少し前に読んだ玉村豊男さんの近著で、紅白の対比は昔のお雑煮に由来するということが書いてありました。詳しいことはさておいて(実はあまり覚えていなかったりして)、ここのところカブの収穫が順調です。聖護院はまだ大きく育てるので、今はこのごく普通の白カブと、野菜づくりの本の懸賞でその種が当たった飛騨の赤カブが収穫のピークです。
野菜の種は常温だと呼吸をして発芽率などが悪くなってしまうので、基本的に冷蔵庫で保管しています。ところが使いかけの種は当然袋が開いているので、出し入れするうちに種が外に飛び出てしまうことがあるわけです。特にカブを始めアブラナ科の種はどれもよく似ているので(いや同じ科はどれも似ているかもしれません)、以前冷蔵庫の中で散乱した種を多分これはこの品種と思って収めたのが間違いの元だったと思います。
というのは、聖護院の畝のはずなのにところどころ赤カブが混じっているのです。間引きする前は同じマルチの穴に赤と白のカブが混在しているという、何とも奇妙な光景でした。もちろん聖護院がメインなので間引きの際は大きい株を残すという原則に反して、白を残して赤を抜くという作業とあいなりました。
無農薬で虫除けもしたカブの葉はきれいでおいしいです。スーパーなどでは鮮度落ちもあって切られてしまっていますが、栄養もあるこの部分は捨てるには極めて惜しい。もちろん残さずいただいています。