逆にその両方ともあり得るという野菜もあるわけで、その一つがエダマメです。これまではこの時期になったら畑に直まきしていましたが、少し前に読んだ専門書にあった記事でいろいろな栽培法を試して比較したところ、セルトレーで苗づくりをしてそれを定植するのが一番良い結果だったということだったので、今年はこの方法にしてみました。
書には16穴トレーとありましたがたまたま売っていなかったので25穴トレーにて2粒まき、2週間ほどした姿がこれです。双葉の上に見える本葉のようなものは初生葉と呼ばれる特有のもので、これが開ききった頃が定植の適期ということです。
この日は地域によっては7月並みの暑さということでしたが、スケジュール的にこの日しかないので一斉に植え付けました。まだ初生葉が開ききっていない株は残し、別の畝に改めて植え付けです。
しかし今回これを試してみて驚いたのは、その発芽率の良さです。直まきだと発芽しない種があるので一穴につき3粒まいて結局2本仕立てにしたりするのですが、この方法だと発芽率はほぼ100%、ロスなく定植ができます。夜間は室内に入れているので、やはり温度でしょうかね。
これに味をしめ、この後もこの25穴トレーでいろいろな苗づくりをする目論見です。これまで苗ポットで育苗をすることが多かったのですが、葉が大きくなるウリ科など以外は今後この方法になるかもしれません。