2022年05月22日

草刈機の二代目正雄は最高!

バッテリーによる草刈機を導入したのは約2年前でした。その後、替刃はもちろん、その刃を支えるベースの交換、本体の柄が折れて修理、そして今回はまったく動かないのでメーカーに出したら、モーターその他の心臓部分が壊れていて、修理代もそれなりにかかると。

今の畑はかなり広く、4つに分かれているのでその境の草刈りが大変。家庭用掃除機との共通バッテリーの草刈機ではもう限界かと思い、この度とうとうエンジン式の草刈機を購入しました。

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ホンダの4ストローク機です。草刈機は圧倒的に2ストロークのものが多いですが、やはりうるさい、臭い、燃料が面倒というのを嫌い、4ストロークにしました。現在4ストロークを作っているのはほとんどホンダしかないそうです。車もホンダ、バイクもホンダ、耕耘機もホンダということで。

この日初めて使ってみましたが、大正解です。当たり前ですがまずパワーが全然違う。そして音も静か。臭くない。燃費も良い。あと、意外と草が体に飛び散らないし、足に刃を当てるといった危険性もあまり感じなく。何しろこれまでの樹脂の刃ではなく金属のチップソーですから、それなりに危ないのではないかと。

三種の神器と言われますが、わが家の農作業はこれで五種の神器かな。耕耘機、培土器、マルチ張り器、トラクター(これは自分たちのものではありませんが)、そして今回のエンジン式草刈機です。命名は先代機を継承し、二代目「正雄」。

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2021年02月28日

肥料散布機を検索中・・・

久しぶりの記事になってしまいました。今年はこれまでの畑を返却し、新たな畑をお借りすることになりました。場所も近く、面積も広がります。

そこで、作業効率化のためにいろいろと道具を揃えることにしました。一つは培土器。耕耘機に付けて畝立てするためのものです。一つはマルチ張り器。エンジン式のものは高いので、手動で転がすものです。

そしてもう一つが肥料散布機。これも手動で台車を押しながらまくものを探していたら、背中に背負うタイプのものもありますね。しかし、これはないだろう・・・。

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ミニスカートにハイヒール、こんな格好で畑に肥料をまく人はいません。イメージ画像なのでしょうが、もう少し何とかならなかったものでしょうか。
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2017年11月10日

今年のタマネギはカホコ

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今年のタマネギ作りは特別です。このようにすべて穴あきトンネルで囲うことにしました。3列はタマネギ、1列はニンニク、1列はホウレンソウ、コマツナ、のらぼう菜、そしてタマネギです。タイトルだけ知っていて番組は全然観ていませんが、まるで「過保護のカホコ」です。

理由はいろいろあります。まず昨年このトンネル栽培でニンニクがとても良く育ったこと。気温が高いはずの下の畑でも作りましたが、その差は歴然でした。昨年タマネギはその下の畑で作ったのですが、今ひとつ収量はありませんでした。そこで標高は高いがトンネルの方が良いのではと思いました。

そしてもう一つ、昨年タマネギの育苗を依頼していた苗屋さんが今年廃業してしまったことです。それを知ったのがまさに今年のタマネギの育苗を頼みに行った時だったので、その後急いで自分で種をまいて苗を作っていたのでした。しかしそこはプロと素人の違い、やはり苗が貧弱です。トンネルでもしないと枯れてしまうのは目に見えていました。

また、下の畑はほとんど無肥料で育てているのですが、目の前の畑はピヨたちがいるので鶏糞の肥料がたくさん使えます。特にニンニクは肥料食いなので昨年から、タマネギも肥料はないよりあった方がいいだろうということでこうなりました。鶏糞を下の畑に運ぶのは骨が折れますからね。

そしてこのトンネルをした翌日、ちょうど強い北西の風が吹き荒れました。トンネルがなかったらか弱い苗はひとたまりもなかったでしょう。というか、そういう天気予報があったから、この日急いでこの作業をしたのですけれどね。野菜づくりを始めて、かなり天気予報には敏感になりました。
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2017年04月04日

ついに耕耘機を導入

移住して10年、野菜づくりを始めてからも10年、いろいろなところに節目が来ています。これまで4つの畑で合計約500坪と思われる広さを手作業で耕していたのが不思議なくらいと思われたでしょう。数坪の家庭菜園でも小型の耕耘機を使うくらいですから。なので一番下の畑ではよく隣の畑のおじさんが見かねてかついでに耕してくれていたのでした。

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そしてこの度導入したのがこれ、ホンダの「プチな」という一番小さい機械です。よくこうした耕耘機の説明では、何坪までならこれといった表現がなされます。ただ、畑をすべて一度に耕すのではなく、植え付ける野菜に応じて徐々に耕し、畝を立てるわけです。そのことを地元の販売店に言ったら、「時間さえあれば小さいもので十分」と説明され、納得して購入したものでした。

この日早速下の畑に車で運び、ネギとアスパラガスの畝を耕しました。乗用車で運べる重さで取り回しも楽、そして意外なほどの耕耘能力でした。これならばちょっとした雑草取りにも気軽に使え、重宝しそうです。耕す爪の幅も短いので、却って畝間の除草や中耕にはもってこいです。

もともと何で今回耕耘機を導入しようと思ったのかというと、昨年こうした本来の生育作業のほかの手間が取られ、やりたいことが十分にできなかった結果、肝心の収穫にも影響が出たことなのでした。歳もとってきたことでその疲労感もあり、今回これらを効率化して望むべく結果を得ようと考えた次第です。

この日ちょっと作業しただけでしたが、もう元には戻れません。こんなに楽だったのかと改めて思いました。しかし前述したように楽をするためではなく、その他の作業を充実させるためです。

ちなみにこの愛機は「ラッキーちゃん」と妻が命名しました。耕耘=幸運=ラッキーだそうです。私はしばらくその意味がわからず、マギー審司さんのぬいぐるみかと思いました。

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2015年07月10日

鳥除けネットが獣除けに

先日の想定外のハクビシン被害以来、防獣ネットの効果かそれから数日間は何もありませんでした。ところが5日目にまた被害、今度は7本がやられました。前回に続き、この本数は普段とは違います。昨年までの備忘記録を見ても、せいぜい一回に1本か2本です。

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そこで先回は鶏舎への影響を考慮してとりやめたハロゲンライトを用いることにしました。テラス上からでは鶏舎が明るくなってしまうので、一段下の畑に台を設置し、低い位置からの照射です。かなり強力なライトなので効果あるかと。その代わり500Wもあるので電気代もそれなりにかかりますが。

ところがその夜、何と20本も被害に遭ってしまいました。朝見てみるとハロゲンライトが切れています。どうも電球切れではなく長時間つけていたことによる加熱による故障のようでした。電球の両端が焦げていましたから。これではハクビシンのやりたい放題です。それにしても20本とは。

このままでは全滅です。どうしようかと案じていましたが、前回と同様に防獣ネットを張り巡らせるためにはざっと見積もって8,000円ほどの費用がかかります。これならばトウモロコシは来年から下の畑で育てようと決意していたところ(一応県道沿いなので獣も出にくいかと)、今年だけのためにその出費はどうかとためらっていました。

ですが時間がありません。その日の晩にまた同じ被害に遭うことがかなりの確率で予想されますので、即断即決しなければなりません。以前からトウモロコシのハクビシン被害についてはネットでいろいろ調べていましたが、今回目に止まったのは鳥除けネットを使うこと。獣除けに鳥除けネットとはまず発想がつきません。

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それがこれです。本来鳥除けネットはピンと張ってブルーベリーなどの果実を守るために使いますが、これはだらりと張ってポイントは、余った長さを地面にぐしゃぐしゃに垂らすことです。これによって実に近付こうとするハクビシンは足を取られ、大変嫌がるということです。確かにこの張る作業をしていた人間も(私ですが)、何度となく足を取られかなりいらつきました。この写真はすでに何本かを根元から切り取っていますが、これはすべてハクビシンにやられたものです。

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それに比べて後から植えた別の畝はこのように無被害、まだ未熟もいいところですが一応同時にネットをかけました。その結果、その後3日が経ちますが今のところ被害はありません。2日目の夜中に妙な鳴き声がしたので畑を見に行ったところ、姿は見えませんでしたがトウモロコシの株が揺れているのがわかりました。多分近付こうとして近付けなかったものと思われます。

道具というのは当初想定していた用途とは違った使い方でまたその真価を発揮することがあるようで、100円ショップ探索などもそうした楽しみがありますよね。今回の鳥除けネット、当初の獣除けネットと比べて費用が10分の1で済みました。ものは考えよう、というか今の時代は情報の収集度合いがこうした効用を左右するものだと改めて感じました。今後継続してその効果を観察してみます。
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2015年07月02日

これは便利!加圧式噴霧器

無農薬を謳っていますが、正確には化学農薬不使用という意味で、いわゆる自然農薬というのは使っています。木酢液にニンニク、焼酎にトウガラシを付け込んだものをブレンドし、水で300倍に希釈したものです。害虫や病気を予防するもので、駆除や治療には効きません。昨年面倒くさがってこれをサボったところ、かなりやられてしまったのでやはり効果はあるようです。

これまではこれを100円ショップで買った霧吹きで散布していたのですが、すぐに調子が悪くなり、また容量が500mlなのでこまめに補充しなければならず、何とかならないかと思っていました。そこで少し前から探していた専用の噴霧器、ネットで買おうかと思っていたらいつも行くカインズにちょうどいいのがありました。

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電動のものもありますが、これはタンクの圧力を高めて噴霧するタイプ。これで十分です。早速使ってみるとこれが便利便利。作業が早く、今までよりも大量にまけます。容量も5リットルあるので、一回の補充で十分です。これが1,000円足らずでしたから良い買いものでした。

こうした噴霧器を使っている光景は周りでも見たことありますが、どのようなものをまいているのかはその格好を見ればわかります。身体に害を及ぼすものの場合はゴーグルにマスク、長袖といったいでたちです。タンクを担いでノズルで噴霧している姿は変わりませんが、私は思い切り肌が露出している格好なので、その辺を理解してもらえればと思っています。無農薬野菜は間違いありませんから。
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2015年05月26日

キュウリネットでトマト栽培

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この前の日、アーチ支柱にネットを張っていたら、はす向かいの方から「キュウリ?」と言われました。実はトマトなのですがそりゃそうでしょう、張っていたのがキュウリネットですから。誰もがそう思うのはごく当然です。それにしては畝が多すぎるのでは・・・。目の前の畑の畝10本中4本がこうしたネットを張っていますので、まさかこんなにたくさんキュウリを作るなんてとか。

これは昨年大学の農学部のセミナーで学んできたソバージュ栽培の準備です。大ざっぱに言うと放任栽培で、トマトの栽培では常識であるわき芽とりをしません。誘引も省くため、このようにネットを張ります。省力化と生産性の向上を実現する栽培法だということです。

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この日いつものニラとのコンパニオンプランツで植え付けました。株穴は畝の中央ですが、最初キュウリネットに誘引するため斜めに植え付けています。この日は夏のような暑さでしたが、早くも上に上にと曲がって生長しているようです。

ちなみにアーチ支柱は立てますが雨よけシートはかけません。今後は葉が茂ることによる病害虫が一番の心配ですが、とりあえず今年試してみます。
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2015年05月08日

モロコシトンネルやめた

この地は寒いので、夏野菜の種まきや植え付けは遅く、当然収穫も遅くなってしまいます。ですがトウモロコシが秋風が吹く頃では季節感がないので、なるべく早めに食べられるように昨年から3月下旬に直まきし、トンネル栽培をしています。

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しかしです。昨年もそうでしたが発芽率がとても悪い。ちゃんと発芽したものはこの時期この地域では珍しい大きさに育っていますが、約3分の1ほどが発芽しませんでした。追加種まきして小さい株が育っていますが、例年こうしたものは先にまいた株の影になって大きく育ちません。

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もう一つの畝に4月下旬にまいたものはこのようにほぼすべてが発芽しています。早くに食べたいのはやまやまですが、この結果約30本ものトウモロコシを無にしていることになります。なので、来年からはこのトンネル栽培をやめようと思っています。遅くなってもたくさん収穫したいですからね。

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2015年04月29日

ヒヨコネットが果実の保護にも

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もともとは行くと寄ってくるヒヨコたちがドアを開けたときに出てもいいように、鶏舎の外側に獣除けネットを張ろうと考えていたのでした。それがせっかくだからブルーベリーやイチゴも全部囲ってしまえということになり、こうなりました。鶏が逃げないように張ったネットで、鳥に果実を食べられないようにしたわけです。

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出入りがしやすいように端のネットは可動式にしました。普段は開けておいていいのですが、鶏舎のドアを開けるときには閉めるというややこしいことになりました。

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ヒヨコたちはすこぶる元気です。お腹いっぱいになると陽当たりのよい場所でこうして固まって寝ています。食べて寝て走る、一日中この繰り返しです。
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2015年02月10日

農業資材の早割

まだ寒さのピークの時期ですが、畑の方は早くも今年の準備に動いています。地方は都会と違ってホームセンター間の競争が激しく、この地域でもざっと5社は存在します。その中で私たちのお気に入りはカインズ(ほかのホームセンターでも買いものはします)。PBが充実しているほか、全体的に値段が安い。特に炭はその質が良いです。

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この日はかねてより予約していた農業資材が届いたということで、ツルヤへの買いものついでに引き取りに行ってきました。1月中に予約すると早期割引となり、まとめ買いすると結構お得です。今回は牡蠣殻石灰10袋と育苗用の土5袋です。この辺では「土の里」という堆肥を使う方が多いようですが、私たちは動物性の肥料は使っていません(牡蠣殻は動物性か?)。

石灰については毎年薪ストーブから出る大量の草木灰がありますが、昨年から畑が大幅に広がったのでとても足りません。いずれにしても、一応有機栽培ということになります(それほどこだわりはありません)。いつも心がけているのは、肥料をやりすぎないこと。いろいろな本などを読んでいると、共通した害はどうもこの点にあることがわかりました。

少し暖かい日があると春を意識するようになるこの季節、次は種の購入計画です。
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2014年08月01日

有機肥料作ってます

これまで何度か書いているように、有機だ無機だというのはあまり意味がなく、消費者の盲目的な有機信仰が一番問題であると、これは私だけではなく多くの専門家が指摘しているところです。有機でも無機でも施肥の方法によっては安全にも危険にもなるわけです。

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今までほとんど訊かれたことはありませんが、「有機ですか?」と問われれば「有機でもあります」という答になるでしょう。例えば畑の隅で各種野菜の残さを燃やした灰、薪ストーブで燃やした木や貝類の灰、そしてこのように毎度炭火焼きの残り火で作る灰です。

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ここのところはエダマメやトウモロコシが大量収穫されているので、それらを加工した後の殻や芯をこうして燃やしています。時にはサザエなどの貝類や、ブリカマなどの魚の骨を燃やしています。もちろんその日食べたものによるわけです。

こうした有機の灰は石灰の代わりに畑に混ぜて使います。豆類、ネギ類、ホウレンソウなどに特に有効なようですね。また、トマトの尻腐れ病にも効くとされていますが、十分入れたはずが今年もサンマルツァーノは尻腐れ病にかかってしまいました。

炭火焼きをしている以上、こうした有機肥料づくりは続きます。
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2014年07月21日

勝手に梅雨明け宣言

気象庁による梅雨明け宣言は、これまで何度か物議を醸したことがありました。宣言の後に大雨が降ってもめたとか、年によっては梅雨明けの日が特定できないということもあったようです。梅雨が明けたって雨が降らないということはないのだから、どうでもいいではないかといつも思っています。

そこで、この日勝手にわが家の畑は梅雨明け宣言です(この日現在気象庁はまだです)。この前の日の夕方に大雨が降りましたが、この日の昼間の感じはまさに夏、雲も夏、夕立もありそうにないので勝手に判断しました。そして、これを待ち望んでいたのは可愛い可愛いトマト君たちです。

今年は中玉とミニは本来畑ではないところに無理矢理植え付け、いつものように雨よけをしたわけです。今年違うのは、アーチ支柱の上にキュウリなどつるもの野菜で使うネットをかけ(いわゆるキュウリネットとは違います)、その上に雨よけのビニールを張ったのでした。

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その理由は、誘引作業からの解放です。毎年ミニトマトはその誘引作業が手間で、どうにかならないものかと思っていました。そこで思い付いたのがこのやり方です。別に本やネットで見つけたわけではなく、オリジナルです。ネットのあるところまで誘引してやれば、その後は勝手に絡むだろうと。その際に邪魔になるのが雨よけシートな訳で、これを早く撤去したくて梅雨明けを待っていたのです。

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この日勝手な梅雨明けでめでたく撤去し、実にすっきりしました。今年はいつもの二本仕立てのほかに連続摘芯栽培を試しているのですが、いずれにしても今回の方法だといったんはアーチの片側に誘導するのでその混雑ぶりは大変なものです。おかげで普段通ることのできないアーチの真ん中をこうして見渡せ、実際その中を通って収穫できる新しい楽しみがあります。

何年か前には梅雨明けした後に毎日のように雨が降り、その際はビニールシートに頭がつっかえて窮屈になっているミニトマトのためにシートを撤去したところ、軒並み疫病にかかってしまったことがありました。今年はどうなるかわかりませんが、今のところその生育は極めて順調です。
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2014年05月29日

ジャガイモマルチ、大失敗

今回大量にジャガイモを栽培するので専門誌に載っていた新たな方法を試したのでした。ところが植え付けから1ヶ月以上経ってもさっぱり芽が出てきません。心配になってこの前の日にマルチをめくってみると、何と中の種イモがスカスカに腐っていました。ほんの一部(数えていませんが例えば300植えて10くらい)は芽が出ましたが、ほとんど全滅です。

思うに、家の前の畑とは標高が150mも下のため、暖かさがずいぶんと違うのではないかと。家の前や以前借りていたそれよりも上の畑では問題ありませんでした。春の寒さに備えるためでもあったのですが、その必要はどうもないようです。

しかしジャガイモは主要な野菜の一つなので、できませんでしたではすみません。ただこの時期にはとうに植え付けは終えているので、この辺ではまず種イモは売っていません。そこで思い出したのが、ここよりもはるかに標高の高い原村、たてしな自由農園です。確か先日訪れた際はまだ売っていたような。

試しに電話してみるとやはりあるということなので、急きょバイクを走らせて買いに行きました。望みのキタアカリはなかったものの、おそらく野菜づくりを始めて初めてではないでしょうか、男爵を8kg買い求めました。もう在庫処分の時期なので、オール半額です。

そしてこの日、慌てて午前中に植え付けました。周りはもう土寄せしているくらいの段階ですが、多分まだ間に合うでしょう。もちろん今回はマルチはせず、いつもしている切り口を上にという方法も採りませんでした。何しろ一日でも早い発芽が望まれますからね。

いやはや、冷や汗ものでした。6列作ったジャガイモ畝が、結局一列おきの3列、というか2列半くらいになってしまいました。思えばもともと12kgの種イモで300個植え付けに比べ、今回は8kgの種イモで100個くらいの植え付けです。1個当たりにすると前者が40g、後者が80gということになりますから、最初の植え付けの際にイモの大きさが小さすぎたのかもしれません。教訓です。
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2014年05月04日

昼でも鏡のようなマルチ

マルチシートという農業資材が使われ出したのはここ最近のようで、一世代前の方の話を聞くと昔はこんなものなかったということです。厚さは0.02mmというそのシートを張るのは毎回一苦労で、農家ではマルチャーという専用の機械がありますが家庭菜園ではそうもいかず、それでも手作業でなるべくピンと張るように心がけています。

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その厚さというか薄さなので、これからの日差しが強い季節では太陽熱でピンと張った後でもたるんでしまいます。夜にはまたピンとなるのですが、以前は昼間に伸びてしまうのを覚悟していました。ところが今回は昼間でもこのように鏡のよう。理由は簡単、昼間の暑い時間に張ればいいのです。

先日のジャガイモの畝のマルチはここまでピンと張っていません。なぜなら、伸びてきた芽がマルチの下で焼けないよう、わざと余裕を持たせてあります。もちろん芽が出てきたことがわかればマルチに穴を開け、開放してやります。

マルチの張り方一つとっても、いろいろと考えることがあるのです。加えて、最近農業は理系とは言わないまでも算数だなと思うことしばしばです。マネジメントサイクルのPlan・Do・SeeのPlanが大切で、体を動かす前の計画に十分時間と知恵を使わなければと思っています。
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2014年04月24日

ジャガイモの新たな栽培法

ジャガイモはこの地でも多分全国的にも一般的と思われるのは、溝を掘って種イモを植え、生長とともに徐々に土寄せする栽培法だと思います。実際この周りでも、ほとんどと言うかまず間違いなくこの方法を目にします。しかしこの度私たちはそうでない方法を選択しました。

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それがこれ、種イモを植えた畝にマルチをかぶせています。芽が出てきたらマルチを突くので、そこを最小限に切り、その後土寄せはしない方法です。これだと収穫の手間も省け、イモを掘るというよりマルチをはがした後で拾うといった感覚だそうです。

もともとこれは専門書で目にした方法ですが、ネットで調べると意外と実践している農家さんがいることがわかりました。特に今年にように大量に作っていると、農家なら大量の掘り上げも機械でしょうがそうもいかない家庭菜園、うまくいけばと思っています。

ちなみにこの日は先日植えた畝に余りがあったので、マルチを張ってから切れ込みを入れて新たな種イモの植え付けをしました。久しぶりにノーザンルビーとシャドークイーン、カラフルジャガイモを含めこれで今年は4種類となりました。
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2014年03月04日

わが家の農業被害

今回の大雪による農業被害、いち早く報道された関東の各県に比べて少ないなと思ったら、やはり算定し直しで170億円ほどになるということです。減価償却後の実質的な資産価値でなく、再取得した場合の価額にしたということですから、当然ですよね。

甲府などの街を走るとところどころで倒壊したハウスを見かけます。被害額の内訳はこうした施設関連で約120億ということですから、単純に計算してハウス1棟1,000万円とすると1,000以上のハウスがつぶれたことになります。よく買いに行くわが家の近くのイチゴ屋さんもその例に漏れませんでした。

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そしてわが家の農業被害です。唯一、タマネギやニンニクを覆っていたビニールトンネルを支える支柱が、このように折れてしまいました。形状からすると重さでじわじわと曲がっていったようで、半円の支柱が四角になっています。それでも低い位置で苗たちを守っていたようで、野菜に被害はないようです。

こうした場合、中小企業支援施策としてはセーフティネット保証の4号認定というものがあります。すでに相談窓口が開設されているようなので、最大限活用することをお勧めします。もちろん、わが家は申請しません。
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2014年02月13日

再び牡蠣殻肥料を作る

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この前の日に大量に殻付き牡蠣を食べたので、大量に牡蠣殻が出ました。そこでこの日の朝薪ストーブを焚くのに、予定通りこれを焼却して肥料作りです。

以前にも作ったことがあり、「薪ストーブは焼却炉ではありません」というストーブ屋さんの言葉がその度に頭に浮かびます。こうしてバケツに入っている様子は、さながら食べ放題の牡蠣小屋のようです。

今年はレストランのシェフからいくつかの西洋野菜のリクエストを受けているので、千葉の浅野ファームのように牡蠣殻を使って育ててみようと思っています。
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2013年11月16日

今年はトンネルでタマネギ

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ここ2年厳しい冬が続いたので、冬越しをするタマネギにとっては過酷な条件でした。今年もまた厳冬の予報が出ており、以前一度実践したビニールトンネルをさすがに復活させました。同じ畝にはニンニク、ラッキョウと同じ科の野菜が並んでいます。

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タマネギは一般に苗を育てて植え替えますが、いろいろとやってみた結果今年はこれも以前やったことのある直まきにしてみました。マルチの穴に4,5粒まき、春までそのままです。冬を越して再び生長し始めてから、間引きを兼ねて葉タマネギとしていただくのです。以前はとてもうまくいきました。

とは言っても発芽や苗の生長が悪かったり、ネキリムシにごっそりやられたりで、欠株の穴がいくつもできてしまいました。その際は順調に育っている穴の苗を掘り起こし、一般的な方法のように苗をバラして移植するのです。氷点下にもなるこの時期はもうさすがにやりませんけれどね。

秋野菜の収穫が進み、畑の様子がずいぶんと寂しくなってきました。
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2013年09月17日

想定内と外の台風被害

数年前に一連のライブドア騒動があった際、盛んに「想定内」とか「想定外」といった言葉が用いられました。最近だと震災に伴う原発事故の「想定の範囲外」でしょうかね。

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今回の台風でもこれくらいは仕方ないかなという被害と、ここまでとはと思う被害とがありました。まずはトマト、これはある程度覚悟していました。逆に事前に雨よけを外しておいてよかったです。これは支柱を戻して根元を踏み固めればだいたいOK。

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次にゴーヤー。こうならないように直前にネットを支える支柱に紐を張り、地面にくくりつけて補強しておいたのですけれどね。見ると補強したところは効いていて、その間から支柱が折れてしまっていました。風の力は金属も折れるほどで、これではしかたありません。

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一番の想定外はこれ、パプリカの枝です。これも直前に折れそうな枝は紐を釣って補強していたのに、釣っていない枝は何ともなく、釣った枝が軒並み折れてしまいました。大きな株で大きな枝だから釣ったのですが、やはり抵抗が大きかったのでしょう。

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なので期せずしてグリーンパプリカの大量収穫となってしまいました。もともとパプリカは色付いたものと緑のものを半々ずつ収穫すると株が疲れずに長持ちすると言われますが、そのつもりもないのにそうなりました。

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嬉しい想定外も。ナスもこの風にはやられてしまうかなと思いきや、そのしなり具合がパプリカと違い、無傷でした。収穫を休んだのでこの日はこのように20本も。次の日も10本くらいは穫れそうです。

これで完全に夏が終わり、秋冬野菜一直線です。夏野菜の面倒もそこそこに、今はカブやダイコン、ハクサイ、キャベツ、スティックセニョール、レタスといった苗に目が奪われています。
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2013年06月15日

水分補給のためにマルチをとる

マルチシートの効用は、地温上昇、雑草防止、そして保水の3つが一般的だと思います。ところが地面をシートで覆っているということは、水分を逃がさない代わりに水分を受け入れないわけです。つまりここのところの異常な乾燥状態の中、たまに降った雨水を畝に取り込むことができないのです。

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というわけで、この日は夕方に大雨の予報があったので、このようにマルチをはがして待ちました。レタスやスティックセニョールの収穫がほぼ終わり、次の種まきや植え付けのために少しでも水分を確保しておきたいためです。この前の日の晩にもしとしと降ったにもかかわらず、マルチをはがすとこの通り、土はすっかり乾いたままでした。

この記事を書いている最中、予定通り久しぶりの大雨となりました。これでしばらくは水の心配はなくなるでしょうし、雨が上がった後は今度はこの水分を逃がさないように改めてこれらのマルチ張りです。これほど雨が恋しい梅雨は記憶にありません。八代亜紀さんの「雨雨降れ降れもっと降れ」ですね。

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2013年05月26日

雨よけシートが縮んだ?

今年は早くも来週には梅雨入りなどという予報が出ている中、トマトの定植との競争となってしまいました。先日その第一弾を終え、この日の夕方にはスポットで雨予報が出ていたので、朝5時から急いで雨よけシートかけです。支柱やその補強は前の日までに済ませておいていました。

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ところがです。アーチ支柱は雨よけシートの長さに合わせてピッタリ10mに設置したのに、どうやってもシートの長さが足りません。しかたがないので片方はこのようにアーチ支柱だけがむき出しになってしまいました。

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納得いかないのはもう一つの同じような畝では、このようにピッタリ収まっているのです。縮んだのでしょうか、それも一枚のシートだけ?

アーチ支柱の間隔は何回測っても間違いありません。このままでは来年も同じことになるので、今度は9.5mの長さでアーチ支柱を立てようかと考えています。その備忘記録のために今回の記事を。もっとも、書いたことを忘れていたのではどうしようもありませんが。
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2012年12月04日

今度はハクサイの冬越し法

ハクサイは冬の間その頭を紐で縛って、畑で冬を越せるとよく書いてあります。しかしそれは関東南部での話、ここでは無理です。以前一度試しましたが、見事に中まで凍りました。そして昨年は本に書いてあったように一度収穫し、周りを藁などで囲うという方法を試しました。しかし冬の乾燥で水分が抜けていき、外葉がシワシワになってしまいました。

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そこで今年はこれです。近所(と言っても歩いて30分)の農家の方に聞いた方法で、このように新聞紙でくるんで縛っています。さらにこれにベタがけを二重にし、かねてよりかけてあった防虫ネットをそのままにして、三段構えの防寒対策です。

今年は夏が暑く、秋が暑く、その腹いせのように冬将軍が急にやって来ました。次の日からしばらくは真冬並みの冷え込みということで、この日も寒かったですが急きょこの作業に追われました。これでもダメならどうしましょうか、早くに収穫して漬けものでしょうかね。
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2012年07月20日

初めてのシーダーテープ

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ニンジンの種はとても小さく、等間隔にまくのが大変です。そこでこの度初めてシーダーテープというものを使ってみました。あらかじめ間引き後の株間の間隔に種が入っており、これを畝の溝に埋めるだけで済みます。もっとも、1ヶ所に1粒では発芽しなかったときに欠株となってしまうため、1ヶ所には4粒ずつ入っています。

農家の方は普通に使っているもののようですが、これが楽なこと!今までのニンジンの種まきでは神経を使いながら少しずつゆっくりと、したがって相当時間がかかっていました。これは紐を引っ張って土をかぶせてハイ終わり、紐は分解されて土に戻っていくということです。

ほかにも同じように直まきする野菜の種として、ダイコン、カブ、ホウレンソウなどがあるようです。若干値段は高い(今回のは9mで525円でした)ものの、これは重宝しそうです。とは言ってもこれらの野菜の種はもう買ってしまいました。また来年ですね。
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2012年07月17日

重宝するフルーツ箱

上の畑まで歩いて5分ほどですが、そこで大量に収穫したものをどうやって家まで運ぶかという問題がありました。もちろん農家が使うようなコンテナを買えば済むのですが、使うのは今年限りとなるとちょっともったいない(詳しくはいずれ)。

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そこで目を付けたのがこれ、スーパーで見つけたフルーツなどを入れて流通させるための箱です。形状に工夫がされていて、重ねられる、ずれない、出し入れしやすい(蓋付きの段ボール箱だとこれが面倒ですからね)。この日は2回目のジャガイモ、とうやを収穫。これも良い出来でした。

まだまだジャガイモはあります。あとは残りのキタアカリ、インカのめざめ、ノーザンルビーで種イモにして2.5kg分、多分収穫は50kgくらいになるでしょう。今年は全部で100kgを超すジャガイモが穫れそうです。農家ではないが家庭菜園でもない、家庭農園とでも言っておきましょうか。
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2012年06月19日

使える!ミニ耕耘機

消費者が製品を購入後に抱く疑問、「これ、買って失敗じゃなかったかな?」と思うことを消費者行動理論において「認知不協和」といいます。認知不協和に陥るとそれを解消しようという行動に出て、製品の説明をよく読んだり、新たな効用を見出そうとしたりします。

先日購入した電動のミニ耕耘機も一瞬その危惧がありましたが、使い続けているとかなり重宝することがわかりました。畑全体を耕すにはもちろん向きませんが、硬く締まった土を部分的に掘り返すにはもってこいです。

私の場合はこれまで、薪割りでガチガチに固まってしまった土をほぐしたり、マルチシートの裾を埋めるのに周りの土を掘り起こしたりするのに威力を発揮しています。いずれも鍬でできないことはないですが、特に腰を痛めてしまう危険性があります。それに15cmという耕す深さは、意外と鍬よりも効率よく土がふかふかになります。

今のところまだ作業中を近所の人に見つかっていないのですが、いずれ「何それ?」と質問攻めにあうこと請け合いです。
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2012年05月16日

こんなに違う三角ホー

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三角ホーは雑草取りに大変重宝しています。草取りと虫取りは主に妻の担当なので、この三角ホーもほとんど妻が使っているのですが、上の畑はまだまだ雑草が多く、同時に私も使いたくなることしばしばでした。そこでこの度新品を買い求めました。同じものだと思うのですが、5年も使い続けているとこんなに刃が短くなります。

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もともとその刃の形状から、「短くなっても鋭利なままです」と説明に書いてあるほどで、短くなることは当然のようです。そう言えば料理に使う包丁もそうですね。ちなみに新品は妻に、旧品を私が使います。

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同時に一昨年ミントにやられた鍬の柄も新調しました。今まで使っていた鍬の柄が若干短く、ちょっと腰がつらいところでした。

ちなみにホーとは英語のhoeのことらしいです。意味はそのもの、鍬です。
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2012年05月05日

キュウリネットの違った使い方

スナップエンドウ(よくスナックエンドウという表記がありますが正式にはこちら)やグリーンピースといったエンドウ豆系を昨秋にまいて育てていました。暖かくなって急に株が成長し始め、本来なら合掌仕立てで支柱を立ててネットを張るべきところですが、今年は諸事情でそれがままならず、この大きさでさてそうしようと思ったところがうまくいかなくて断念したところでした。

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そこで同じキュウリ用のネットをトンネル支柱の上に張ることにしました。この活用法はキュウリネットの袋にも書いてあります。なぜこうしたのかというと、この前日の南風で大きく育った株が軒並み倒れてしまい、地面に付くのは避けたいのでそれを起こす目的で包むように覆ったのです。ツルが伸びてネットを超えてもその上で倒れてくれればいいのです。

このエンドウ豆類は茎がとても折れやすく、少し動かそうとしただけでポキポキと折れてしまいます。雑草もとらずに一切触るなといった言い方もあるようで、同じ豆類でも枝豆や落花生などと比べるとずいぶんとデリケートなものです。

試行錯誤の措置ですが、これでうまく育ってくれれば幸いです。
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2012年05月04日

ジャガイモを植えた後にマルチ

ジャガイモにマルチシートを使うのは最近の栽培法のようで、周りで使っているのをまず見たことはありません。トウモロコシのわき芽をかかないなどと同様、昔の常識とは今は違っていることが多いようです。毎年どうすべきか悩んでいるのですが、今年はマルチを使うことにしました。それも種イモを植え付けた後にマルチをかぶせる方法です。

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一般にはマルチを張って穴を空けて植え付ける訳ですが、そうした理由は地温を上げるためです。そして芽が出てくればこの通り、写真でわかるでしょうか、マルチをツンツンと押し上げるのです。「早く出してくれ」と言わんばかりの膨らみを見つけたらそこを破るという寸法です。

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似たような膨らみがありますがこれは違います。ジャガイモは今年は上の畑に植えたのですが、今まで何も耕作していなかったせいか雑草がひどい。特にスギナの勢力が旺盛で、この膨らみはスギナによるものです。違いは突き上げてくる点がとんがっていることと、押さえてみればすぐへこむことです。柔らかいですからね。

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ようやく日の芽を見たジャガイモの芽はこのように白茶けています。あらかじめ穴を空けてそこに植え付ける方法とどちらがいいのかわかりませんが、昨年の記録を見ると植え付けから発芽までの日数が若干短いようです。種の場合は発芽に要するエネルギーをなるべく抑えよと言われているようですから、芋も同じと考えていいのでしょうか。

昨年は4種類のジャガイモの発芽時期がだいぶ違ったのに対し、今年は一部違う4種類ですが見事に発芽の日が揃いました。新しい畑でもあることだし、今年は特に期待と不安が大きいジャガイモです。
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2012年04月25日

ミニ耕耘機を購入

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朝のニュース番組で紹介されて、これは!と思って即買いしてしまったこのミニ耕耘機、この日到着しました。今やテレビで紹介されると皆がネットで調べる傾向のようで、この購入に際してもすぐにサイトがつながりにくくなって何度も注文がエラーとなり、何とか送信された後はシステムメンテナンスでサイトが閉鎖されてしまったほどです。

この掃除機のような形状は2つの刃が横回転で土をほぐし、通常耕耘機は押して使うところをこれは刺して使うといった感じです。動力はリチウム電池で、フル充電で約9坪を耕せるそうです。かねてより小さい耕耘機を検討していたのですが意外と値段が張るところへ、渡りに船とまではいきませんが限定された用途を想定した今回の購入でした。

早速上の畑で急速に勢力を伸ばしてきたスギナ退治に使ってきました。広いところははっきり言って鍬の方が早いですが、狭いところや鍬が利かないようなガチガチの土をほぐすには使えそうです。デザインを含めおもちゃ感覚で、また近所の方から好奇の目で見られそうです。
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2012年01月20日

予告通り崩れた藁の屋根

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この冬一番の大雪になりました。畑は黒キャベツ以外、皆埋もれてしまいました。といってもほかにはエンドウやソラマメ、ネギくらいしかありませんが。

昨年末、ダイコンの冬越しにと支柱を組み、藁で囲いと屋根を作ったのです。これに先がけてネギで作ったのと同じ構造です。しかし隣の畑の方からはすでにその時、「雪でやられるよ」と言われていました。

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予告通り、やられました。これまでのサラサラで少量の雪とは今回は訳が違うので、内心案の定です。それでも藁の下は適度な湿度があり、掘り出したダイコンやネギは新鮮そのものです。というか、穫れたてよりもむしろおいしくなっているような印象です。北海道などでは雪下ニンジンなどというものもありますからね。

土の中の保存は本当に使えるなと実感しており、倉庫や玄関で場所をとっているジャガイモやサトイモ、ヤマイモもこの方法でできないか、模索中です。さすがにサツマイモやショウガは厳しいとは思いますが、今後継続して情報を収集していきます。
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2011年11月03日

ベタがけや防虫ネットの是非

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キャベツが一斉にできました。もう寒いのでしばらくは大丈夫だと思いますが、初夏などに穫れるキャベツは放っておくと球が破裂するので急いで収穫しないといけません。それにしても無農薬でこのように虫食いがないキャベツを作るには、それはそれは毎日の虫取りに手間がかかるものなのです。

アブラナ科の野菜は虫が多く、それを防ぐためにベタがけや防虫ネットをします。今年のカブなどはこれが大成功でした。しかしこれらの覆いは害虫を寄せ付けないと同時に、たまたま入ってしまった害虫にとっては天敵を寄せ付けないバリアともなります。知らない間に中で大発生ということが、今年もありました。

加えて人間の心理からすると、覆いがあるから安心と中のチェックを怠る傾向があります。覆いがないと心配で、毎日血眼になって虫を追いかけるわけです。今年第一弾のカブはうまくいきましたが、第二弾は中で結構喰われていて、ハクサイも一部はひどい被害に遭いました。

このキャベツはネットなどをしなかったのですが、同じアブラナ科で覆いをかける・かけないの違いは、種を直まきするか、ポットで育苗して苗を植え付けるかによります。特に発芽後の初期生育期に虫にやられると致命的で、移植のきかないダイコンやカブなどはやはり欠かせません。ハクサイも移植を嫌うというので、毎年直まきにしています。

今後は最初のベタがけはしかたがないとして、その後苗が安定してきたら早めに開けて、その後はこまめに虫チェックというパターンがいいかもしれません。まだまだ毎年勉強です。
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2011年10月19日

カブの防虫大成功

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以前キスジノミハムシに手ひどくやられたことのあるカブ、今年は徹底した防虫対策をした結果、このようにきれいな葉が立派に育ちました。もとよりカブは葉を食べるものではありませんが、もちろん食べられます。これが虫食いだらけだと食べる気もしません。

防虫対策といっても極めて物理的なことで、種をまいたときからベタがけをしていただけです。ダイコンとともに、特に初期の防虫をしないとその後の生育に大きく影響してくることは、もう4年目ですから十分にわかっていました。

あとは適正な間引きと株間ですね。以前はもったいないからとあまり間引きをしないでいたら、当然のごとく小さなカブになってしまいました。大きく育つと味も良い、生で食べるととても13、じゃなかったジューシーです。

同じようにダイコンも極めて順調に育っています。ダイコンは土の中でずっと保存できますから、この冬は楽しみです。
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2011年09月22日

キャベツに支柱を立てるかね

先日の台風の際、私は東京で帰宅困難者になっていました。一夜明けて帰ってみると、やはり畑が結構な被害に遭っていました。中でもひどかったのが、ブロッコリーやカリフラワーといったアブラナ科の苗が根こそぎ倒れていたことです。根こそぎなので根元が一部ちぎれていて、中には完全に水分が上がらない状態でもう枯れるしかない株もありました。

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対策としては倒れた株を起こし、支柱を立てて誘引し、根元に土を盛って固めたのですが、アブラナ科の株にはキャベツもあります。何とキャベツにも支柱を立てることになりました。キャベツといっても一般的な品種ではなく、カーボロネロというイタリアの品種です。黒キャベツとも呼ばれ、結球しないタイプで、背も若干高くなります。

今までこれらの野菜に支柱など立てたことなかったのですが、今年は久しぶりの台風直撃ですからしかたありません。近所の方からは「被害がなくてよかったねぇ」などと言われましたが、修正後の畑はそう見えるのでしょう。ヤマイモのネットも丸ごと倒れていたのですから。
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2011年09月03日

今のところの台風被害

台風が通過していない、というか近付いてもいないのにこの大雨。排水パイプは大活躍ですが、この風でいくつか畑に被害が出ました。

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まずはゴーヤーとキュウリのネット。かなり早い時間に根こそぎ倒れました。少し前からグラグラしていて、台風でも来たらまずいなと思っていた矢先でした。

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並びのズッキーニはネットではなく支柱ですが、こちらもかねてより実の重さで頭がぐらついていたのがお約束通り傾きました。

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バナピーのような丈の低い株も倒れました。もっとも、これは支柱が長すぎて(適当なものがなかった)、そのあおりを食った形です。

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その並びのパプリカはさらに丈が低いのですが、こちらは枝ごとポッキリ折れてしまいました。このようなものがあちらこちらに。

もちろん、台風が来ることがわかっているのに事前に備えなきゃというお声があるのは重々承知です。しかし台風が来る前もずっと雨、それも強い雨。収穫を怠ると大変なことになるオクラやエダマメはその雨の中行っているのです。支柱の補強などは後回しです。

まあちょうどそろそろキュウリを撤去して早くダイコンとカブの種を蒔かねばと思っていたところなので、良いきっかけになりました。支柱は倒れても根が切れているわけではないので、もう少しの間生長し、収穫もできます。
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2011年05月21日

マルチは昼伸びる

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今年から幅120cmのマルチを使っており、今までの95cmと比べて当然値は張るものの、その使い勝手の良さに満足しています。マルチ張り日和というものがあって、大敵はやはり風。ところがそんな日を見計らってなるべくたるみがないようにきれいに張ったつもりが、このようにシワシワになっています。

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おかしいなと思って次の日の朝見たらこの通り、やはりきれいに張られています。どうやら日中の熱で伸びてしまうようです。昼は決まってシワシワ、夕方になるとだんだん締まってきます。

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機械を使わず手作業でどこまで鏡のように張れるか、ちょっとした楽しみでもあります。
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2011年05月03日

テキトー防鳥ネット

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ブルーベリーのつぼみが膨らみ始め、実になる前の花の段階から鳥に食べられてしまうので、ミニログの建設で忙しくなる前のこの時期にやっておきました、防鳥ネット。株元にマルチのように生え出しているたくさんのイチゴの苗も花を付け、これらも一緒にまさに一網打尽です。

しかしその張り作業には難儀しました。網の目がブルーベリーの枝にことごとく引っ掛かってしまい、それを丁寧に外すのが大変でした。中には引っかけて落ちてしまったつぼみが何個もありました。そして何より支柱がしっかりしていないので(しかるべき支柱がないのと土が硬くて深く刺さらない)、その間を張るロープが不安定なこと。

まあないよりいいかという程度の防鳥ネット、枝のいくつかがネットからはみ出ていますが、ネットがあることで鳥が近付かないだろうということを期待しています。かすみ網とは違いますからね。

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2011年04月30日

燻炭をマルチ代わりに

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燻炭は通常土の中に混ぜ、土壌改良材として使うことが多いようです。それをマルチ代わりに畝の上に敷き詰めました。何しろこのグリーンピースやニンジン、ゴボウは乾燥に弱く、マルチをしていないため、毎日水やりをしなければならなかったのです。風で飛んでしまう嫌いもありますが、それこそ土壌改良材として畑の中に入ればいいわけです。

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この日定植したパセリの畝(正確には植えるところがなくてブルーベリーやオリーブの間)にもまきました。こうして見ると精悍なイメージとなり、外観上もこれは使えるなと思いました。土の色よりも緑が映えます。

しかし今度はニンジンもゴボウもタマネギ用の穴あきマルチで栽培しようかと思いました。それにしてもなぜグリーンピースにマルチをしなかったのだろうと、今になって不思議です。
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2011年04月27日

麻の紐で手作りネット

田舎暮らしをすると簡単に買って済ませるのではなく、何でも自分で作るように思考回路が変わってきます。この日は発芽して鳥に食べられる心配のなくなったグリーンピースのベタがけを外し、ツルを這わせるネットを立てました。ところが長さが足りません。

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そこで麻の紐を縦横にかけ、足りない部分を補いました。ツルもの用のネットなどは100円ショップでも売っているので買った方がよっぽど早いのですが、これは時間とかお金とかいう問題とは違うのです。できあがったネットは何か暖かみがあり、プラスチックのネットはツルにとって凶器にもなりかねません。

実は2年前の春、スナップエンドウのネット立てでこのプラスチックのネットを使い、張りが甘くて強風に煽られ、ツルが切れてしまった経験があります。今回は張りもしっかりしましたし、やはり同じような春の嵐を思わせる強風のこの日、そのことを思い出しながら作業をした次第です。
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2011年03月30日

穴あきマルチを後からかける

ずいぶん前に強風でタマネギの穴あきマルチが飛ばされてしまっていました。もうある程度苗が育っていたので、今さら後からかぶせるのも難儀だなと思ってそのままにしていました。しかしここのところの雨不足、週間予報でも兆しなく、乾燥注意報が毎日出ているような状況で、放っておけなくなりました。

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何しろほかの畝ではこの穴あきマルチのおかげでずいぶんと土が湿っているのです。この効果はすごいなと改めて思いました。マルチの端をこの前の日にいただいた太い桜の木で押さえ、全部で400はあると思われる苗一つ一つに穴を通していきました。単純作業ですが、意外と楽しかったです。

この日は朝からほぼ無風状態だったので、急きょ予定にない作業となりました。やることを決めてから畑に出ることもありますが、畑に出てからやることが出てくることもしばしばです。
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2011年01月23日

牡蠣殻を作ってみた

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殻付きの牡蠣を大量に買ってきたので、かねてから目論んでいた肥料としての牡蠣殻を作ってみました。燃え盛る薪ストーブの中に一気に入れ、高熱処理しようというわけです。

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翌朝見てみると、殻の形こそ残っていますが、触ってみるとスカスカ、ボロボロ、どうやらうまくいったようです。この牡蠣殻、特に西洋野菜を作るのには適しているようで、高級レストランに卸しているある有名な農家ではこれを大量に使っています。ただまともに買うと結構高いものなので、どうにか自分で作れないかと思っていました。

春になればいろいろな野菜の植え付けが始まります。その際にいつも草木灰をまくのですが、この灰は牡蠣殻入りの特別なもの、畝を吟味して使うこととしましょう。
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2010年09月04日

ゴーヤー棚が折れた

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今年の夏は本当に重宝しているゴーヤー棚、例えば収穫した野菜を直射日光に当てたくないとき、大きな日影が役に立っています。ところがふと見ると、天井が不自然な傾斜となっていました。

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もしやと思いましたが、このように竹で組んだ骨組みがポッキリ折れています。これも食べないでおいてある数々の実の重さによるものでしょう。2年目で早くも劣化してきました。

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とぐろを巻いたり弧を描いたりしている実もありました。来年の計画としては株は2つで十分、棚についてはやはり金属製で組み直さないといけないかもしれません。
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2010年07月22日

ヤマイモ誘引大成功

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昨年はヤマイモのツルが2.4mの支柱を軽々超え、その始末にほとほと手を焼いていたので、今年はよく考えました。ゴーヤーの棚の正面に植え、1.5mほどの支柱でいったんは真上に伸ばし、そこからゴーヤー棚へ誘引しようというものです。これならいくら伸びても困りません。計10本の誘引紐にきれいに沿って伸びており、もくろみは大成功です。

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家側から見るとこうなります。今年はゴーヤーの成長が遅いのでまだ天井に達しておらず、ちょうどヤマイモとぶつかるような格好になっています。これから一緒にグリーンカーテンを作っていく競争となるでしょう。
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2010年07月16日

決意の雨よけ外し

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梅雨が明けそうで、背の高くなったミニトマトが雨よけの天井につかえて苦しそうだったので、この日思い切ってすべての雨よけを外しました。このように頑丈に作ったものでしたから、撤去するにもかなりの時間がかかりました。

さてこの雨よけ、外すには一定の覚悟が要ります。しかし総合的に考えて、あえて今年も外すことにしました。雨よけのメリット・デメリットを挙げると次の通りです。

メリット
・病気にかかりにくくなる
・水分過多にならない

デメリット
・作業性が悪くなる
・畑の景色が損なわれる
・晴れると上部が高温になる
・アブラムシが雨で流されない
・手間と費用がかかる

昨年は梅雨明け後の長雨で、雨よけ外しが裏目に出ました。今年は丈夫そうな調理用トマトが多いせいもあり、しかし弱そうなエアルームもあり、迷うところでしたが思い切りました。どう出ますかね。
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2010年07月06日

シルバーマルチをめくると・・・

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シルバーマルチは害虫忌避効果が最大の特徴で、雑草を抑えるには黒マルチがいいのはもちろんわかっていました。この度収穫の終わったエンダイブやトレビスのマルチをはがしたところ、このように苔のようなものが生えていました。何か塗料をこぼしたようで、一瞬びっくりします。

それにしてもこのシルバーマルチ、実際アブラムシの飛来を抑えているように感じます。例年に比べると発生が少ないようで、逆に田んぼの脇のカボチャの畝はマルチをしないでいたら、アブラムシが大量に集まってきました。

マルチをはがしたこの畝には、3種類のニンジンをまきました。早くも秋野菜に向けて始動です。
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2010年05月25日

アスパラガスの生長早し

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つい先日いつものように穫れたてを夕飯に食べていた際、新鮮だけど味が落ちたなぁと感じ、今年はもうこれまでにしてあとは来年のために栄養を蓄えてもらおうと考えていたところでした。ふと気が付くともうこの大きさ、プチ浦島太郎状態です。

中にはもう倒れている枝もあったので、慌てて支柱を立て、紐を回してサポートです。今年はこれまでよりも背丈が大きいような気がします。

アスパラガスに限ったことではありませんが、ここのところの陽気でどの野菜も生長が早くなっています。人間の方がこのスピード感に置いて行かれないようにしなくては。
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2010年05月17日

トマトの雨よけが完成

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トマトほど手間とお金がかかる野菜はないのではないでしょうか。露地栽培では雨よけが欠かせないと言われます。アーチ支柱18本、雨よけビニール30m分、アーチ支柱をつなぐ支柱32本、支柱の交差部をつなぐ金具64個、パッカー86個、アーチ支柱の上部をつなぐワイヤー30m分、雨よけ設備が風で飛ばされないように地面に打つペグ36本、そしてそれをつなぐ紐、とこれだけかかりました。作業も丸一日がかりです。

実はトマトの畝を昨年の3倍にしたにも関わらず、アーチ支柱の数は昨年と変わっていないのです。昨年は1mおきに配置していたアーチ支柱を今年は2mおきにし、雨よけビニールが垂れないようにいろいろと工夫したのです。何しろこのアーチ支柱が一番値段が高いですから、家庭菜園レベルではちょっと厳しいのです。

そしてトマトの畝が3本あるのに雨よけは2本、つまりもう1本は雨よけなしで試してみようと考えています。これも経済的な理由からでもありますが、もう一つは作付を一気に3倍にしたので、結果的に多すぎて来年は2倍でもよいかもしれないということも可能性としてあるからです。

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これはこの日「花が咲いたよ」と連絡をもらって見に行ったハウス、すっかりトマトの森となっています。準備は万端、いよいよ植え付けです。
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2010年04月16日

史上最大の風だったらしい

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どういう訳か、私たちが留守にしている間に地元は大変な気象だったということがよくあります。この日3日間の不在から帰ってきたら、どうも畑の様子がおかしいのです。まずは普段はテラスの上に置いてビクとも動くことのない古いポストがこんなに遠くまで飛ばされています。その横ではペコロスのマルチもめくり上がっています。周りをレンガなどで押さえていたのに。

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一番の被害はこれです。アワノメイガの季節を避けるため、今年はトウモロコシをかなり早めにまいてトンネル栽培していたのです。ビニールトンネルはすべてはがされ、押さえのポールはところどころ抜け、マルチも全部めくり上がっています。支柱にはパッカーだけが残されており、ビニールトンネルは根こそぎぶっちぎれて1枚は行方不明になっています。おまけにトンネルがはがされた後に霜が降りたのでしょう、やっと芽を出し始めたトウモロコシは全滅です。中には発芽した種が土の上に散らばっているところもありました。

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こんなに短いアスパラガスが何本も根元から折れています。背が高ければある程度納得ですが、何が起きたのか想像できないくらいの光景です。もちろんプラスチックの鉢などは倒れ放題、飛び放題です。

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極めつけはこれ、先日積み上げた薪が崩れています。もちろんバランスよく積み上げたので、どういう力の作用でこうなったのかこれも想像できません。

これらの光景から、これは移住して以来かつてなかった風であろうと思いました。聞けば、移住してきて十数年の人が初めて経験するような強風だったということです。しかもいつもの八ヶ岳おろし、北風ではなく、物が飛んだ方向から南風であったことがわかります。これも今までにない強風の方向でした。

世間では今野菜の値段が上がっているということですが、なるほどこのようなことがあればプロでも育てていた野菜をダメにしてしまうわけです。トウモロコシは通常通りの季節に改めて種まきをすることにします。本当に残念でした。
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2010年04月04日

今年はシルバーマルチ

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先日危ういところだった透明マルチ、無事返品でき、店頭に希望の商品があれば代わりに交換しようと思ったのですがそれがなく、農家の方に教えてもらった資材のネット販売サイトにて早速注文したのがこのシルバーマルチです。

黒は雑草防止、透明は地温上昇、シルバーは害虫忌避というそれぞれの特徴があるマルチの色、どれを優先させるかはやはり無農薬でやる以上、害虫の問題が一番大きかったのです。一般にシルバーは夏に栽培を始める秋冬野菜に用いることが多いようで、この時期は周りであまり見かけません。

このシルバーマルチ、効用の一つとして反射した日光が葉の裏まで届いて光合成を促進させるとあります。そのためかどうかわかりませんが、ここ数日の農作業では春スキーに行ったときの雪目のような状態になって目が痛いのです。夏の海水浴場でも砂浜に敷くシートが銀色で、“これで身体がまんべんなく焼ける”などとしていますね。今後はサングラスが必要かもしれません。

無農薬といえばこの日育苗家の方から聞いた話では、露地よりハウスの方が害虫の問題が深刻なことがあるそうです。ハウスの方が虫は付きにくいのではあるのですが、いったん付いてしまうと今度はその虫を補食する天敵がいないので爆発的に増えてしまうということです。

シルバーマルチの今後の活躍に期待しましょう。
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2010年03月25日

透明マルチはダメか

そろそろ畑が動き出します。ここのところ雨続きでうずうずしており、準備だけは怠りなくということで先日マルチシートを買ってきました。さんざん悩んだあげく、透明のものを。

動機は春先には地温の上昇をまず第一に考えなければならないのではないかということでした。当然夏には上がりすぎてしまいますが、特に夏野菜では植え付け時の生育条件が大事だと勝手に判断した次第です。

では夏にはどうするかというと、マルチをはがしてしまおうかと考えていました。もともとトマトのコンパニオンプランツとして良いと書いてあったラッカセイを株間に植えようと思っていたので、子房柄が土に突き刺さるようにちょうどマルチが邪魔になるわけです。水分の蒸発はラッカセイの葉が広がることによって防げるのではないかと。

ところがこのような素人の下手な考えはプロの一言であっさりと覆りました。「透明はやめた方がいいよ」。雑草が生えてしまうことは承知でしたが、その程度が半端ではないとのことです。穴から手を伸ばして抜けばいいと思っていたのですが、そう簡単な話ではないようです。

もともとシルバーマルチを探していたのですがなかなか売っていなく、その存在は知っていたのですがどう使えばいいのかわからなかった黒銀のマルチ、これが良いようです。アブラムシの忌避と雑草防止のダブル効果が期待できるそうです。

すんでのところで使用せずに済んだ透明マルチ、近いうち返品交換してこようと思います。
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2010年01月15日

迷う今年のトマト栽培

トマトは雨が苦手で、雨よけをするとよいとよく言われます。昨年は私も実施したのですが、それでも梅雨明け後の異常な長雨のせいか、多湿が原因とされる疫病にかかってしまいました。

今年は畝の数を3倍にして10数種類のトマトを作る予定なのですが、ここのところこの件で連日頭を悩ませています。何しろ雨よけのための支柱とビニールが、家庭菜園にとっては結構な投資なのです。

悩みどころはほかにもあります。

・マルチシートを張るべきか
張れば地温の上昇と雑草の防止になりますが、乾燥を好むトマトにとっては水分が多い土のままになってしまいます。また、もし雨よけをしないでマルチを張らないと、やはり水分の多い土となってしまいます。

・コンパニオンプランツはどうするか
相性の良いとされるコンパニオンとしては、ニラ、ラッカセイ、バジル、マリーゴールドがあります。しかしこれらすべてを1株ごとに混植するのは到底不可能で、一体何の畑だかわからなくなってしまいます。

・ミニトマトは別か
上記の雨よけ、マルチ、コンパニオンプランツはデリケートな大玉トマトには配慮しなければならないでしょうが、生育旺盛で病気にも強いとされるミニトマトについては気にしなくてもいいのかもしれません。

トマトに限らず農業技術については実にいろいろな考え方と方法があるものだと日々実感しており、この悩みはしばらく続きそうです。
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2010年01月02日

強風には参りました

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日本三大おろしというのがあるのかわかりませんが、六甲おろし、那須おろしなどと並ぶであろう地元の強風、八ヶ岳おろしがここのところ猛威をふるっています。このようにベタがけやビニールトンネルが飛ばされるのは一度や二度のことではないです。

先日などトンネル支柱が折れているのですよ。抜けただけじゃないですよ。太さ11mmの支柱が真ん中から真っ二つです。土が凍っているため抜けずに強い力が加わり、ポッキリ折れて抜けていたのです。

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これはスティックセニョールの株です。左側が北です。その勢いがわかると思います。

もちろんトンネルなどの設置方法が甘かったこともあります。来年はこれを教訓にするのですが、それにしてもこうひどいと抜本的に冬の畑のあり方を考え直さなければいけないかもしれません。周りの畑が冬は何にもなくなるわけです。
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2009年12月15日

図らずも温室セット

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何でもなるべくDIYで済ませようと思っている手前、こうした出来合いのものを使うのは少し気恥ずかしい感じがします。が、昨年は苗床をビニールシートで囲って温室にしていたところ、八ヶ岳おろしに何回もやられ、散々な目にあったのです。たまたまホームセンターのチラシで格安だったので、今年は安全策として購入してみました。

本来は春にナス科の野菜の苗づくりに使おうと思っているものです。これも今年は室内で育苗したところ、徒長して大変だったのです。苗屋さんよると、寒くても昼間は外に出した方がいいということで、半ば渋々この温室セットの登場です。

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今はとりあえずアロエやニーム、セージ、アイスプラントを入れてあります。入りきらなかったアロエとニームはこうしてベタがけでしのぎます。この1週間、寒波が襲来するようですので用心、用心。
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2009年11月02日

早すぎる冬支度

明日からかなり冷え込み、11月下旬の気温になるということで、果たして11月下旬に野菜たちがどういう姿でいるかを想像したら、早くも冬支度をせざるを得ません。11月下旬にキャベツもレタスもセロリも裸でいることは考えにくいからです。

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まずはタマネギ、ニンニク、ラッキョのユリ科三兄弟。本来はもっと太いトンネル支柱で留めたいところですが、今はほかで使っています。とりあえず間に合わせのビニールトンネルです。

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アブラナ科四兄弟とシュンギク、ホウレンソウは芽が出たばかりですので、こうしてベタがけです。春もそうですが、生育初期に「霜で全部やられちゃった」などという話をよく聞くものですから。

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ベタがけが足りません。セロリはこうして防虫ネットで応急処置です。セロリも昨年凍りかけて慌てて収穫したのでした。

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キャベツやレタス、トレビスはホットキャップです。まさかこれを秋口に使うとは思いませんでした。それでも数が足りず、吹きさらしのエンダイブなどがあります。

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畑全体を見渡すと白一色といった感じです。これで予想通り冷え込んでくれないとやった甲斐がありません。どうなることやら。
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2009年08月10日

ラッカセイにマルチはどうだったか

移住して間もない頃、すでに家庭菜園をやられている方から「ラッカセイを育てるのにマルチシートをしたら実が土の中に入っていかなかった」という笑い話を聞いたことがありました。

ところがある指南本には、「マルチを突き通して入っていくから大丈夫」と書いてありました。昨年はマルチをしないでまあまあうまくいったので、今年は試しにと15cm間隔で穴の空いているマルチ(タマネギで使うもの)をして育ててみました。

そしてこの日だいぶ葉が茂ってきたのでよく見てみると、すでにたくさんの子房柄が伸びています。ところがその行き先が固まってマルチの穴のところに集中しています。つまりマルチを突き通せないので横に伸び、行き着いた先がやっと土のあるところだったというわけです。

これでは土の中で密集してしまい、実がどれも小さくなっています。慌ててマルチをはがし、固まっていた子房柄を分散させてストレスから解放してやりました。まだ土深くまで入っていなかったので、何とかぎりぎりセーフです。

それにしても件の指南本は何だったのでしょうか。家庭菜園指導では有名な方が著した本ですが、マルチの厚さがごく薄いとか。だいたい今考えれば収穫の時が大変でしょう。

ラッカセイにはマルチなし、もしくは子房柄が出てきたら速やかにはがす、来年からはこれでいきます。
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2009年05月21日

竹で作ったゴーヤー棚

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昨年はネットのみで作ったゴーヤーのグリーンカーテンですが、重みで沈んで窮屈になってしまったため、今年は頑丈な枠組みを作ることにしました。当初は単管パイプで組むことを考えていたのですが、先日いただいた竹で作ってみました。

これに5m×2.5mほどのネットをかけます。できあがってみるとパイプより趣があって良いです。ただ心配は、根元を固定するために土の中に埋めているため、湿気で腐ってこないかという点です。

ともあれ、今年は早めのグリーンカーテンになるよう、すぐにゴーヤーを植え付けます。
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2009年02月26日

ビニールトンネル大成功

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この辺りは冬には土が凍るためか、今の時期野菜を作っている方はあまりいません。ただ私たちの場合、年間の地代がかかっているわけですから、活用しない手はありません。そこで今シーズンはベタがけ+ビニールトンネルでチャレンジしました。結果この通り、この時期でもご覧の収穫、大成功です。

写真はカブ、シュンギク、ルッコラですが、ほかにホウレンソウとミズナがこれでもかというくらいよくできています。今の時期は害虫が少ないため、カブの葉も茎とともにたっぷりいただけます。でもしぶとくルッコラやホウレンソウにはアブラムシがいるのですよね。

今できているのはこれらだけですが、その前に収穫して保存してある野菜としては、ダイコン、ネギ、ハクサイがあります。本当にここのところ野菜を買わなくなりました。これで冬は越せそうです。
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2008年11月09日

畑の冬じたく

自分ではそのつもりはなかったのですが、隣の畑の方が「何、冬じたく?」と聞いてきたので、なるほどそういうことになるのかとこの日の作業をまとめてみました。

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まずはネギの収穫。すべて引き抜いて風や雪の当たらないところにまとめて埋めます。優に100本以上あるでしょう。

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昨シーズンは北風に思い切り当たっていたオリーブも先日南側に植え替え、この日は根の保温のために藁を敷きました。

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苗床は夏の間はオープンでしたが、さすがにもう蓋をします。中にはクレソンが発芽しており、この日はラディッシュの種を蒔きました。

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この冬の最大のチャレンジがこのビニールトンネルです。周りではあまり見かけないため、うまくいくかどうか楽しみです。この日はルッコラの種を蒔きました。

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ビニールトンネルをもう一つ、先日植えたイチゴの畝にかぶせました。その横にはパセリの種を蒔きました。

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ニンニクとタマネギの長〜い畝には防虫ネットをかけました。虫対策というよりは風対策です。八ヶ岳からもろに北風が吹き下ろしてきて、この時期でもかなりのダメージになりそうです。

冬になってもまだまだ畑は活発です。
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2008年06月24日

ゴーヤネットが完成

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温暖化対策の一環として、都会ではつる性の植物で壁面を覆う取り組みがなされています。ここは朝晩は涼しいものの、日中の日差しは結構強いものがあるので、ゴーヤを這わせて緑のカーテンとすることにしました。


テラスの下からベランダまで6mほどあるので、家庭菜園用のネットでは到底長さが足りません。そこで農家用の18mもあるキュウリ用のネットを3分割し、そのうちの2つをつなげて大きな網としました。

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予定ではこの網に葉が茂り、日光を遮り、実がなるはずです。ゴーヤはもらったのと買ったのとで苗が全部で7つもあり、順調に育てばかなり混み合った緑のカーテンとなると思います。
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2008年06月23日

もう一つの食糧自給率

カロリーベースの食糧自給率が39%というのはよく取りざたされるところです。国産の肉でも飼料が輸入だからカウントされないということもですね。

食糧自給率の向上は国策でもあり、識者がいろいろな提言をしています。その一つが家庭菜園です。自分が食べる野菜の一部は自分で作ろうというものですが、そう話は単純ではありません。

例えば野菜の種の原産地を見ると、そのほとんどが外国です。今回私たちの畑で例外だったのは千葉県産の落花生くらいでしたね。このような種やそれをもとにした苗を家庭菜園で育てて、果たして自給していると言えるでしょうか。

また、苗を支えるための支柱や防虫ネットのトンネルといった農業資材も、中国からの輸入ものであることが多いです。驚いたのは燻炭です。これだけ日本で米を作っていて、その廃物利用であるはずなのに、これまでも中国から安いものが入ってきています。

厳密な意味で食糧自給率を算定しようと思えば、こうしたものもすべて自国でまかなってどこまで自給できるのかということを考える必要があると思います。すると今よりももっと低い数字になることは間違いないでしょうね。

最近農水省には食糧の安全保障を担当する部署ができたようです。国民の生命・財産を守るのは何も軍事・防衛の安全保障だけではないということですね。良いことだと思います。
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2008年05月23日

本格的な苗床が完成

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先のなんちゃってビニールハウスは案の定(?)、ネジがもたずに木枠が崩れ、苗床に少なからず被害がありました。それ以来どうしたものかといろいろと考えていたのですが、この度しっかりとした作りの苗床が完成しました。

直径25mmというパイプがホームセンターに売られており、それを直交クランプつないだシンプルなものです。4mのパイプを専用のカッターで切断するなど、初めてのことだらけでしたが何とかなりました。これならまず倒れることもないでしょう。

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中には種を蒔いた苗床のほか、こうして今や遅しと出番を待っているバジルやゴーヤ、シソが暖かすぎる日差しを浴びています。こうした小さいポットはすぐに乾いてしまうので、毎日の水やりが欠かせません。

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今まで使っていたビニールシートは本来トマトの雨よけ用のもので、この度苗床用のビニールシートを新たに調達しました。ということで、トマトの雨よけも完成です。畝の端にある苗にどの程度雨が防げるか心配ですが、一応これも形になりました。

5月にしては暑すぎる気候が少々心配です。
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2008年04月30日

初めての防虫ネットとマルチ

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だんだんそれらしくなってきました。この日は朝からニンジン、ほうれん草、カブ、ルッコラの種を蒔き、アスパラガスとジャガイモを植えました。去年の秋はとりあえずやってみようということで、何の防備もなくこうした葉ものなどを作りましたが、見事に虫に食われました。そこで今回はこの防虫ネットです。

防虫ネットは保温、防風、防虫といいことずくめだそうで、1セット揃えるのに1,000円ほどかかりますが、何年も使えるはずなのでしかたのない初期投資です。これを畝の数だけ揃えるわけにもいきませんが、ある程度は必要でしょう。

それとマルチシートにも今回初チャレンジしました。最初から穴の空いたものも売っていますが、野菜ごとにその間隔が違うので何種類か揃えなければなりません。今回用意したのは穴の空いていないもので、これにハサミで十字に切り込みを入れて穴としました。今回はジャガイモです。

防虫ネットは新品ということもあり真っ白で、虫を寄せ付けないという銀色のテープが何本か付いています。さながらウエディングドレスをまとった箱入り娘のような扱いとなりました。
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2008年04月25日

なんちゃってビニールハウス

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種を蒔くと鳥に食べられるという話は聞いていました。野菜の育て方の本にも盛んに書いてあります。そこでお隣さんに倣って、苗床を作って苗を育ててみることにしました。

これは冬の間、薪ストーブの焚き付けの木を大量に保管しておいたラックです。ちょうどこれが空いたので、この空間を利用して苗のトレーを置き、周りにいずれトマト栽培のときに使う雨よけのシートを早々に買ってきて巻き付けました。

今回はまずトウモロコシと枝豆、そして遅いですがレタスの種を蒔き、肥料と水をやって寒冷紗で巻きました。こうしてできたなんちゃってビニールハウス、直射日光が当たるので結構中は暖かいですよ。
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