毎年ヤマイモの栽培はその収穫に大変苦労していました。何しろ下に下にと伸びるので、3年前の記録によるとまるで戦時中の塹壕掘りです。昨年はその程度が甚だしくて、最初の一本を掘り始めてすべて諦めてしまいました。
そこへ今年、本で読んだ新しいやり方。ポリカーボネートの波板を斜めに埋め、その上に種イモを植える方法です。もちろん植えるのは波板の上の方、そこに土をかぶせて栽培すると、イモは波板に沿って斜めに伸び、収穫は波板ごと掘り起こせばいいとのこと。
収穫当時は余裕がなくて写真はありませんが、これが大成功。本当に波板に沿って斜めに生長し、最後は波板が切れたところで多少下に伸びていましたが、小さなL字型に育ったヤマイモの収穫はあっという間でした。昨年のことがあったのでもうヤマイモは作るのやめようかと思っていましたが、これなら万々歳です。
イモ類はジャガイモ、サツマイモ、サトイモ、ヤマイモと作っていますが、唯一生で食べられるのがヤマイモ。晩酌でいわゆるヤマセン(ヤマイモの千切り)を楽しんでいます。あと、ほかのイモは置いておいた方がうま味が増す中、唯一掘りたてがおいしいのがサトイモ。なので近頃はせっせと茹でて皮を剥いて冷凍保存するという日々が続いています。
2019年11月30日
ヤマイモ波板栽培大成功
posted by bourbon_ueda at 00:00| Comment(0)
| 喜びの収穫
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