今年のタマネギ作りは特別です。このようにすべて穴あきトンネルで囲うことにしました。3列はタマネギ、1列はニンニク、1列はホウレンソウ、コマツナ、のらぼう菜、そしてタマネギです。タイトルだけ知っていて番組は全然観ていませんが、まるで「過保護のカホコ」です。
理由はいろいろあります。まず昨年このトンネル栽培でニンニクがとても良く育ったこと。気温が高いはずの下の畑でも作りましたが、その差は歴然でした。昨年タマネギはその下の畑で作ったのですが、今ひとつ収量はありませんでした。そこで標高は高いがトンネルの方が良いのではと思いました。
そしてもう一つ、昨年タマネギの育苗を依頼していた苗屋さんが今年廃業してしまったことです。それを知ったのがまさに今年のタマネギの育苗を頼みに行った時だったので、その後急いで自分で種をまいて苗を作っていたのでした。しかしそこはプロと素人の違い、やはり苗が貧弱です。トンネルでもしないと枯れてしまうのは目に見えていました。
また、下の畑はほとんど無肥料で育てているのですが、目の前の畑はピヨたちがいるので鶏糞の肥料がたくさん使えます。特にニンニクは肥料食いなので昨年から、タマネギも肥料はないよりあった方がいいだろうということでこうなりました。鶏糞を下の畑に運ぶのは骨が折れますからね。
そしてこのトンネルをした翌日、ちょうど強い北西の風が吹き荒れました。トンネルがなかったらか弱い苗はひとたまりもなかったでしょう。というか、そういう天気予報があったから、この日急いでこの作業をしたのですけれどね。野菜づくりを始めて、かなり天気予報には敏感になりました。