原木で作るキノコといえばやはりシイタケが一般的だと思いますが、あいにく私たちはキノコの中で唯一シイタケだけが苦手なのです。ナメコやマイタケといった選択もありましたが、今回はキクラゲを作ります。理由は、まず生のものは出回っていないことと、他のキノコと違い植え付けたその年に収穫できるということです。

専用のビットでこのように穴を空け、

このような種駒と呼ばれるものを金づちで打ち込み、

このようになります。3本のホダ木に100個を植え付けました。

“菌を回す”という表現を使いますが、仮伏せという工程です。水をかけ、光を遮り、湿度と温度を保ちます。種駒を打ち込んだところからキノコが生えてくるのかと思っていたらそうではなく、全体に菌を回して(木の中まで進入させて)木全体から生えてくるようです。
これらの作業をしていたら隣の畑の方からやはり「今度はシイタケ?」と言われました。いろいろとやりますよ、これからも。