
下の葉が結構うどんこ病にやられていたので、この日思い切って切り取りました。するとこのようにすっきり、カボチャの実がかなり目立つようになりました。小玉の栗坊という品種で、空中栽培にはもってこいです。
この空中栽培、かなり良いです。スペースの有効利用もありますが、もう一つ、病気対策です。今年はスイカが梅雨時の泥はねで結構病気にかかってしまい、一応実は付いていますがこの先も心配です。周りを見れば広いスペースに大きく藁を敷いていますが、小さい畑ではそれもできません。来年はカボチャとスイカのダブル空中栽培とします。
この突然現れた空中カボチャの様子で、川中島の戦いでの車懸りの陣を思い出しました。最大の激戦だった4回目の戦いの際、謙信方が採った戦法です(信玄方のキツツキ戦法が失敗した時です)。濃霧の中いつどこで敵に遭遇するかわからない状況で有効とされた策です。霧が晴れたらいつの間にか信玄の本陣近くに敵が来ていたというサプライズ、空中カボチャの出現になぞらえてみました。大げさですかね。