
時差まきというのは本来、収穫時期が一度に重なってしまうと困るので意図的に種まき時期をずらすことを言うわけです。このズッキーニの様子を見た方から「時差まきですか?」と聞かれましたが、これは正確には違います。
もともとは同じタイミングで種をまいたのですが、発芽までの日数が異なったり、発芽しなかったり、卵対策をしたのにネキリムシにやられたりと(今回が初めてですが)、こちらの意図とは別に結果的に時差まきになったわけです。
もとより時差まきしても後にまいたものが気温や地温の高さで結局追い付いてしまうとよく言われますが、さすがにここまで差が付くとそれも難しいかなと思っています。トウモロコシなどは「またげなくなったら次の種をまけ」という言葉があるそうですが、実際またげなくなるまでは相当日数がかかるわけで、そこまで差を付ければ追い付けないとは思います。
今のところ収穫はおとなしいズッキーニですが、これが例年のように冷蔵庫の中で「僕はまだ?」と調理の出番を待つようになるのでしょうか。