因があるわけで、最後まで“米ができた”と吹聴するわけにもいきません。自戒自戒。
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2009年08月09日

陸稲、その後

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6月に植えた稲の苗、2ヶ月経ってどうなったかというとこのように順調に育っています。隣の畑の方は当初いぶかしがっていたのですが、最近は「これ、穂がつくよ」と興味ありげです。

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水稲の方も順調です。この天候不順で稲熱病が出ているという管内放送もありましたが、今のところその心配はないようです。

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見た目にはわかりにくいですが、この茎の中にすでに穂ができているということです。いやぁ、楽しみです。
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2009年08月05日

穂がつきましたよっ

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2階から見えるところにある田んぼには毎朝水を入れに行くのですが、この日たまたま地主さんと一緒になって話をしていたら、もう穂がついたのではないかということになりました。本当につきましたよ、この通り。

穂は外に出ているわけではないので、見た目には気付かないのです。ただ毎年お米を作っている人からすれば、茎が太くなっているのがわかるのでしょう。むいてみて初めて穂が確認できるというレベルです。私には全然わかりませんでした。

周りの人にとっては当たり前でしょうが、私たちには感動ものです。ちゃんとできましたよ。
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2009年07月31日

わき芽がここまで生長

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トマトのわき芽は基本的にすべてかいているわけですが、大きくなり過ぎたものは放っておいて2本仕立てにすることもあります。その中間、大きくはなっても一応かいたものは、もったいないので土に挿しておきました。それがどうでしょう、このように地を這い、立派に実を付けています。もとは15cmほどのわき芽ですよ。

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もう一つのわき芽もこのように、これは這うと同時にちゃんと上に上に伸びています。わき芽ですからもともと根はなく、土の中に入れた部分から根が生えてくるわけです。その生命力たるや、感心しきりです。

ちょっとケチった見方をすると、トマトの苗は欲しい数の何分の一かを購入すればよく、あとはこうしてわき芽を挿しまくって増やしていくということも考えられるわけです。来年はちょっと検討してみましょう。
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2009年07月27日

深刻な日照不足

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一応梅雨明けしたそうですが、ここのところの天気はかなりおかしいです。ポツッとぱらつくのを含めるとほとんど毎日雨が降り、今後の予報もご覧の通りです。

今年は同じ品種なのにトウモロコシの実が小さく、味も薄いです。肥料が足りなかったのかとも思いましたが、この深刻な日照不足のせいかもしれません。

大量に積み上がった残渣や雑草も燃やせなくて困っています。
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2009年07月19日

一番乗りゴーヤー

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今年も梅雨明けにはグリーンカーテンが間に合わなかったゴーヤーですが、生長競争をしていた各蔓のうち天井に一番乗りしたものがありました。

今までは上への成長を促すために子蔓をすべてとっていましたが、これからは実をたくさんつけてもらうために放任です。

ウリ科では一足早くキュウリとズッキーニが毎日穫れていますが、もうすぐゴーヤーざんまいの日々となります。
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2009年07月16日

勝手に増えるヤツ

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「石蓮花(せきれんか)」という野菜(?)です。巷ではもっぱら健康食品の材料として紹介されていますが、この多肉の葉をそのまま食べることができます。少し酸味があり、味は悪くないです。しかしこの植物、増え方が少々気持ち悪い。

葉を穫った切り口、あるいは落ちたその葉そのものから勝手に細胞分裂してどんどん増えていくのです。写真で小さく花のように見えるのが葉を穫った跡、下に置いているのはもともと1枚の葉です。楽といえば楽ですが、この生命力が健康食品として評価されているのでしょうか。

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前の日に穫ったペコロスはすべて葉と根を切り落としました。これで保存がしやすくなります。
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2009年07月07日

スイカがなった

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今年初めての野菜として、スイカがあります(スイカは果物ではなく野菜に分類されています)。どの本を見ても人工授粉が必要なようですが、隣の畑の方に聞くと放ったらかしということなので、そうしていました。一応雌花の下にこのような実が付いています。

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カボチャも本格的に作ったのは初めてですが(昨年は枯死)、順調に育っています。これらは伸びた蔓が畑を占有するので、そんなにたくさんは作れません。今年はそれぞれ1株のみです。
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2009年07月06日

ざんぎりエダマメ

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どこに何を植えるのかという作付計画は、背の高い野菜と低い野菜を交互に配置して日当たりを確保するように努めています。ところがトマトの南側に植えた背の低いはずのエダマメが、高さ1mくらいにまで伸びてしまいました。通りがかりの人から指摘されたのをきっかけとして、思い切って上の葉をカットしました。

もともとエダマメはあまり肥料を必要とせず、肥料をやりすぎると葉ばかりが茂って実が付かない“樹ボケ”という状態になるそうです。しかしエダマメに限ったことではないですが、今年は最初に畝に肥料をまくだけでその後はほとんどやっていません。どうも原因がわかりません。

今年は茶豆のほか、味噌を作るための大豆を大量に植えています。この分だとビールのおつまみはおろか、秘かに考えていた豆腐づくりもままならなくなります。
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2009年07月01日

アイスプラントの花

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植物ですから花が咲くわけですが、アイスプラントの花などは想像もしていませんでした。

一時は心配したアイスプラント、完全に復活しています。そのうちサラダでたっぷりいただきます。
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2009年06月29日

アロエ復活!

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もともと南国の植物であるアロエ、伊豆の実家から持ってきてしばらく経ちましたが赤茶けてほとんど枯れていました。諦めていたところ、ここ数日の高温のためか見事に復活していました。朝晩が冷え込むこの地では春先から屋外に出すのは難しいようです。

これに先立ち株分けして直植えしたものも青みが戻っていました。しかし到底冬は越せませんね。
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2009年06月20日

千に一つも無駄がない

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親の小言と並んでそう言われるナスの花が咲きました。これは緑の実を付けるというタイナスの花です。

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こちらはごく普通のナス、千両二号です。どういう訳か下を向いてしまっています。

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これはペピーノというナス科の野菜で、何でもトロピカルフルーツの味がするそうです。

畑では単純作業が多いので、いろいろなことが頭に浮かびます。このペピーノの作業中はアラベスクの「ペパーミントジャック」が、「千の瞳」というミニトマトの原種に近い品種の作業中はYMOの「千のナイフ」がいつもよぎります。

最近はドラマの主題歌にヴァンヘイレンのJumpがかかっていることにかなりの違和感を覚えます。
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2009年06月15日

ウリ科の花はそっくり

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暖かくなってそれぞれの生長が早まっています。これはズッキーニ、開花しました。

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そしてこれは数日前から咲いているカボチャです。同じウリ科、そっくりですね。

あとはキュウリ、ゴーヤー、スイカとウリ科があります。これらも咲いたら撮って比べてみましょう。
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2009年06月11日

超低空トマト

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調理用トマト、シシリアンルージュです。こんなに低い位置にもう実を付けています。隣の畑の方からは、実が付いている苗を買ってきたんじゃないかと言われるくらいです。もちろんそんなことはありません。

地上すれすれというより、マルチにくっついています。今年はトマトを8種類作っていますが、期待の品種の一つです。早く赤くなりますように。
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2009年06月10日

見事な大葉

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大葉とはよく言ったもので、本当に葉が大きく開きます。そしてこの時期はまだ虫が少ないためか、虫食いもありません。今年のシソは実によく育っています。

本来はもっと株が大きくなってから収穫するのでしょうが、今年は株の数が多いので、小さいうちからどんどん収穫です。これは醤油ベースの調味液に漬け、ご飯の良いおかずとなります。ほかに挽き肉のそぼろと炒めたり。

今年は梅干しやジュース用にと、赤ジソも蒔いています。
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2009年06月08日

キャベツの大外葉

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一粒の種からよくこんなに育ったものだと感激の一瞬です。とはいってもまだ収穫ではありませんが、キャベツの外葉が直径30cmほどにもなっていて、間にあるレタスを圧迫しているので、下葉を数枚ずつ切り取りました。

ベタがけトンネルが大変奏功していて、虫食いもほとんどありません。あまりにも外葉がきれいなのでどうにか食べられないかととりあえず茹でてみましたが、苦くてダメでした。スーパーで売っているキャベツの外葉はいろいろ利用方法があるようですが、これはそのさらに外の葉ですからね。

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球も順調に巻いています。収穫もそろそろでしょう。
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2009年06月07日

キタアカリの花

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同じジャガイモでも白い花とこうした紫の花をよく見かけます。これは今年主力の品種であるキタアカリ、昨年のとうやは白でした。

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今年は今のところ大敵ニジュウヤホシテントウもほとんど見られず、こうしてきれいな葉が旺盛に生い茂っています。下葉をとり、2回目の土寄せをし、あと1ヶ月ほどで収穫となるでしょう。
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2009年06月04日

難問 野菜の花クイズ

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ジャガイモルッコラの花はわかるかもしれませんが、これはさすがに難しいでしょう。

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答はギョウジャニンニクです。今年は株を増やすため、ほとんど収穫していません。コゴミやミョウガも同様です。
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2009年05月19日

シソの森

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本来はオリーブやブルーベリーの場所ですが、昨年はここにシソの株が植わっており、種がボロボロとこぼれたせいでこのように大変なことになっています。間引きしたものを食べられるかと思ったのですが、硬くて風味がなくてダメでした。

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テラスの下にもこの通り。ここは植わっていたわけではありませんが、昨年の種とりをした場所でした。たくさん落ちていたのですね。

今年はちゃんとハーブ園の方にシソの種を蒔いたのですが、予期せぬ大量群生にいくつかはここでも育ててみようと思います。しかしこう考えると、自然界では連作障害という問題はどうなっているのでしょうかね。
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2009年05月18日

ミョウガが出たっ

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植え付けから2ヶ月近く経ってやっとミョウガが芽を出しました。テレビ番組で家庭菜園ならではの食べ方が紹介されて以来、ちょっとした品薄状態にあったミョウガを買い求めたのは3月中旬でした。

ミョウガとショウガは葉がよく似ており、生育環境も半日影を好み乾燥を嫌うことが共通しています。ショウガの方は植え付けから1ヶ月ほど経ちましたがまだ芽は出ず、心配なのは日影どころか日光が一日中ガンガン当たる畝にあることです。

夏のそうめんの薬味に向けて、期待大のミョウガです。
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2009年05月10日

アロエの株分け

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もらったアロエがいかにも窮屈そうだったので、このように株分けしました。全部で5つの鉢+αに分かれましたが、これが同じ大きさの鉢1つに入っていたかと思うと何ともかわいそうでした。

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その+αがこれです。茎が長く伸びすぎていたので適当なところから切り、これを挿し木にします。アロエは水分が多く、すぐに挿すと腐ってしまうので、2〜3日このまま乾かします。内部に十分な水分があるので、これでも枯れないそうです。

移住1年目は無謀にも直植えして冬に枯らしてしまったアロエ、今年からは鉢で管理です。
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2009年05月07日

コゴミが出た

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まさに買うようなものではない山菜ですが、どの山にあるのかわからないし、勝手に入ってもいけません。そこで最初だけはということで、コゴミの株を買って植えていました。記録によると3月19日に植えていますから、1ヶ月半もかかってやっと出たということになります。

このコゴミ、おそらく今年は食べないでしょう。シダの仲間ですからこのまま葉を開かせて胞子を飛ばせて、来年の大群生を期待することにしようと思います。
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2009年04月28日

タマネギはもう間引かない

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昨年秋に直まきをしたタマネギの根元が膨らんできました。ほとんどの場合マルチの穴に1株ずつ残すと思いますが、これは間引きを最小限にして配置がうまければ最大4株残すようにしています。

これも複数の本に書いてあった栽培方法で、隣り合ったところは生長しませんが、その逆方向にそれぞれ大きくなってくれればいいわけです。ただ中には真ん中に挟まれて身動きがとれなくなっている株があるので、これは間引いて葉タマネギとして大変おいしくいただけます。

もうその間引きも一段落し、今後はこの状態で様子を見ていこうと思っています。
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2009年04月26日

強風による被害

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ここは風の強いところであることは重々わかっているのですが、それにしてもここのところの強風にはまいりました。ヤマイモとショウガの上にマルチとしてのせてあった藁もこの通り。全部のせ直しです。

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先日植え付けた豆類にはベタがけでトンネルを作っておいたのですが、その後スナップエンドウのツルが伸びてきたのでこの部分だけはずし、支柱を立ててネットを張ったのでした。それもこのように傾いてしまいました。

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最大の被害がこれ。ネットにからみつくようにと誘引していたのが裏目に出ました。風で大きくあおられたネットに引っ張られて、根元から倒れてしまいました。中にはすでにちぎれているものもあり、これらは諦めなければなりません。早々に追加の種を直まきしておきました。ネットもあおられないように下を固定しました。
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2009年04月24日

ジャガイモが芽出し

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今年は昨年種イモの買い付けが遅くて叶わなかった「キタアカリ」をメインに植えています。植え付けから2週間、旅行から帰ってきたら芽が出ていました。

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こちらは有名な「インカのめざめ」によく似た名前の「インカのひとみ」です。園芸店の勧めに乗って4株だけ植えてみました。同じジャガイモでもかなり芽の様子が違います。

ジャガイモは切り口に草木灰を付けて植えますが、この草木灰が結構な値段で売られているのです。わが家には薪ストーブがありますから、灰には事欠きません。畑に散布する石灰も買い求める必要がなく、しかも石灰と違って蒔いてすぐに植え付けができるそうです。

もう一つ、ジャガイモの芽を上にして植え付けるのが一般的でしょうが、今回は逆に下に向けて植えました。複数のものの本にそう書いてあり、そうすると丈夫な芽だけが伸びる、芽かきが必要なく種イモを傷めることがない、芽出しが遅いので遅霜にやられないといった利点があるそうです。
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2009年04月10日

今年のスタートは豆類から

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ここのところ異常に暑いので、周りに方もいろいろな野菜の植え付け時を考えあぐねているようです。私の場合、次の日から3日ほど留守にするので、とても苗ポットでは心配なので今年一番に植え付けました。ソラマメとスナップエンドウです。

また、“春はジャガイモから”というのはどこの地域でもそのようであり、私も3週間ほど前に種イモはすでに買っていたのでした。ちょうど隣の畑の方が前の日に植えていたので、私もこの日に植えてみました。記録を見ると、昨年より20日も早いです。

昨年から植わっているニンニクやタマネギなどもすでに畑にはありますが、この苗の植え付けというものは“いよいよ始まるぞ”というわくわく感があります。種を直蒔きするのとはまた少し違うのですよね。
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2009年04月09日

パセリとタマネギの間引き

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家庭菜園ではよく“かわいそうで間引けない”と聞きます。同感ですが、明らかにお互いの生育に良くないので、ここは心を鬼にして取り組まなくてはなりません。昨秋無造作に蒔いたパセリが大変なことになっています。暖かくなってもいっこうに大きくならないので、間引くことにしました。

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タマネギも間引きです。マルチシートの穴に直蒔きしたものが育ってきています。この時期はまだ茎は太っていないので、葉タマネギとしておいしくいただけます。左に傾いているのはこちらが南側だからでしょう。

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似ていますがこちらはニンニク。これは一つの穴に一株なので間引きはありません。ほどなく芽が伸びてくるはずなので、これも早めに摘み取っていただきます。

初夏のような陽気のこの頃、畑も忙しくなっています。
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2009年04月01日

ハクサイの花

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アブラナ科の花はどれもよく似ています。これはすっかり毎日のヒヨドリのエサとなっているハクサイの花ですが、まるで菜の花のようです。というか、菜の花とはアブラナ科の花の総称でもあるようです。

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最近はハクサイがこのようにどんどん上に伸びてとんがってきています。一見まさかこれがハクサイだとは思わないでしょう。ほどなく畝づくりを始めますので、これももうすぐ掘り起こされます。
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2009年03月16日

復活!ギョウジャニンニク

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昨年の秋に小淵沢の道の駅で売っていたギョウジャニンニクを植えてみました。その後、凍り付いた土の上でてっきり枯れてしまったと思っていたギョウジャニンニク、見事に芽が出てきました。山菜の一種なので、いよいよ自分の季節だなと思ったのでしょう。

ギョウジャニンニクの食べ方といえば醤油漬けが一般的かもしれませんが、私が初めに触れたのは何とチーズです。国内のハード系チーズでは随一と思っている北海道の「近藤チーズ牧場」に、ギョウジャニンニク入りのチーズがあります。でもまさか自分でチーズを作るわけにはいきませんからね。

タマネギやニンニクもそうですが、いったん死んだふりをして頃合いを見て復活。植物はすごいものです。
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2008年09月22日

一夜城のサトイモ

豊臣秀吉が小田原攻めの際、山の中に秘かに築いた城を、完成後に周りの木を切り倒してあたかも突然現れたように演出し、北条氏を驚かせたという一夜城の話があります。それを彷彿させることがわが家の畑でありました。

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まずはヒマワリに囲まれた畑、外からはほとんど中がわかりません。いい加減ヒマワリの頭が何か悩み事でもあるかのようにうなだれてきて、下の葉も枯れて汚くなってきたので、この日思い切ってすべて抜きました。一番の目的はネギをはじめとした日影になってしまった野菜に陽を当てることです。

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するとどうでしょう、今まで目立たなく順調に育っていたサトイモが、一夜城のごとく現れました。ずいぶんと葉が大きくなったものです。

現在はゴーヤが一段落し、オクラもおとなしくなってきた中、そのうちこのサトイモの収穫がブレイクしそうです。
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2008年09月21日

無農薬で無傷のキャベツ

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家庭菜園のキャベツ、それも無農薬だとよくあるのが虫食いだらけの葉の光景だと思います。実際、野菜作りの本のイラストにも外葉が穴だらけになったキャベツがありました。ところがうちのはご覧の通り、今のところ非常にきれいな葉でいてくれています。
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秘密はこれ、キャベツの向こう側に関係ない植物があるでしょう。キャベツの大敵アオムシを生むモンシロチョウを、このミントが寄せ付けないでいてくれるわけです。害虫の嫌いな植物を一緒に植えるという、コンパニオン・プランツという手法です。

実はこのミント、つい先日までずっとセージだと思っていたものです。親戚から「セージだよ」と苗をもらって以来、セージもいろいろな種類があるものだと思い込んでいました。ところが最近、ご近所の花き農家の方に「ミントがすごいですねぇ」と言われ、言葉を返せないでいました。

もともとセージがモンシロチョウを遠ざけるとあったので植えたのですが、調べてみたらミントにも同じような効果があるようです。結果オーライですが、今度はやはり本当のセージを植えたいと思います。

実はコンパニオン・プランツも万能ではなく、それでもこまめチェックしていないとアオムシが出ます。毎日のように葉を観察し、虫や卵を見つけてはとっているのです。何でも一つだけの方法では解決せず、いくつかの方法を組み合わせるのが野菜作りに必要であることがだんだんわかってきました。
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2008年09月12日

羽根をとったらトウガラシ

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昔あのねのねの「赤とんぼ」という歌で、♪赤とんぼ羽根をとったらアブラムシ♪という詞がありました。最近色づいてきたトウガラシの支柱の先に、偶然赤とんぼがとまりました。まさに羽根をとったらトウガラシのような色と形をしています。

このトウガラシ、こんなに実をつけるとは思いませんでした。2株ありますので、一年分のトウガラシはもう買わなくて済みそうです。
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2008年08月15日

ゴーヤ出現

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もちろん突然現れたわけではなく順調に育っていたわけですが、何しろ葉が多いのでずっと実が隠れていました。日当たりが不十分だときれいな緑色にならない、ひいては味にも影響するだろうということで、身の回りではなく実の周りの葉を剪定した結果、あたかも突然にょっきりと現れた印象になりました。丸くて苦みの少ないアバシゴーヤもあります。

苦みといえば、ゴーヤは放っておくと黄色く完熟してしまいには破裂してしまうのですが、完熟寸前がおいしいかといえばそうではありませんでした。やはり野菜は何でも早穫り、ゴーヤも苦みがないとうまみもありません。縦に割るとすでに種が赤くなり始めていて、この日食べる1本以外にも慌てて3本収穫しておきました。

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夏の日差しを和らげるためのグリーンカーテンも徐々にできあがっています。株間80cmともいわれるゴーヤですが、諸事情によりその半分くらいの間隔での植え付けとなった結果、少々茂りすぎています。支えのネットがずいぶんとたるんでいます。
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2008年08月14日

オクラブレイクの予感

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現在はキュウリがブレイク中。毎日10本以上穫れていてひいひい言っています。そして次にブレイクしそうなのがこのオクラ。すでに穫れ始めていますが、こうした予備軍がうじゃうじゃいます。

もともとオクラは盛夏にじゃんじゃん穫れすぎるので、株をわざと2本立てとか3本立て、本によっては5本立てまでして生長を鈍らせ、柔らかい実を少しずつ穫るという育て方があります。でもよく考えてみたら、その分株の数が増えるのだからトータルの収穫量は増えるのではないかと今になって気付きました。

今回オクラは種から育てたのでたくさん種が余ってしまい、畑の空いたスペースにやたらと蒔いた結果、20ヶ所×2〜3株ほどあります。大きくなり過ぎる前にとらないとおいしくないので、これからは毎日オクラ10本以上の朝となりそうです。
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2008年07月28日

トウモロコシ倒れる!

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2日間家を空けていた間、地元の人も経験したことがないという猛烈な雷雨に見舞われたようです。夕方帰ってきたらトウモロコシは軒並み、ナス、ピーマン、パプリカ、オクラ、アスパラガスとある程度背の高いものは皆倒れていました。その時は天気は良かったため、初めは何が起こったのか理解できずにとりあえず株を起こしました。

聞けばわずか1時間ほどのことだったようです。八ヶ岳上空に急に真っ黒な雲が現れ、たたきつけるような強雨と雷、そして強風に、この辺のたいがいのトウモロコシがやられたようです。でも株が死んだわけではないので、何とか土寄せしたり紐で支えたりして、まもなく収穫を迎える時期まではもたせることができそうです。

それにしても自然災害による農作物の被害はよく聞いてはいましたが、こうして実体験するとそのダメージのほどが身に浸みてわかります。農作物自体のダメージのほか、精神的なものも結構大きいです。手間暇かけて育てた野菜がこうしてやられると、大げさに言うと半ば放心状態になります。

こういうこともあり得るということを前提として、今後の対策を打つ必要がありそうです。何ごとも1年目は勉強です。
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2008年07月20日

キュウリ大剪定

キュウリの子ヅルは本葉2枚、あるいは花を3つ残して剪定すること、親ヅルは背丈あるいは支柱の高さになったら剪定することは本やDVDで何回も見て知ってはいました。ただ、両方ともぐんぐん伸び、花も実もたくさんついているのを見ると、もったいなくてできませんでした。

毎日のように朝夕と5、6本収穫していた中、この日異変に気付きました。次に収穫しようと思うようなキュウリがなくなっているのです。よく考えたらやはり、実に行くべき栄養がツルや葉の方に行っているのではないかと思いました。ということで、急きょ大剪定が始まりました。

よく見れば伸び放題になっている子ヅルの先の方には、花は咲いているけれど実はついていません。どんどん収穫していたのは新しい子ヅルの根元の方だけだったようです。親ヅルとともに思い切ってばっさり切ると、それまで森のように茂っていたのが実にすっきりと丸坊主のようになりました。

後に植えた方の苗はまだまだこれからが収穫ですが、今回剪定した方の苗が今後どうなるか見ものです。ちなみに今回大剪定した苗からこれまで収穫したキュウリは、一つが36本、もう一つが21本です。苗の値段は200円程度ですから、20倍くらいのリターンでしょうかね。
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2008年07月08日

キュウリの実から葉

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今は何でもネットで検索のご時世、毎日のように収穫しているキュウリにこのような珍しいものがあり、さぞかしと思いきや、結構全国で同じ事例があるようです。

味は特に変わりませんでした。
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2008年07月01日

モリゾーなわが家のシソ

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モリゾーとキッコロ、覚えてますか。愛知万博のキャラクターです。初めは数センチだったシソの苗が、このように立派に育っています。大葉とはよくいったもので、虫にも食われずにこんなに大きな葉になりました。まるでモリゾーです。

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ちなみに本物のモリゾーはこちらです。どうだったのでしょうか、このキャラクターの評判。
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2008年06月27日

キュウリのように冷静に

英語にはcool as a cucumber、キュウリのように冷静にというイディオムがあるそうです。しかしわが家のキュウリの一番株には冷静でいられませんでした。何しろ生長はするが根元でとぐろを巻くようにぐるぐるしており、どれが親ヅルだか子ヅルだかわからなくなっていました。

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そこで緊急の大手術です。隣の畑の方が大変よく面倒を見てくれ、いろいろと教えてもらいながらこのように上に引き上げました。何でも生長にしたがってそれぞれのツルをテープで網に固定する必要があるようです。そのテープをもらったり、太い支柱を貸してくれたりしました。

とにかく今年は何ごとも勉強です。トマトの雨よけも端の苗がどうしても雨に当たるので、一回り大きく作り直しました。
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2008年06月26日

畑を踏み荒らされたように

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タマネギの葉が軒並み倒れています。まるで誰かに踏みつけられたようです。しかしこれが収穫時の合図なのですね。ジャガイモもそうらしいのですが、植物は誠に親切です。

周りの畑などを見ると、この状態からさらに1ヶ月くらい放っておき、完全に葉が黄色くなって枯れてきてもまだそのままにしているところがあります。タマネギで有名な淡路島の農家などは、生育に11ヶ月かけるということです。

ホウレンソウ、カブ、ルッコラと春まきの野菜を一通り収穫してしまった今、私たちにとって食べる野菜が限られてきています。待っていられないのでこうしたタマネギや、間引きしたニンジンで何とかしのいでいます。

“スーパーで買えばいいのに”とはごもっともなのですが、もうすぐ自分の畑で収穫できると思うと、悔しくて買う気になれないのです。
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2008年06月25日

遅すぎたニンニクの摘心

本格的に野菜作りに取り組み始めたのは今年の4月以降であり、それまでに植えたものは半ばテキトーに行ったものでした。ニンニクもその一つで、たまたまホームセンターで売っていたから“やってみようか”という程度でした。

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ところが今になって改めてテキストを見てみると、早いうちに花芽は摘んでおかないと、実への栄養がとられるということでした。ということで急きょ、摘心です。このようにもうかなり大きくなっていて、手では折れないくらいに硬くなっています。

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これ、いわゆるニンニクの芽、さすがに花は食べませんでしたが、炒めてラーメンの具として食べました。中には硬すぎるものがありましたが、これを教訓に今年の秋は真面目にニンニク作りに取り組みます。
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2008年06月20日

どっちのニンジンだか

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蒔いた種の袋はとっておくものですね。ニンジンの種を蒔ききったのですが、それが普通のニンジンであるかミニニンジンであるか忘れてしまいました。いずれにしても順調に育ってきたので、2回目の間引きです。この日食べきれる程度ということで、20本ほど抜きました。

味はまだ青いといった感じですので、ミニニンジンだとしてもまだまだ生育途中でしょう。恐いのは、普通のニンジンだと思ってもっと大きくなるはずだと置いていたら、食べ頃を過ぎたミニニンジンになってしまうことです。

春蒔きのニンジンを育てているのはうちだけかなと思っていたら、最近周りの畑でちらほらと見るようになってきました。
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2008年06月18日

ではこれは何の花でしょう

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いくら菜園をやっている方でも、これは難しいでしょう。第一この野菜はこのように花が咲くまで大きくしません。

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答はルッコラです。このように巨大化してしまいました。こうなるともう食べられません。若い葉だけを摘んで、この日すべて抜き取りました。

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完全に野生化しています。誰がこれをルッコラだと思うでしょうか。

一度に種を蒔きすぎました。反省です。
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2008年06月16日

何の花でしょう

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菜園をやっている方にとっては愚問ですが、これ何の花だと思いますか。何しろ何でも初めてなので、このようなちょっとしたことでも興味深いのです。

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3日ぶりに家に帰ってきたらこちらはたいそうな良い天気だったらしく、雑草ともども野菜がずいぶんと生長していました。このようにジャガイモの花がいっせいに咲きました。中には紫色の花もあるのですが、わが家のはこのような白い花です。品種でしょうかね。

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ニンジンも防虫ネットに突っかかっていましたので、この日外しました。秋と比べるとずいぶんと生長が早いものです。

気温が上がってくるとこうして一気に育つのですね。雑草も・・・。
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2008年06月02日

ジャンボルッコラ気味になってきた

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ここのところ雨模様が多いですが、その分植物の生育はいいようです。日は照らなくてもご覧の通り、ルッコラがこんなに大きくなりました。ついこの間間引いていたと思えばもう大きすぎるくらいの収穫です。ここ何日も毎日食卓にはルッコラが上っています。

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ほかにもホウレンソウ、これも毎日食べています。

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カブはもう少しで食べごろ、これも間引いたものをよく食べています。

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ジャガイモは植えたのが遅いのにもかかわらず、よく育っています。

どれも完全無農薬、鮮度抜群なので栄養価も高いはずです。
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2008年05月29日

ゴーヤがやられた!

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先日植えたばかりのゴーヤの苗、この日朝見てみるとご覧のように根元からスッパリとやられています。最近巷ではチューリップやパンジーなどの花が首から折られているという話をよく聞きますが、まるでそのような状態です。

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犯人はヨトウムシ。もう1本のゴーヤにはこのような歯型のようなものが残っています。夜盗むからヨトウムシと呼ばれるように、昼間は確認できません。被害があるとその周辺の土にもぐっているはずです。いましたよ、でかいのが。

前の日はニジュウヤホシテントウにトマトの葉を食べられるなど、これからの虫との戦いが幕を開けました。無農薬にするにはしかたありません。
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2008年05月28日

蒔きすぎたニンジン

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ニンジンの種はとても小さいので、芝生に使う目土に混ぜて蒔くと作業がしやすいとありました。その通りにすると、ご覧のように蒔きすぎました。何しろ種自体がほとんど見えないので、勘もいいところです。“もったいない”が先に来て、いつも間引くのに消極的になってしまうのですが、そうも言っていられません。

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結果、ほとんど間引くことになってしまいました。ニンジンの葉はおいしくないので食べられません。間引くというよりは、雑草をとっている感じです。仲間の犠牲の上に選ばれしニンジン達はこうして涼しそうです。

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しかし雑草とりなどをしていると、つくづく芽や根に関する慣用表現が多いものだなと感じます。「芽が出る」「芽を摘む」「根こそぎ」「根を張る」「根が深い」「根絶やし」、そして今回は「有望株」を残したわけです。日本はやはり農業国ですね。
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2008年05月27日

ハーブ園が一応完成

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昨日は暗い話題でしたので今日は明るく。いろいろと試行錯誤していた庭のハーブ園、一応完成しました。手前にセージ、奥にパセリ、左手奥にイタリアンパセリです。いずれももらったもので、パセリなどはよくこの冬を越したなと思わせるしぶとさでした。

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それからテラス前に長い畝を作り、手前からタイム、ローズマリー、バジル、見えませんが小さくシソ、一番奥にトウガラシです。

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シソなどはまだこんなに小さいのですが一応定植の時期で、初めはじれったいほど成長が遅いのが暑くなってくるとこれでもかと茂るそうです。

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ハーブではありませんがテラス下にゴーヤも植えました。ちょうどリビングの大きな窓の正面に位置するように植え、真夏は緑のカーテンにして暑さを和らげようという寸法です。

実に楽しみな今後です。
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2008年05月26日

さようならブロッコリー

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何しろ初心者なので最初は本やDVDに忠実に何事も行っています。ブロッコリーは植え付け後に寒冷紗あるいはホットキャップや行燈で保温をするとあったので、その通りにしました。ところがここのところ初夏のような暑さであり、ホットキャップの中が水蒸気で曇ってしまうほどで、中でブロッコリーがしおれていたので慌てて外しました。結果、この日とうとうこのような姿になり、回復不能と判断しました。

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メキャベツも風前のともしび、

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もう一つのブロッコリーもかなり怪しい状態です。

初年度ということで勘弁してもらうしかないのですが、何事も臨機応変、今はそのための経験です。もっとも、それぞれが1株50円という破格の安さだったことや、ポットを外すと根に何やら細かい綿のようなものが絡まっていて(根付きをよくするためか?)、最初から不安はありました。

週末に東京へ出張していた私に対して、「主の帰りを待てなかったみたい・・・」と妻がつぶやいていました。
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2008年05月22日

植え付けのラッシュ

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だいぶ暖かくなってきたことと、苗屋さんに苗がなくなってきたことなどから、この日一気に植え付けを行いました。植えたのは次の通りです。

キュウリ1株
トマト2株
ミニトマト3株
ナス1株
ピーマン1株
パプリカ4株
ブロッコリー2株
メキャベツ1株

トマトはかなり珍しい品種を、パプリカも面白いものを植えてみました。経過は随時報告します。

併せてトウモロコシ、落花生、枝豆の種も蒔きました。もう畑に直まきです。これらは鳥のエサになってしまうため、防虫ネットをかけました。それと、苗床にも枝豆とズッキーニ、それにバジルの種を大量に蒔きました。家の前にハーブ用の畝を作り、バジルだらけにする寸法です。薪ストーブの灰が役に立ちました。

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今回の実験はこのキラキラテープです。何でもアブラムシを寄せ付けない効果があるそうですが、周りの畑ではまだ見たことがありません。またご近所の方がいぶかしがる様子が想像されます。無農薬で作るためには何でもやります。
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2008年05月21日

アスパラガスの芽が出ました

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ずいぶんと時間がかかりました。根を植えたのが4月30日ですから、3週間もかかりました。確かめはしなかったのですが、すぐに収穫できる3年目の根を買ったつもりです。ただ、出てくるのがあまりにも細いと、葉を茂らせて養分を蓄えるために放っておかなければなりません。

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あと、苗床で育てていた枝豆を定植しました。何でも枝豆はこうして2株ずつ、種も2粒ずつ植えるのだそうです。トウモロコシともども、夏のビールのおつまみが楽しみです。
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2008年05月16日

予定外のサトイモとカボチャ

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畑をやっているということで、妻の叔父がサトイモの種芋をたくさんくれました。もともとサトイモは植える予定がなかったので、急きょ空いていたところを耕して畝を作り、こうしてマルチをかけて植えました。

近所の方からは口々に「芽が出たねぇ」と言われますが、もう根と芽が生えたものをもらってきたまでです。実は白芽と呼ばれる普通のサトイモとヤツガシラをもらったのですが、植える際になってどちらがどちらが分からなくなってしまいました。多分畝にはごちゃ混ぜになっているでしょう。

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同時にゴーヤやシソ、そしてこのカボチャももらいました。カボチャも予定外だったため、サトイモと同じ畝に植えました。まだまだ朝は冷え込むため、こうしてホットキャップをかぶせています。

まだ何も植えていない畝は今後予定が入っており、いよいよ新しく植える場所がなくなってきました。
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2008年04月16日

長ネギ開始!

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隣の畑でいろいろな野菜を作っている方がとてもよく面倒を見てくれます。この日は早朝訪ねてきて、長ネギの苗をたくさんいただきました。すでにホームセンターなどでは売られているのを見ていたので、そろそろ季節なのかと思っていたところでした。

明日からしばらく雨の予報でしたので、早速教わった通りに植えてみました。2本ずつ10cm間隔で、寝かして植えるのだそうです。土は根本に最小限かけておくと、自然に葉が立ってくるそうです。土をかけすぎると生育が良くなくなるということです。

太いものを選んで植えましたが、それでもまだ半分ほど残っています。収穫時期が同じになって毎日ネギしか食べられないのも酷ですから、少し時期をずらしてもう半分は植えたいと思います。

写真は2日後、大雨の降った後のものです。
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2008年04月13日

咲いたのは桜だった

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昨年妻の実家から4本の小さな木をもらってきました。種類がよくわからないまま庭先に植えていたのですが、そのうちの一つは何と桜でした。こんなに小さい木でもちゃんと花を咲かせています。

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付いていたラベルには「暖地」とあり、調べるとサクランボの桜だそうです。この辺はまだソメイヨシノの開花はまだで、これは早咲きの種類だそうです。

まさか自宅で花見ができるとは思いませんでした。これから大事に育てていきたいと思います。
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2007年11月08日

無謀にも柑橘系を植えました

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先のオリーブもそうですが、ここは寒冷地なので温暖な気候に向く樹木は不向きとされています。オリーブは地元のホームセンターで売られていたので大丈夫かもしれないと思ったのですが、いくら何でも柑橘類はダメだろうと考えていました。

そのようなところ、妻の実家にある小さな木を4種類ももらってきました。その中にキンカンがあります。“枯れてもいいから持っていってくれ”ということで植えましたが、またご近所の方に笑われてしまうかもしれません。野菜と同様、一年目は何でもものは試しです。

ほかには、暖地とゆすらうめという2種類のサクランボとグミ、周りの家を見渡しても場違いな樹ばかりが植わりました。ある意味、楽しみです。
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2007年09月03日

3種の木を2本ずつ

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周りのお宅はどこもきれいにガーデニングがされているのに対し、我が家は殺風景この上ないため、せめてもとの思いから木を2本植えました。どれにするかさんざん迷ったあげく、写真のようなオリーブの木にしました。

オリーブというと地中海や瀬戸内海のイメージ、温暖な気候に向く木ではないかと思っていましたが、地元のホームセンターに売っているということは何かあるはずです。しかしお店の人に聞くと、“実が付いているのは見たことがない”ということでした。

一時は寒さに強いブルーベリーにしようかとも思いました。数ある樹木の中での選定基準は、“食べられる実がなること”。柑橘系が理想ですが、寒冷地では望むべくもありません。しかしブルーベリーが特別好きか?と言われるとそうでもありません。

やはり何でも好きなものが一番、ということで少ない望みにかけてやはりオリーブにしました。ホームセンターには品種がいろいろあり、ネットで調べてみると「ネバディロ・ブランコ」「マンザニロ」「ミッション」というのが主な品種ということです。ホームセンターにはこれらに加え、「シプレシーノ」というものがありましたが、「チプレッシノ」とも表記するようです。

このうち「ミッション」は高木になるということなので除外、「ネバディロ・ブランコ」は受粉用には良いが実が使えないので断念、ということで、写真の左が「マンザニロ」、右が「シプレシーノ」ということになりました。「マンザニロ」は実がおいしく、「シプレシーノ」は立ち姿が美しいということです。

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このほかにハーブの中では木のように大きくなり、生け垣にも適し、もちろん料理にも使えるローズマリーの苗を2本植えました。まだ今は赤ちゃんみたいですが、この生命力たるやよく街中で目にしますので、今後期待です。

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あとは前の家からの鉢植えであったアロエを、敷地の片隅に2つ直植えしました。これもその繁殖力旺盛なので、これまで窮屈だった鉢から解放されて今後が見ものです。

以上、夫婦二人暮らしを象徴するように、いずれも2本ずつの植樹となりました。
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