地震の後、あまり根拠のない買い占めが続いているようです。幸い米は作っているのでその心配もなく(電気がないと精米できませんが)、一応今後に備えてジャガイモを増産しようかなとこの日再び種イモを買いに行きました。
ジャガイモはたくさんの品種がある中で少し前から気になっていたのが、種イモを買い求めるお客さんの多くが「デジマ、デジマ」と言っていることです。そんなに良いのかと思って調べてみると、晩生で休眠が短い、長崎の出島が語源で暖かい地方での栽培に向くとありました。何一つ良いところがないのに人気なのは、ひょっとして味が抜群に良いとか?
この日種苗店の方に質問してやっとわかりました。病気に強いのだそうです。昨年は猛暑もあってジャガイモの生育が今ひとつだった中、この品種はうまくいったようなのです。近所の誰かがたまたまこれを作っていて、噂が噂を呼んだ感じです。
このデジマを含め、先週種苗店に置いてあった品種を一通りメモ書きし、特徴がわからないものについて一つ一つ調べました。並べると、オオジロ、ワセシロ、セトユタカ、アンデス赤、レッドムーン、十勝こがね、北海こがねといったところです。そのほとんどが休眠が短く、今回はこの中で冬を越すと味がのるという(休眠性極長)十勝こがねを1kg買いました。これで昨年の1.5倍の種イモを調達したことになります。
2011年03月16日
デジマ人気の理由がわかった
posted by bourbon_ueda at 00:00| Comment(0)
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