
昨年からタマネギを種から育てています。9月初旬に種まきをし、10月下旬に植え付け、翌6月下旬に収穫をするという長丁場です。でもいろいろな野菜を作っている中、このタマネギはトマトとともにとてもやりがいのある野菜です。

今年も冷涼地では難しいとされる生食用赤タマネギも作りました。今年はとう立ちに悩まされたタマネギですが、どういう訳かこの赤タマネギだけは全然とう立ちしませんでした。

梅雨時なので、合間の晴れ間を縫って収穫、葉と根を切って乾燥させます。

メインは休眠期が長いネオアースという品種ですが、今年は昨年の種が余っていた一般的な品種、泉州も少し作りました。

紐に結わえて吊るせばこの通り、いつもの光景です。これが農家レストランの一景でもあり、よくお客さんが写真を撮っていきます。
「種まきからお皿まで」というコンセプトで店を運営していますが、種から作るのは一つは気に入った品種の苗が売っていないから、もう一つはやはり生長時や収穫時の喜びが違うから。手塩にかけたという感がひとしおです。