2022年06月19日

春まきのスナップエンドウ

これまでスナップエンドウやグリーンピースは、秋に種をまいて冬越しするのと、春になってから種をまくのとで試行錯誤してきました。この地は寒いので、秋まきだと冬に枯死してしまう確率が高い一方、根の張りが早い分、春まきに比べてその後の生長が良いといったジレンマがいつもありました。

そこで今回試してみたのが、同じ春まきでも直まきではなく、ポットまきで育苗し、その後定植するという方法。いつも春のお彼岸の頃に直まきしていたのを、その頃定植できるよう2月下旬に育苗を始めました。もちろん室内で。

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結果、この大収穫。これはもう3回目の大量収穫で、約10kgありました。これまで春まきはアブラムシにやられることが多かったのですが、今回はそれも皆無。どの野菜もそうですが、生育が弱いと虫が付く、元気に育てば付きません。

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もちろん食べきれないので、こうして湯通しして保存袋に入れて冷凍。これは今後ミネストローネやカレーの具に重宝します。もう収穫も終盤なので、スナップエンドウのさやが汚れてきており、そうしたものはさやから豆を取り出して、それだけで湯通しして冷凍保存。

ちなみに湯通しする理由は、劣化の原因となる酵素の働きを止めるためです。完全に火を通す必要はなく、沸騰したお湯で30秒から1分、スナップエンドウはさや付きなので1分です。ほかの野菜でも大量に穫れた際には行なっている定番作業です。

これではっきりしました。今年は秋にエンドウ類はまかず、全部来春に育苗することにしました。
posted by bourbon_ueda at 00:00| Comment(0) | 喜びの収穫
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