
トマトほど手間とお金がかかる野菜はないのではないでしょうか。露地栽培では雨よけが欠かせないと言われます。アーチ支柱18本、雨よけビニール30m分、アーチ支柱をつなぐ支柱32本、支柱の交差部をつなぐ金具64個、パッカー86個、アーチ支柱の上部をつなぐワイヤー30m分、雨よけ設備が風で飛ばされないように地面に打つペグ36本、そしてそれをつなぐ紐、とこれだけかかりました。作業も丸一日がかりです。
実はトマトの畝を昨年の3倍にしたにも関わらず、アーチ支柱の数は昨年と変わっていないのです。昨年は1mおきに配置していたアーチ支柱を今年は2mおきにし、雨よけビニールが垂れないようにいろいろと工夫したのです。何しろこのアーチ支柱が一番値段が高いですから、家庭菜園レベルではちょっと厳しいのです。
そしてトマトの畝が3本あるのに雨よけは2本、つまりもう1本は雨よけなしで試してみようと考えています。これも経済的な理由からでもありますが、もう一つは作付を一気に3倍にしたので、結果的に多すぎて来年は2倍でもよいかもしれないということも可能性としてあるからです。

これはこの日「花が咲いたよ」と連絡をもらって見に行ったハウス、すっかりトマトの森となっています。準備は万端、いよいよ植え付けです。