
ワイルドルッコラというのは俗称でしょうかね、人によってはルーコラセルバチカと言った方が通るようです。その名の通り、ワイルド極まりなくなってきています。もともとは一株、そしてこの春にそのこぼれ種から小さく育った株を移植したのがこれです。まさにワイルド、生命力が極めて強いです。
このワイルドルッコラは多年草で、冬に枯れては毎年生えてきます。こうしてどんどん増えていくので苗屋さんにとってはあまりうま味がないと思いきや、毎年大変よく売れているそうです。味は一般のルッコラよりもやはりワイルド、濃い感じです。もう一つ一般のルッコラに比べて良いのは、葉の形状からしてアブラムシが隠れていないこと。食べるに安心です。
まるで野草のようなこの野菜、都会では希少で人気なのかもしれません。これも田舎の豊かさの一つです。