2010年04月16日

史上最大の風だったらしい

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どういう訳か、私たちが留守にしている間に地元は大変な気象だったということがよくあります。この日3日間の不在から帰ってきたら、どうも畑の様子がおかしいのです。まずは普段はテラスの上に置いてビクとも動くことのない古いポストがこんなに遠くまで飛ばされています。その横ではペコロスのマルチもめくり上がっています。周りをレンガなどで押さえていたのに。

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一番の被害はこれです。アワノメイガの季節を避けるため、今年はトウモロコシをかなり早めにまいてトンネル栽培していたのです。ビニールトンネルはすべてはがされ、押さえのポールはところどころ抜け、マルチも全部めくり上がっています。支柱にはパッカーだけが残されており、ビニールトンネルは根こそぎぶっちぎれて1枚は行方不明になっています。おまけにトンネルがはがされた後に霜が降りたのでしょう、やっと芽を出し始めたトウモロコシは全滅です。中には発芽した種が土の上に散らばっているところもありました。

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こんなに短いアスパラガスが何本も根元から折れています。背が高ければある程度納得ですが、何が起きたのか想像できないくらいの光景です。もちろんプラスチックの鉢などは倒れ放題、飛び放題です。

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極めつけはこれ、先日積み上げた薪が崩れています。もちろんバランスよく積み上げたので、どういう力の作用でこうなったのかこれも想像できません。

これらの光景から、これは移住して以来かつてなかった風であろうと思いました。聞けば、移住してきて十数年の人が初めて経験するような強風だったということです。しかもいつもの八ヶ岳おろし、北風ではなく、物が飛んだ方向から南風であったことがわかります。これも今までにない強風の方向でした。

世間では今野菜の値段が上がっているということですが、なるほどこのようなことがあればプロでも育てていた野菜をダメにしてしまうわけです。トウモロコシは通常通りの季節に改めて種まきをすることにします。本当に残念でした。
posted by bourbon_ueda at 00:00| Comment(0) | 農業資材
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