ところが甲府辺りでは、2月にトウモロコシの種をまいて5月にはもう出荷しているなどというパターンになっています。もちろんビニールトンネルをして、毎日裾上げなどの温度管理に忙しいようです。
そこで、ここのところと向こう一週間もかなり暖かいようなので、これに倣い思い切ってトウモロコシの種まきをこの日してみました。何しろこの地は寒いので、通常のパターンでトウモロコシの種をまいていると、収穫時分にはもう消費者の方は半ば飽きているといった頃になってしまうのです。
実はこの方法、調べれば4年前にも実践しています。その時はたまたま留守にしていた際に強風が吹いて全滅してしまいましたが、今回はその装備とともに多分大丈夫なはずです。季節を先取りするような時期にぜひともトウモロコシを味わってみたいものです。
このビニールトンネルは隣の畝のタマネギやニンニクから移設したものです。やはりこのトンネルの効果は大きいようで、今年はこのように寒さに負けず元気に苗が育っています。写真には少しだけ写っていますが、この手前にはラッキョウもあります。
万が一このトウモロコシ計画が失敗したとしても、別の畝に別の時期にまくトウモロコシ計画もあります。まあこちらが保険という位置付けですね。品種もそれぞれ、早まきのビニールトンネル向き、遅まきのビニールトンネル不向きというものを使い分けています。