
今年は一種類のカボチャしか作っていません。なのに一回目の収穫で約50個、なぜこんなにも色や形にバリエーションがあるのか不思議です。近くに違う品種があって交配したというのならまだわかりますが。
もともと今年作った品種は、昨年おいしいからと種をいただいたもので、詳しくはわかりません。それが本当においしかったので種とりをし、今年作ったのがこれです。
可能性として考えられるのは、もともとがF1品種だったということ。トマトでも何でもそうですが、F1から種とりして育てると見事に特徴がばらけることはわかっています。F1品種をつくるのに交配した元の品種の特徴がもろに出てしまうのですよね。
昨年いただいた種はもともとできたカボチャからとったのだそうで、昨年作った際はそんなにばらけませんでした。そこからさらに種をとったので、ばらけ方がはじけたのかもしれません。
ちなみにその品種とは会津の赤カボチャということしかわからず、正式な名称が不明です。調べると奥会津金山赤カボチャというのがあるらしいですが、どうもそれとも姿が違うようです。
これまで毎年カボチャは放任栽培でしたが、今年は親ヅル一本仕立てにしました。こまめに子ヅルをカットしていたので、極端に小さい実がなく、どれも大きな実になりました。まだまだ畑にはありますので、二回目、三回目の収穫が待っています。