
タマネギの収穫は通常初夏ですが、この時期にこうなりました。都会のスーパーではもう暖かい地域の新タマネギが置いてあったりしますが、この地域でこの時期新タマネギがあるわけない。これは昨年夏に植えたホームタマネギというもので、小さいまま掘り出した球を再び植えるという栽培の方法です。
本来は初冬に収穫するもののようですが、いつもの悪い癖で“もう少し置いておけばもっと大きくなるだろう”という思いのもと、ずるずると来てしまいました。何しろその収穫の目安である、誰か踏みつけたんじゃないかと思う葉元が折れて倒れる状態になかなかならないものでしたから。
今まで雪に埋もれていたのをなぜ急に収穫しようと思い立ったのかというと、この日の夜は雨予報で次の日は異常なほどの暖かさとなるということで、一部球が凍って解けたものが腐ってしまうのではないかと危惧した次第です。それでもまだ土が凍っているため、どうしても抜けない球が3つありました。
この日は2月になったこともあり、春植え初夏穫りのレタス、エンダイブ、スティックセニョールの種をセルトレーに蒔き、ミニ温室を組み立てて発芽を促しました。昨年はもっと早い時期に蒔いて定植したものの、なかなか大きく育たなかったことによる教訓です。やはり完全露地は厳しいですね。
ということで、いよいよ今年の野菜づくりが動き始めました。計画はすでにバッチリ、今年は単位面積当たりの収量を上げることに注力します。その理由はいずれ。