2017年05月03日

一人循環型農業やってます

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これ、カボチャを育てているわけではないです。もとより、ウリ科の野菜は種も双葉も大きいので、ニンジンやカブのように筋まきなんてしません。これはうちの鶏たちの糞を熟成させ、畑にまいた結果です。秋にはカボチャを種ごと食べるため、種が消化されずにこうして糞に出てくるのです。

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カボチャの双葉の間にあるのはトマトの芽です。これも夏にミニトマトをたくさん食べ、やはりその種が消化されずに出てくるのです。冬の間は寒くて発芽しませんが、春にこうしてまくとこのようになります。もちろんこれらは雑草扱い、すでに定植したキャベツなどの畝にも出てくるので、その都度撤去です。

地域での循環型農業が推奨されて久しいです。日本の食糧自給率が低い一つの理由は、いくら国産の食材を食べてもそれを育てる過程で輸入の飼料に頼っているからです。その点野菜の場合は国内で循環しやすいのですが、問題は畑にまく堆肥などの家畜の飼料が輸入ものであるということです。これは安全性についてもよく指摘されるところです。

一般に言われる循環型農業とは、地元の農家から出る野菜の残さを家畜の飼料とし、その家畜の糞を野菜の肥料とするものです。この点私たちは作った野菜の残さが鶏たちの餌、その鶏たちの糞が畑の肥料となっています。これぞまさしく一人循環型農業。野菜とともに鶏たちの卵を含め、わが家の食糧自給率はかなり高いと思います。
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2017年04月21日

ラッキーちゃん大活躍

先にご紹介したラッキーちゃん、この日は大活躍でした。暖かくなって雑草も出始め、早めの対処が肝要です。いつもは手作業で一つ一つ取っていたスギナが一斉に目立ってきたので、新入りの見せどころ、早速出動です。

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今回は私たちの間で通称「2番」と言っている畑(全部で4つあるので)、100坪以上はあると思うのですが、これが1時間もかからずにすべて耕耘を終えてしまいました。この機種の説明では30坪用とあるのですが、全然問題ありません。ガソリンも途中給油することなく終えました。この何坪用という説明は一体何なのでしょうか。

これだけ作業が効率的だと、野菜づくりにもよりポジティブになれます。これまではその雑草取りにかなりの時間と手間を取られ、本来の作業がおろそかになっていたところでした。今後畝立てをしてからも何度も活躍が想定されます。

今回マギー審司さんのラッキーちゃんの映像を見つけました。よろしければぜひ。
https://youtu.be/h_kU1aJkRBA?t=248
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2016年03月07日

今年は思い切り有機農法

これまで何度も有機農法の是非については書いてきましたが、改めて記すと有機だから良い、無機だから悪いということではないということです。これは多くの専門家が同じ指摘をしていることをその根拠としているもので、何も私の独断ではありません。一つは肥料の種類ではなくその施肥の方法なのです。

もう一つは同じ有機肥料でもその中身が違うことです。日本の食糧自給率の低さがしばしば指摘されていますが、いくら国産の牛や豚や鶏を食べても自給率は上がりません。なぜならば、それらの飼料のほとんどが輸入に頼っているからです。問題はその飼料で、有機肥料とはそうした訳のわからない飼料を食べた家畜の排泄物をもとにしているので、その肥料の質が問題なのです(実際そのような悪例があります)。

その意味で、今までことさら有機農法にこだわってきたわけではない私たちでしたが、今年からは否が応でも有機農法にならざるを得ません。その理由はもちろん、昨年から飼い始めた鶏たちです。大量の鶏糞が出るのでこれを定期的に鶏舎を掃除し、畑の隅で熟成させています。

もともと有機農法を意識していたわけではありませんが、これを使わない手はありません。しかも鶏たちが食べている餌はもともと私たちが無農薬で作っている野菜の残さだし、病気抵抗のための薬なども使っていないため、心配は要りません。まさに最近提唱されている地域での循環型農業をわが家だけでやっているといった格好です。

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鶏の山盛りうんちを見たい人はいないと思うので写真は撮りませんでしたが、それをこの日畑の畝にまいたのがこの写真です。この時期は周りでも畑が始動しているのがよくわかるのが、こうした畑に肥料をとりあえずまいているといった光景です(後日トラクターで混ぜるのです)。

ということで、今年は一部の人に対しては胸を張って有機農法と言うことができます。というのは、その一部の人は有機でなければ食べる価値がないといったあからさまな反応をすることがあるのです。これは以前からある間違った有機信仰の現われで、本当にこれはどうにかならないものかといつも思っています。
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2015年05月12日

今年の下の畑が完成

もともと予定していた日なのですが、この前の日ちょうどカッコーが鳴きました。もう遅霜がないという合図で、種まきや植え付けには心配ないという時期になります。

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下の畑、今年はずいぶんときれいに仕上がりました。この日最後の畝を立て、完成です。全部で10本、半分はトマトの予定です。

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この上のもう一つの畑は昨年よりタマネギやニンニク、ラッキョウなどを育てています。今年のタマネギは極めて順調、数も十分です。

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少し離れたところにある3つ目の畑、こちらの畝立てはだいぶ前に終えており、ジャガイモも発芽しました。この日は台風の影響で大雨が降るということで、カボチャの種まきをしてきました。ウリ科にはネギという定番のコンパニオンプランツ、端から見ればとても不思議な光景でしょうね。

ほかにも最初にご紹介した畑に地這いキュウリ、スイカ、ズッキーニの種まきをしてきました。同じようにネギを植えて。これも多分異様な姿でしょう。ウリ科にネギというのは秀吉の時代からあったというのを読んだことがあります。

あとは家の前の畑です。だんだんと盛り上がってきました。
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2015年02月11日

北畝の北側から融ける

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今年は雪の降る頻度が多いので、畑には融けきらない雪がいつも残っている状況です。しかしその融け方がちょっと不思議です。畝を立てているので当然畝の南側から融けていくのですが、北側がこの通り、北にある畝の方から先に融けていくのです。写真手前が北側です。

考えられるのは北側に石垣があること。しかし畝までは相当な距離があります。確かに石は保温力があるようで、石垣のそばのイチゴの苗などは元気です。それにしてもなあといった感じです。
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2014年09月12日

5日がかりの雑草取り

今年の夏は前半はカラカラ、早く雨が降らないかなと思っていたらお盆の台風以降は雨続き、どうも極端です。なので巷では野菜の生育不足で価格が高騰しているという中、稲の方はその前半の天候が幸いして県内のお米の出来は「やや良」ということです。

そんな天候だったので、草取りをしようにも毎日のように雨、なかなかできませんでした。その間にも水を得た魚のごとく水を得た雑草、ぐんぐん育ってきているのはわかっていました。自宅の目の前の畑は数年来徹底的に取り除いたのでそうでもありませんが、心配だったのは下の畑3枚です。もう好き勝手に暴れている状態を横目で見ていたのでした。

そして今週、たまたまぽっかり予定が空いていたので、ここのところの晴天を頼りに徹底的に取り除きました。月、火、水、木はちょっと休んでこの日金、足かけ5日がかりの雑草取りです。いやぁ、さっぱりしましたよ。写真がないのが残念ですが見違えるほどです。

もっとも、通常この広さの畑であれば耕耘機を使うのが当たり前のようで、周りの畑の方からは「そりゃえらいわね」とよく言われています。ちなみに「えらい」とは甲州弁で「大変だ」という意味で、移住した当初は草取りをしていて「えらいね」と言われると褒められているのかと思いました。

また、耕耘機とはある程度大型のものを言うようでもあり、家庭菜園用のミニ耕耘機のことは「かんりき」(調べると管理機という字らしい)と呼んでいるようです。会話の中で、「耕耘機が欲しいんですれどね」と言うと「かんりきでしょ」と返ってきます。

いずれにしても、雑草は耕耘機なり管理機で丸ごと土に混ぜ込んでしまうのが通常のようですが、今回のように一つ一つ根こそぎ抜くことが私たちにとっては意味があるわけです。もともとカボチャなどつるものの収穫が終わってからまとめて草取りをすればいいやと思っていたのですが、ここ最近花や穂を付け子孫を残そうという展開だったので、それこそ根こそぎ抜き取り、根絶やしにしてその後の繁栄を予防することに専念しました。

それもこれも、家庭菜園レベルだからできることだと思っています。大規模な専業農家では難しいのでしょうね。普段の虫取りも同じことが言えます。専業農家であれば農薬を使いたくなるのもわかる気がします。
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2014年06月27日

穴あきマルチを多用する理由

マルチシートは野菜によっていろいろな種類が用意されていますが、私が使うのは2種類のみです。例えばトウモロコシだけに使うようなマルチもありますが、回転率が悪くなるので使っていません。

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そこで多用しているのがこの15cm間隔に5つ穴が開いているもの。これは本来タマネギ用なのですが、トウモロコシにも使っています。ほかにはエダマメやレタス、チコリ、トレビス、プンタレッラなどなど。もちろんタマネギ以外は使わない穴が多数出てくるのですが、これをタマネギだけに使うのはどうかと。

理由は、穴開けの面倒さです。株間が30cmだったり2列植えだったりすると、それだけたくさんの穴を開けなければなりません。これが50cm間隔の野菜だとせっせと開けようという気になります。ただ難点は、使っていない穴に雑草が生えること。これらを抜く作業と穴を開ける作業との兼ね合いです。

マルチのたるみは心のたるみとばかり、今回もピンと張ってレタスを植え付けました。レタスは病気や害虫に強く、定植から2ヶ月で収穫できる便利な野菜です。畝が少し空いたときに植えられるよう、今年は連続して苗づくりをしています。
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2014年05月28日

今年のトマト畝は高いぞ

もともとたいていはどの野菜でも高畝にしています。理由は水はけをよくするためですが、高畝にしていないのは湿潤を好むサトイモやショウガくらいです。特にトマトは乾燥を好むので高畝は欠かせません。

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今年はこのように、いつもよりも高くしてみました。30cmはあると思います。そしてこの日、加熱調理用のトマトばかりを80株、この畝に植え付けました。植え付けといってもニラとのコンパニオン、ポット苗の土の洗い流し、支柱立て、誘引の紐結いと結構手間がかかります。事前にマルチに穴を開けていたのですが、それでも3時間半くらいかかりました。

トマトはこればかりではもちろんありません。生食用の中玉やミニ、それにドライトマト用のミニも育てており、それらはもう植え付けました。小さい畑ですから畝の数が11しかない中で、4つがトマトです。しかもそのうち1つは本来畑ではないところです。

加熱調理用のトマトは丈夫なので、雨よけはしません。肥料もやりません。水もやりません。という今年の予定です。
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2014年03月14日

雑草の生育で感じる春

二度にわたる大雪ですっかり畑の出足が遅れてしまっているこの地域ですが、雪の下ではしたたかに雑草たちが起き出しているようです。ここのところの暖かさと雨で一気に溶けた雪から見えたのは、たくましくも育っているこの季節ならではの雑草でした(名前はわかりません)。

この日は午後の散歩から帰ってきてからその足で畑に入り、花を付け始めたものを中心に急いで抜き取りました。ピークシーズンには嫌になるほどやらなければならない雑草とりですが、久しぶりの作業と感触が妙に懐かしい感じでした。

これが油断しているとあっという間に勢力を拡大するので、早いうちに対応することがとても大事だと実感しているのは経験則です。まさに慣用句の「芽を摘む」わけで、今後しばらくは気を抜けません。また、こうしたことでようやく春が来たということを実感できるとも言えるわけです。
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2013年10月15日

藁まき二度手間のエクササイズ

毎年脱穀した後は藁を刻んで田んぼにまくのですが、その量についてはいろいろあるようです。以前は少ないと言われ大量にまき、今年は多いと言われこの日大部分を回収して燃やしたのでした。台風が来る前のちょうど良いタイミングで、この後雨が降ってきて心配なく消火です。

これは間違いなく二度手間なのですが、私はいつもこうした作業はかなりポジティブに捉えています。まきすぎた藁の切断作業で一エクササイズ、その藁を回収する作業でもう一エクササイズ、おかげでこの日は最高気温が15度に届かなかったようですが、半袖姿で汗だくになりました。

以前脚本家の倉本聰さんが、「人は機械などで楽をすることを便利と称する一方、スポーツジムで鉄の塊を上げ下げするという何の生産性もないことをしている」というようなことを話していたのを覚えていますが、本当にそう思います。普段の生活で身体を使っていれば、何もお金を払ってエクササイズをすることないのですよ。
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2013年09月18日

有機肥料作ってます

有機肥料と化学肥料のどちらが良いかなどという議論は不毛であると、これまで何度も書いています。それはさておき、生ゴミを肥料に変えるということもよくなされており、コンポストなどが一般的でしょう。ただこのコンポスト、完熟という点で疑問と不安があり、どうもやる気になれません。

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そこで実践しているのが、いつもの炭火焼きの最後、残った火に魚や鶏の骨などを放り込んで灰にする作業です。もともと炭からの灰を集めて畑にまいているのですが、これに有機物を混ぜているといった感じです(炭のもとの木ももちろん有機物ですが)。ときにはホタテやサザエなどの貝殻をしぶとく何度も焼いて粉にしていたりします。

ただ、灰として量の多いのはもちろん薪ストーブからの方です。これも毎冬せっせと集めて、特にネギ類や豆類といった、これを多く必要とする野菜の畝に多めにまいています。牡蠣を大量に食べた後などは、その殻をストーブに入れて焼き、牡蠣殻肥料を作ったりします。これなどは買うと結構高いですからね。

ということで、一応有機農法でもあると言えるのでしょう。あまり気にしませんけれどね。
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2013年06月19日

有機栽培のヘビーメタル害

1980年代の洋楽ではコンセプトアルバムというものが流行りました。一枚のアルバム(当時はCDではなくLPレコード)が一つの物語となっており、一曲一曲が起承転結の構成になっているものです。その中でスティクスの「ミスター・ロボット」は、特に日本を強く意識した作りから大ヒットしました(日本語の歌詞や大仏が出てきます)。そこからのシングルカットで「Heavy Metal Poisoning」(ヘビーメタル中毒)という曲があり、これもそのPVとともに私のお気に入りです。そもそも音楽のジャンルとしてのヘビーメタルが好きで、いまだに睡眠導入曲としてイヤホンで聴いているくらいです。

前置きが長くなりましたが、今読んでいる有機農法についての本で、「ヘビーメタル害」のことが書かれています。もちろん音楽のことではなく、身体に害を及ぼす重金属のことです。かねてから有機栽培には疑問を持っており、農法それ自体はもちろん良いのだけれど、ちゃんとやらないと却って害の方が多いというのが、これまで何冊もの専門書を読んで得た感想です。だから素人の家庭菜園では危なくて取り組めないはずで、テレビの野菜づくり番組でも化学肥料の使用を前提としていますよね。

その本の中で、今の状況を端的に表している文章がありましたので引用しておきます。

「主原料が鉱石であり、ミネラルであるはずの化学肥料をなぜか消費者は極端に嫌う。その結果、化学肥料の使用をやめ、抗生物質やホルモン、重金属、添加物の入った畜産廃棄物を、しかも大量に栽培に使用することになってしまう。」

“化学”という表記が消費者の嫌悪感を助長しているといつも思っているのですが、決して危ないものではないはずです。どうも農薬と化学肥料がごっちゃにされているようで、「有機無農薬」とか「無農薬無化学肥料」という風に、もともと違う意味の二つの言葉をあまりよく考えずに連ねて使っていることが混同の原因だと思います(こうした言葉遣いについては機会を改めてまた後日)。

一般消費者のみならず、生産者や流通業者といったプロまでもが、頭ごなしに化学肥料が悪くて有機肥料が良いと、極めて偏った情報に基づいて喧伝していることに大きな違和感を覚えます。化学肥料の弊害についてももちろん知っていますが、アメリカでの有名な疾病の原因も含め、それはあくまでも使い方の問題です。同じことは有機肥料でも十分起こりうるのです。

この重金属の害は、日本でもイタイイタイ病や水俣病として有名です。音楽のヘビーメタルを聴きすぎても身体を壊すことはありませんが(大音量でのヘッドホンは難聴に注意です)、食べもののヘビーメタルはご免です。どうかこの異常とも思える有機栽培信仰はどうにかならないものかと常々思っています。



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2013年01月14日

畝がわからなくなる大雪

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久しぶりの大雪でした。冬でも畝はマルチをかぶせたままなどして崩さずにしているのですが、その凹凸がわからないくらい積もりました。これで土の中に保存してあるダイコンやカブなども、しばらく収穫できません。

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ミニログの屋根の上は一度も雪かきをしなかったので、総積雪量はこれくらいです。30cmはありますかね。

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テラスの上は何度も雪を下ろしたので、その高さがテラスと同じくらいになってしまいました。

さてこの雪、冬の野菜の保存には空っ風よりもいいのですよね。温度が極端に下がらずに適当な湿度も保たれて、よく雪下ニンジンとか雪下ダイコンとか呼ばれています。この地では例えばネギをそのまま畑に放っておくとガチガチで抜けなくなるので、皆土に埋めるだけでなく藁をかけて屋根をしています。

ここ数日だけ雪下野菜です。
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2012年07月07日

けなげなニホンミツバチ

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向かいの養蜂家の方のニホンミツバチが、今はワイルドルッコラやコリアンダーの花にせっせと通っています。そのけなげな姿のかわいいこと。素早く細かく動き回るので、その姿をとらえるのが大変難しい。これは偶然ファインダーの真ん中に収まった一枚です。

移住して変わったことの一つは、ニホンミツバチに限らず蜂を必要以上に恐れなくなったことです。アシナガバチにしてもキイロスズメバチにしても彼らの事情があって飛び回っているわけで、この時期はいつも薪ラックをせっせとかじっている姿が見られます。巣の材料にでもするのでしょうかね。こちらから危害を加えなければおとなしいものです。

音だけは迫力のあるマルハナバチも受粉の心強い味方ですから、これもまたかわいらしい。特に小さな花に細い茎がたわみながら蜜を集めている姿などは微笑ましい限りです。ただ、今のところ遭遇はしていませんがオオスズメバチだけはご免です。その焼酎漬けで対処できるものなのでしょうか。
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2012年04月24日

今年の感激は石垣

一昨年、いつ間にか地主さんが田んぼへ下りる階段畑へ下りる階段を作ってくれました。今でも大変重宝しています。

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そこへ今年は田んぼの脇のちょっとしたスペースに、この石垣を作ってくれました。相変わらずの仕事の早さに感謝感激です。ここはもともと狭くて傾斜のある場所で、昨年はサツマイモの畝を作るのにかなり苦労しました。

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土を平らにならすとこの通り、耕作面積が広がりました。なぜか昨年のコンパニオンプランツのネギが残っていますが、ここにはまたサツマイモを植えようと思います。連作を嫌う野菜が多い中、サツマイモはむしろ連作をした方が良いものができるのだそうです。
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2012年02月28日

雑草は撮らないが取る

まだまだ寒いですが着実に土の中は動いているのだと感じていたこの頃、久しぶりに田んぼの横の畑を見に行ったら案の定、この季節の雑草がたくましくも我がもの顔ではびこっていました。ちょっとした薪割りを終えて急きょ直行、雑草などは写真には撮りませんが、花を咲かせて種がこぼれないうちに早めに摘み取ります。

このスペースは昨年サツマイモを育てたところで、全体が斜めになっているため普段しないような姿勢となり、良い運動となりました。時間を忘れてこうした作業に没頭することにより、軽めだった今日の朝食と昼食による空腹も気になりません。

毎年野菜を作るようになって、夏場は痩せて冬場に太るという周期を繰り返しています。今シーズンの冬はその太り具合がいろいろな調整により抑えられているようで、昨年は夏バテでかつてない体重にまで落ちましたが、今年もこれから身体を絞っていきたいと考えています。
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2011年09月07日

マルチを突き抜ける雑草

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新しい畑は今まで何もしていないところなので、とにかく初めは雑草の勢いがすごいです。特にここのところの長雨で加速したようで、雑草が生えないようにと張ったマルチもこのように突き抜けて出てきます。

思えば家の前の畑も最初はこうでした。根気よく抜いていくうちに、ご近所から“雑草が一本も生えていない畑”と言われるようになったのです。もちろん、今でも特に雨上がりなどは生えてきますけれどね。
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2011年08月15日

新しい畑が始動

今の目の前の畑が手狭になったため、新しい畑をずっと探していました。この度歩いて5分もしないところにちょうどいい大きさの畑を借りることができ、秋冬野菜や冬越しの野菜のために開墾作業をしてきました。もちろんほかの作業もやりながらでしたが、草取り、畝立て、マルチ敷きで3日間もかかりました。

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全部で6本の畝を立て、残りのスペースは畝を立てない長ネギ用です。奥のシルバーマルチは秋冬野菜のアブラナ科、手前の穴あきマルチはタマネギ、ニンニク、ラッキョウ、そしてチコリやプンタレッレといった葉ものでも放っておける野菜です。

これに先がけて機械で2度かき回してもらっており、放っておくとまた雑草が生えるのでその前に何としてもマルチを敷いておきたかったわけです。種まきや植え付けはまだ先ですが、とりあえずこれでひと安心です。

毎日の散歩コースの途中なので、これから目が離せなくなります。
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2011年05月29日

排水パイプが奏功

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以前畑に溜まった雨水を排出するためのパイプを敷設しましたが、その真価が問われる今回の大雨となりました。結果、このようにうまく作用しています。まだ地面がデコボコしているところがあるので修正が必要ですが、一応機能は果たしました。

理想は畑全体を緩やかに傾斜させて、どの畝間にも水が溜まらないようにすることです。今はまだ畝の間が運河のようになってしまっています。
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2011年04月11日

排水パイプを敷設

畑の敷地は坂の途中のカーブの外側にあり、大雨が降ると道路に流れる雨水が入りやすく、加えてほとんどの畝が高畝・マルチのため、本来畝に吸収されるはずの雨水が下に落ちて溜まるのです。そこで昨年、これを排水するための路を造りましたが、この冬に自然と埋まってしまいました。

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そこで今度はもともと田んぼの排水パイプとして埋まっていたものを再度きれいに敷設しました。傾斜がぎりぎりのため、何度も水を流して実験しました。考えてみると何で昨年はこのパイプを取り外したのか、わからなくなってきました。

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排水口の方には土が流されないよう、石を敷き詰めました。もともと掘ればいくらでも石が出てくる土地なので、こうしたときには事欠きません。

乾燥続きの毎日なので、二重の意味で早く大雨が降らないかと思うこの頃です。
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2010年11月19日

ハーブ園の移設

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訳あってハーブ類を植えてある場所を一掃しなければならず、この日それぞれを植え替えました。パセリやワイルドルッコラはテラス前に、タイムは石垣の下に、そしてこのローズマリーとセージはあらかじめ移植しておいたレモンバームの横です。やはりこれらは草というより木ですね。結構大きくなっていました。

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そのハーブ園はこのようにきれいさっぱり。この土の部分をもっと広げていよいよ計画がスタートです。
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2010年11月04日

有機農業の賛否

農業に関する本を一気に3冊読みました。「ほんとの野菜は緑が薄い」と「野菜の裏側」は自然栽培を実践している同じ著者で、違う出版社の2匹目のドジョウでしょうか、内容はよく似たものになっています。もう1冊は「農はショーバイ!」、ビオファームまつきのオーナーによる著書です。前者は有機農業を含めた肥料の使用を否定しているのに対し、後者は有機農業を強力に進め、また勧めています。

巷では何でも有機の方が良いという風潮がありますが、これはまず間違いなく間違いです。今まで読んだたくさんの本や情報により、これは確実に言えます。有機でもやり方を間違えればかえって野菜や土壌にとって有害であることは、多くの専門家が指摘しているところです。そしてそのような野菜も多く出回っていることもあるようです。

同様に、化学肥料が絶対に危ないということも絶対にありません。化学という表記がイメージを悪くしているのでしょう、何か自然界に存在しない危ないものという風に思われがちですが、どっこい原料は鉱石など自然界のものです。成分を化学的に抽出しているという意味なのです。

有機でも化学でも肥料をやりすぎれば同じような害があります。それを化学肥料だからその害が出るという偏重した情報だけが喧伝されています。よく言われるブルーベイビー症候群は、有機でも化学でも起こりえます。原因は同じなのですから。

有機農業が化学肥料を使った農業に優れている点としては、循環型農業の実現があります。動物の糞を肥料とし、できた野菜の残さをその動物の飼料とする、日本では肥料も動物のエサも輸入に頼っていますから、国内で完結するこのシステムは理想的でしょう。

いずれにしても、有機農業はメリットもあるけれどデメリットもある、加えてうまくやるには難しさがあるということで、私たちは取り組んでいません。無肥料ではないけれどごく少量の液肥を、本当に散発的に、ほとんど気まぐれ程度にやるだけで、言ってみれば微肥料栽培といったところでしょうか。もちろん無農薬で。

実は肥料をあまりやらないことの本当の理由は、お金をかけるのが嫌だからだったりして。
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2010年10月13日

藁まき完了

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昨年はまきすぎた藁、春先には機械に絡まるということで燃やしたくらいでした。今年は地主さんからあらかじめ量を指定され、その通りにまきました。藁も昨年は3等分だったのが今年は4等分。すべて手切りです。

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まく藁が昨年より少ないということは、残った藁が昨年より多いということ。昨年はバラの栽培家の方などに一部引き取ってもらいましたが、今年はどうしましょう。買ってでも欲しい人が世の中にはいるので、うまくマッチングができないものかと考えています。
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2010年06月28日

奏功するか、排水のための運河

自宅前の畑はもともと田んぼだったため、周りの地面より低い位置に広がっているのです。おまけに高畝にしてマルチを敷いているため、本来はその部分に吸収されるべき雨水が皆その両側に落ちて溜まるのです。大雨の後は運河状態になっているのを見かねて、地主さんが一つ提案をしてくれました。

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それはこれ、もともと田んぼの排水パイプが埋まっていたところをそのパイプを抜き、排水路を作ろうというものです。以前からそのようなことができればいいなと思ってはいましたが、それが即決実現しました。大げさですが、イメージとしてはまるでスエズ運河のようです。

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これは排水口から見た写真です。最後に蛇行しているのは掘りきれない大きな石があったためで、地主さんは「まるでアマゾン川のようだね」と言っていました。

普段は水が溜まるような大雨は降ってほしくないと思っているのですが、この時ばかりは計画通り排水されるかいっそのことにわか雨が降ってくれないものかと思っていました。結果の方は乞うご期待。
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2010年05月14日

今年の畝がほぼ完成

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この日一気に3本の畝立てをしました。耕耘機がないのですべて手作業、特にマルチ張りは今まで一人でやっていたものを妻に手伝ってもらったら、何と楽なこと。今年はシルバーマルチを多用しているので、2階から眺める畑の景色もまぶしいです。アブラムシの気持ちがこれでわかるかも。

ほぼ完成というのは、向こうから数えて5番目の畝がまだ途中なのです。ベタがけがかかっている背の高い株はソラマメで、予定ではもう収穫しているはずだったのですが、春の低温のせいかまだ十分実っていません。マルチが張り切れず、ロールが横たわったままです。

全部で10本ある畝、そのうち5本がナス科、うち3本がトマトという徹底ぶりです。輪作は1年おきということになりますが、果たして。
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2010年04月08日

ミント掃討作戦

歴史上の話でも現代の企業でも、使えると思って抜擢した部下が次第に自分を脅かす存在になり、最後には追い出したり抹殺したりすることがよくあります。私たちの畑ではそれがミントでした。

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もともとはコンパニオンプランツとして利用していたのですが、あまりにも根がはびこるのでこれを畑の周りに移植し、雑草が生えないように活躍してもらおうという狙いでした。結果見事に雑草を駆逐したのはいいのですが、あまりもの繁殖力の強さに今シーズンは少し怖さを覚え、この日一気に引き抜いたのでした。この根、ハンパじゃありません。

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このミント、最初はたった1株ですよ。それが見る見るうちに増え、その勢力を畑の中にまで伸ばそうかという生長ぶりでした。よくハーブの寄せ植えをするときにはミントだけは植木鉢ごと土に埋めるなどと聞いてはいましたが、本当にこの強さは驚きです。

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その証明、鍬がポッキリです。びっしりとはびこっている根の上からまず刃を入れ、てこの原理で掘り起こしていたのですが、とうとう負けました。

ただこのミント、利用のしかたを少し変えてまだ使えると思っているため、ほんの一部だけ残してあります。その成果は乞うご期待。
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2010年04月06日

田んぼ脇の斜面を開墾

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もう作業が半分済んだところの写真ですが、田んぼの上に位置する斜面も使っていいとのことなので、この日開墾しました。一面に草が生えていたほか、背丈を超す枯れ草もありました。これを手と鍬とホーのみで切り開いていったわけです。

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こちらは昨年開墾した田んぼ脇の低地。今年は配水の関係で昨年以上にじめじめしそうなので、植え付ける作物を考えなければなりません。

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朝から始めて午後4時頃にやっと終わりました。この日は朝ご飯前に30分のウォーキング、朝ご飯後にすぐに開墾、昼ご飯後にすぐにその続き、開墾が終わったらすぐに自転車で買い物と息つく間もなく、まるでトライアスロンのスイム、バイク、ランならぬ、ウォーク、ファーム、バイクの一日となりました。
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2010年03月23日

家庭菜園検定、通過か

この2日前、今回で第2回目の開催となる「家庭菜園検定」を受けてきました。1級から3級がありますが、1級は2級合格者が対象ということで、今回はまず2級です。

事前に第1回の過去問題を解いてみたら難なく合格点がとれたので、ほかに特に準備することなくそのまま臨んだところ、今回は格段に難易度が上がっていました。特に自分で栽培したことのない、あるいは栽培しようとも思っていない野菜や栽培法のことは関心がないので情報を持ち合わせていません。

自信がない問題について帰ってからネットでいろいろと調べ、一喜一憂していたところ、この日主催者から正解の発表がネットでありました。早速自己採点・・・、結果何とか合格点は上回ったようです。あとはマークシートへの記入ミスがなければいいのですが。

当日試験を終えた際はもう2級で十分だなという打ち止め感があったのですが、もし通過するとなるとやはり1級にも挑戦という気持ちになるのでしょうか。とりあえず後日1級の問題を解いてみようと思います。
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2010年03月11日

これじゃ手も足も出ない

昔、大学の期末試験でどうにも答えられず、手も足も出ませんという意味でダルマの絵を描いて提出したら、面白いヤツだということで合格点をもらったという話を聞いたことがあります。

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いつもは積雪があってもあっという間に融けてなくなってしまうこの八ヶ岳南麓ですが、今回はさずがに多かったせいか畑はまだこの通り、これではまさに手も足も出ません。

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降雪当日の朝はこの通りですから、少しは融けているのでしょうが作業ができないことには変わりありません。そろそろ草木灰をまいて現在育苗中の春野菜を植える土を作っておかなければならない時期なのですけれどね。

来週はいよいよトマトの種まきの予定です。
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2009年12月01日

畑に残ったネギの根

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先日長ネギの収穫をしましたが、ふと畑を見ると細かい根がずいぶんと残っています。こういうものは気になり出すと止まらないたちで、土を手で掘り返していくと面白いように出てきました。バケツ一杯ほど集まりましたよ。

ネギの成分の硫化アリルは根にもあるようで、作業中いわゆるあのネギの臭いがプンプンでした。そう言えばタマネギの根というものが甘くておいしいらしいのですが、長ネギはいかに。でも試そうとは思いません。
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2009年10月19日

まきすぎ!卵の殻

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子供の頃よく見た光景に、庭木の根元に卵の殻が置いてあるのがありました。同感の方も多いと思います。なぜか最近は見なくなりましたが、先日のイベントで大量に卵の殻が出たので、まいてみました、オリーブの木の根元。

ちょっとまきすぎましたかね。と、心配になってネットで調べてみたら、ほとんど効果はないようですね。それが最近見なくなった理由かもしれません。近日中、撤去か?
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2009年10月12日

わらわは藁まき

稲の脱穀後、残った藁を細かく刻んで田んぼにまき、翌年の肥やしとするのが常識のようです。脱穀をした後にその作業を一応したのですが、隣の畑の方から「散らかして遊んでるんじゃないんだから」と言われてしまいました。つまり圧倒的にまく量が少ないということでした。

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そこで日を改めて、このように徹底的にまきました。1人で約2時間かけ、藁のじゅうたんのようになりました。しかもこれ、すべて手切りです。地主さんがいつも機械で細かくしていたのを見ていましたのでてっきりそう思っていたら、その機械が壊れてしまったということです。この秋空の中Tシャツと短パン姿でいい汗をかきました。

何でも大きな畑では、刈り取りと脱穀と藁まきを同時にこなしてしまう機械を使うようです。乾燥も機械干しで1日で済むということで、確かに楽ではありますが各プロセスを楽しむ余裕がありませんね。もっともそれぞれが単純作業ですから、量が多いとそうも言っていられないでしょうけれど。
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2009年10月08日

プールになる畑

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移住してから初めての台風上陸でどうなることかと思いましたが、ほとんど被害はありませんでした。しかし台風でなくとも大雨が降るとこのようにプールのようになる畑、困ったものです。

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水はけが悪いわけではないのですが、カーブになっている坂沿いのためどうしても道路からの水が入ってしまうのです。畑自体も微妙に傾斜しており、排水の経路がないので下側に水が溜まってしまいます。

台風一過で明日は晴れるでしょうが、しばらくはぬかるんでいて畑作業ができそうにありません。
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2009年09月08日

トマト大量発芽

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以前残渣置き場に育ったトマトのことを書きましたが、その周りにたくさんのトマトの芽が出てきました。今年は種からトマトを育てましたので、双葉だけですぐにそれとわかります。落ちた実を置いておいたらたくましく発芽してきたのです。

さて、これをどうするかです。これからの季節は寒くて十分育たないでしょうから、でもわざわざ温室にするか。まさかねぇ。
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2009年08月25日

グリーンカーテンが完成

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昨年はネットが垂れに垂れたグリーンカーテン、今年は竹でしっかりと枠を組み、ネットも頑丈なものにしましたのでこのようにうまくできました。冷夏で日差しを遮る効果も今ひとつ実感できませんが、来年以降これは活躍しそうです。

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昨年よりだいぶ遅いですが、ゴーヤーもいよいよできてきました。今年はすべてアバシゴーヤー、苦味の弱いものです。

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2階のベランダから見た様子です。蔓の勢いは極めて旺盛で、このカーテンはたった3株のゴーヤーでできているのです。先端まで5mは伸びているでしょう。

遮って嬉しい、食べておいしいグリーンカーテンです。
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2009年07月04日

サトイモはどこだ

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基本的に雑草は徹底的に抜いています。が、田んぼの隅に今年初めて作った畑スペースは、家の目の前ではないこともあって手抜きになりがちです。畝を作るときにきれいに抜いた雑草が、この時期大変なことになっていました。

ここにはサトイモが植えてあります。葉が数枚伸びているのですが、わかるでしょうか。サトイモの間にはショウガを植えてあり、やっとのことで発芽しました。これはどう目を凝らしても見えないでしょう。

もちろんこの後雑草は抜きました。目の前の畑と違ってもう何年も放置してあった土地なので、雑草のレベルも半端ではありません。
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2009年05月26日

10本の畝が完成!

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野菜ごとに種まきや植え付けの時期が違うので、畝もそれに合わせて随時作っていきます。今年は横に長い通常の畝を10本作る計画であり、この度その最後の畝を立てました。中ほどに見える黒いマルチを張ってるのがそれで、ここには芽を出し始めたサトイモをもうすぐ植える予定です。

耕したり畝を立てたりするのに小型の耕耘機が欲しいと思ったこともありましたが、体を使うことで確かに疲れますがそれが良いエクササイズになっています。有酸素運動と筋力トレーニングがいっぺんにできるといった感じですね。
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2009年05月09日

いよいよ田んぼが始まりました

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今年は米づくりにチャレンジです。先日田を区切る畦板を立て、この日いよいよ水入れです。まずはデコボコしているところを平らにならさないといけません。また、水を入れる前に周りに溝を掘り、スムーズに水が通るようにしなければなりません。何でも初めてのことばかりなので、指導を仰ぎながらの作業です。

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田んぼの一角は日当たりが悪いので、このように間仕切りしてあります。しかしそのスペースがもったいないので、草をとり、こうしてならして畑にしてみました。いつもの畑では場所をとるので植えていなかったサツマイモでも育ててみようかと考えています。

この田んぼはわが家の2階から水の様子が見渡せる位置にあるので、大変便利です。周りでは皆さん車などで行って毎朝の水管理をしていますから、ありがたい環境です。
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2009年04月03日

アスパラガスの植え替え

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映画「七人の侍」のラストの方でこうしたお墓の映像がありました。葬られているのは5つのアスパラガスの根っこです。10年は収穫できるというアスパラガスは、当然その間畑を占有します。今の場所が中途半端だったのと植え付けの配列が気に入らなかったので、掘り起こして畑の端に並べ直しました。

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作業中はとても余裕がなくて写真は撮れませんでしたが、その根の張り出したるや大変なものでした。アスパラギン酸よろしくその生命力に驚きです。昨年は栄養をため込むために収穫をしなかったせいか、今年早くも出てきた芽はこのようにかなり太くなっています。ホワイトアスパラにしようと軟白化を試みていますが、生長が早くて・・・。

図らずも根のハードニングをいくつもしてしまったので、今後の成長がちょっと心配ではあります。
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2009年03月19日

ハーブ園を整備

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今まで大きめの石で区切っていた自宅前のハーブ園を、この度レンガできれいに区画しました。たまたま近くのホームセンターのチラシが入り、1個68円のレンガを43個敷き詰めました。これで営業に訪れるどこかの会社の人にハーブを踏まれなくて済みそうです(以前そういうことがありました)。

手前に見える緑のものはギョウジャニンニク、その向こうのもさもさしたものはカモミール、左奥の縦にあるものはパセリです。いずれも暖冬といえどもこの冬を越しました。あと今生えているのはタイムとローズマリーで、これにコリアンダー、バジル、シソが加わります。山椒の木も芽吹いてくることでしょう。

加えて、一番手前にはミョウガとコゴミを植えました。特にミョウガは最近みのもんたさんのお昼のテレビ番組で放映されたこともあり、ホームセンターによっては品切れのところがありました。コゴミなどは買うようなものではないのですが、今のところ山菜のありかがわからないのでしかたありません。これから自宅で増やすことにします。

写真ではよくわかりませんが、一番奥の木を2本植え替えました。桜と桑なのですが、いずれも鉢植えから大きく成長し、見栄えと位置のバランスが悪くなっていました。特に桑は聞いてはいましたが根っこが大変でした。一直線に四方八方に伸びており、とても全部は掘り出せず、途中で切断です。

だんだんと手を加えていく楽しさが、家にも畑にもあります。
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2008年10月01日

ヒマワリ斬首

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先日引き抜いたヒマワリが、花が枯れていなかったにもかかわらず結構種をつけていたので、来年は蒔くはずもないと思いながらも一応採取することにしました。土のついた根と大きな花をとれば茎が早く乾くだろうという目論みもあります。

五条河原のさらし首のように、100個以上のヒマワリが乾かされています。もの悲しさには夕陽が似合いますね。

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関係ありませんがゴーヤもまだまだ元気です。生長のスピードは遅くなりましたが、まだこんなに食べられます。
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2008年09月05日

ひまわりプロジェクトの誤算

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種を蒔いてから2ヶ月ほど経ち、確かに花は咲きました。ひまわりにしては遅い開花ですが、近所の方たちには評判いいようです。しかし急に思い立って始めたところに、大きな誤算がありました。

それはこの日陰です。これだけ背が高くなるものを畑の南側に植えたのだから、こうなることくらいはわかりそうなものでした。しかも運が悪いことに、日陰にある野菜は人の影さえも嫌うと言われるネギです。角にあるスティックセニョールも、午前中のわずかな時間しか日が当たりません。

いっそのこと花が咲く前に抜いてしまおうかと思いましたが、そうもいきません。今は早く花が咲き終わり、ネギに日を当ててやることを願ってやみません。
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2008年09月04日

太陽熱で土壌殺菌

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ちょうど今は夏野菜から秋野菜への切り替えの時期です。畝の利用効率を高めたいため、夏野菜を収穫したらすぐに秋野菜の植え付けといきたいところです。実際にそうしてしまった畝もありますが、本当はこうして太陽熱で土壌殺菌をするといいそうです。

特に病気や害虫が発生した場合には有効だそうで、こうすることで秋野菜の生長が見違えるとのことです。水をたっぷりやって透明のビニールシートで覆うと、中の温度は60度にも達するそうです。

特に向こう側の畝はその利用効率を焦って、真夏にカブやルッコラの種を蒔いたものだから、思い切り害虫にやられて食べられたものではありませんでした。早々に撤収し、こうして消毒した後に別の科の秋野菜の種を蒔こうと考えています。

食べ頃も適期、蒔き時・植え時も適期です。
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2008年08月25日

モグラがいます

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モグラなど、はじめ人間ギャートルズのヒゲモグラくらいしかイメージがなかったのですが、こちらに来てとても身近に感じています。敷地や畑のところどころにこうした穴の跡が見つかります。

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同じモグラがウロウロしているのか、数匹のモグラがいるのかわかりませんが、穴跡だけは神出鬼没です。というのも、まだ動いている姿をちゃんと見たわけではなく、一回ちょうど穴の中を移動しているのを発見し、掘って追ったところ後ろ姿が少し見えるにとどまりました。小さなネズミのようでした。

モグラは日光にあたると死んでしまうという子供の頃の記憶が果たして正しいのかどうか、いつか試してみたいと思います。もとより、農作物を食い荒らされてはかないませんからね。
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2008年08月08日

有機農法が絶対いいのか

「有機・無農薬」というのがワンセットになったフレーズとしてよく掲げられています。しかし有機農法と無農薬農法というのは別もので、組み合わせとしては有機・無農薬のほかに有機・(低)農薬、無機・無農薬、無機・(低)農薬があるはずです。しかし有機・無農薬以外は全部ダメだというような風潮になってはいないでしょうか。

わが家の野菜作りは無農薬ですが有機農法ではありません。無機、すなわち化学肥料の一種である液肥を使っています。本などをいくつか読んで、ある程度勉強したつもりでの結論です。しかし国は法律まで作って有機農法を推進しているし、質の高い野菜の代名詞のようにどこでも有機と銘打っているのを見るにつけ、果たして液肥でいいのだろうかとときどき考えていました。

暇を見つけてはネットでいろいろ情報を探索しているうち、ここに一定の結論を得ることができました。まず化学肥料がなぜ悪いのかという背景からです。化学肥料の原料は鉱石などの無機物で、そこから植物の栄養に必要な三要素を抽出して作られたものです。植物は最終的には栄養を無機物として取り込むので、吸収の効率が良いわけです。

時代背景としては経済が成長して人口も増え、野菜の生産効率が求められていた頃です。化学肥料を使えば促成栽培が可能になり、単位面積当たりの収量が増え、供給も安定します。そこで農家はどんどん化学肥料を使うようになったようです。ところが化学肥料を使いすぎると野菜の中に有害物質が溜まり、それに発ガン性があると指摘されたのがことの始まりのようです。

さて翻って有機農法で使う有機肥料です。堆肥や米ぬかなどを原料とし、発酵させて作ります。化学的に作られていないというのがいかにも人間や環境に良さそうですが、そう単純ではありません。発酵が不十分な有機肥料が市場に多く出回っており、そのようなものを使うと土壌を著しく汚染するようです。地下水に影響することもあり、海外ではその使用が規制されているところもあるくらいだそうです。

土壌の汚染は有機肥料の使いすぎによっても生じるようですが、併せてこの使いすぎは上記の化学肥料と同様、野菜の中に同じ有害物質が溜まるということです。これは硝酸態窒素というもので、土壌の汚染もこれによって引き起こされるということです。この問題は漫画の「美味しんぼ」にも載っていました。

要は化学肥料にしろ有機肥料にしろ、使いすぎが良くないわけです。上記のように促成栽培のために使いすぎた化学肥料の件があったので化学肥料=危険というイメージが定着してしまったようですが、有機肥料だって使い方によっては危険なのです。特に家庭菜園をする素人が生半可な知識で有機農法に取り組むと、環境汚染と健康被害という、有機農法の良い点とよく言われていることと逆の結果を招く可能性が高いわけです。

もう一つ、有機肥料をやったら野菜が枯れたという話も聞いたことがあります。牛糞を発酵させて作った有機肥料ですが、牛が食べている飼料は現在ほとんどが輸入されたもので、その飼料にどうも原因があったようです。有機肥料には三栄要素以外にも様々なものが入っているから良いという説明もありますが、その様々なものが問題を引き起こしているのです。

現在のわが家の栽培方法は、水と肥料を極力抑えるという農法です。1週間に1回、300倍とか500倍に薄めた液肥を少量やるだけです。野菜が本来持っている力を引き出すという考え方に基づいており、自分自身納得をして取り組んでいます。よって安全性には問題ないはずです。

よく野菜は土づくりからと言われますが、元肥や石灰を入れてしばらくおき・・・などということもやっていません。排水をよくするために30cmほどの高畝にしているのが土についての特徴です。それでも結構おいしい野菜が毎日穫れていますから、この方法で間違いないと思っています。

もっとも、土づくりをしない分コストもかからないですから、ケチケチ農法を志向する身にとってはこの農法を採用する一つの理由ともなっています。そう言えば、週1回の液肥やりに使う水が水道水なのでもったいないなぁと思うこの頃です。
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2008年06月04日

楽しすぎる草むしり

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畑の周りに地主さんがツツジなどの木を植えてくれているのですが、その周りが雑草で見苦しくなっていたので、発起して根こそぎ抜き取ることにしました。通常は草刈り機で刈ってしまうのですが、放っておくとあっという間にまた伸びてしまいます。

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子供の頃はあれほど嫌だった草むしりが、今は楽しくてしかたありません。雨が降った直後の土の軟らかいとき、そしていろいろな虫がまだ這い出してこないこの時期のうちにやっておくことがベストです。

ツツジも涼しそうです。
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2008年04月23日

お墓作ってるの?

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現在挑戦しているのは「永田農法」という、NHKの番組でも毎月紹介されている、都会の人にとってはわりと知られているものです。でもこちらの人にとっては昔から続けてきた農法以外は珍しいようで、この日完成した20個の高畝を見て、「お墓作ってるの?」と言われました。

永田農法の特徴は、水や肥料を極力控えることです。そのために畝を高く作り、早く水がはけるようにする必要があります。加えて、もともとが家庭菜園向けに解説されているものなので、作付けの単位が1畳分なのです。そのため、野菜の種類ごとにこうして細かく区切って作りました。

手前に見える木の枠が今回大活躍した畝マシンです。これに土を盛り、高さ30cmくらいで平らにします。1つの畝を作るのに20分くらいかかりました。これにケイ酸カルシウムをまいて1週間ほど置きます。この日は併せて、早々に種を蒔く4つの畝と、根を植えるアスパラガスの畝に液体肥料をかけて終わりです。

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妻からはブラックチョコレートとホワイトチョコレートと言われました。

次の日は雨の予報だというのに夕方にじょうろで水(液肥)をまいている姿は、やはりご近所の方からすると奇異な行動に映るでしょう。経験皆無のド素人は、周りと同じことやっていては周りを超えられないのです。
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2007年10月27日

畑が水浸しに

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台風20号の影響で、一日中大雨が降りました。ご覧の通り、畝と畝の間がプールのようになっています。引っ越してきて2ヶ月、こんなに畑に水が溜まったのは初めてです。

それにしても高い畝にしておいてよかったです。周りの方からは、“ずいぶんと高い畝ですね”とよく言われていましたが、このような光景を見ると正解です。水と肥料のやり過ぎが野菜にとってとても良くないとのことなので、こうして畝を高くしておくと余計な水が下に流れ、だからこそなおさらこうした水溜まりになるのでしょう。

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雨で見えませんでしたが、甲斐駒ヶ岳はすっかり冠雪していました。翌日はこのようにすっきりと晴れ、本当によい景色となりました。

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富士山もきれいに見えます。裏手の八ヶ岳もいつの間にか真っ白になっていました。
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2007年09月22日

畝ができました

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ここは寒冷地なので畑が使えなくなるのが早いようです。これまではとにかく家の中の整理に追われていましたが、少しずつ畑の方も手を付けてきました。この度何とか畝だけは完成しました。

左手に大畝が6つ、右手奥に中畝が3つ、その手前に小畝が6つです。特に理由はありませんが、左側は本格的な永田農法、右側はごく普通の、と言っても限りなくほったらかしのテンションが低い農法です。何しろ永田農法は高い畝を作るのが一苦労なので、今回は半分だけにしておきました。

さて、何を植えようかというところですが、初回はオーソドックスに地元のホームセンターに売っている野菜にしました。左手奥から白菜、大根、蕪、人参、ほうれん草、水菜、春菊で、右側にはこれらにルッコラが加わります。永田農法はケイ酸カルシウムと液体肥料をまいてから1週間ほど間を置いてから種を蒔くので、とりあえず右側の畝にだけ種を蒔きました。

なぜ苗でなく種にしたかと言えば、単純にこれだけ広い畑を埋め尽くすには苗だとかなり高くつくからです。種も通常は1ヶ所に4粒ほど蒔いて後に間引きするようですが、それももったいないので2粒ずつにしました。どうも間引くのがかわいそうでできないんですよね。

さあ、ど素人の初農業、どうなることか乞うご期待です。
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2007年09月20日

誰か種蒔いたんじゃないか

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連休中ずっと東京に滞在していて、4日ぶりに帰ってみたら畑はご覧の通り、雑草がびっしりと芽を出していました。まるで留守の間に誰かが種を蒔いたのではないかと思わせるほどです。

どうせ畝を作って巻き込まれてしまうのでこのまま放っておこうと思いましたが、向かって右側の部分は左側ほど大きな畝は作らないので、妻がせっせと草取りをすることになりました。ここに限らず、一度取ったはずの雑草が生えてくるのは本当に早いですね。

この日は畝を2本作り、計4本となりました。体力的に、1日2本がいいところです。通常と比べて極めて大きな畝なので、ご近所さんに“素人が何やってる”などと思われているかもしれません。
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2007年09月13日

畝を作ってみました

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ここのところの長雨で、かなり土が柔らかくなっているのを見計らって、また、早く畑に手を付けないと収穫時期がどんどん遅くなってしまい、土が凍ってしまうこともあって、草取りとともに畑に畝を作ることから始めました。

今回挑戦する農法は畝を高く作るのが特徴です。30cmの高さを確保するために支柱に印を付け、ひもを張り、平らにすることを目論みました。しかしやってみてすぐに気付きました。土を盛るために周りを掘っていくので、その分畝の高さができるのです。したがって最初に測った高さ30cmの印は意味のないものになってしまいました。

また、土が軟らかいのは草取りにはいいのですが、何しろまだ水分を多く含んだ土ですので、重い重い。鍬だけではままならず、スコップを動員しましたが、パンツまで汗びっしょり、上半身の筋肉はほどなく限界を迎えました。本来なら畑じゅうに畝を作る予定でしたが、この日はこの2つでダウンです。

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庭の草取りの方は順調に行きました。取ってしまえば何てことはないように見えますが、これだけの草を摘み取る(刈るのではなく根こそぎ抜く)のはかなり骨が折れます。雑草の根っこは深く広くはびこっているのですよね。取る前は一面にスネほどの高さに生えていたのです。

まだ畑の方の草が残っていますので、とりあえず土の水分が飛ぶまで畝の方はお休みで、草取りを先にやろうと思います。とは言っても、明日からまた雨模様のようですが。
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