そしてこの度導入したのがこれ、ホンダの「プチな」という一番小さい機械です。よくこうした耕耘機の説明では、何坪までならこれといった表現がなされます。ただ、畑をすべて一度に耕すのではなく、植え付ける野菜に応じて徐々に耕し、畝を立てるわけです。そのことを地元の販売店に言ったら、「時間さえあれば小さいもので十分」と説明され、納得して購入したものでした。
この日早速下の畑に車で運び、ネギとアスパラガスの畝を耕しました。乗用車で運べる重さで取り回しも楽、そして意外なほどの耕耘能力でした。これならばちょっとした雑草取りにも気軽に使え、重宝しそうです。耕す爪の幅も短いので、却って畝間の除草や中耕にはもってこいです。
もともと何で今回耕耘機を導入しようと思ったのかというと、昨年こうした本来の生育作業のほかの手間が取られ、やりたいことが十分にできなかった結果、肝心の収穫にも影響が出たことなのでした。歳もとってきたことでその疲労感もあり、今回これらを効率化して望むべく結果を得ようと考えた次第です。
この日ちょっと作業しただけでしたが、もう元には戻れません。こんなに楽だったのかと改めて思いました。しかし前述したように楽をするためではなく、その他の作業を充実させるためです。
ちなみにこの愛機は「ラッキーちゃん」と妻が命名しました。耕耘=幸運=ラッキーだそうです。私はしばらくその意味がわからず、マギー審司さんのぬいぐるみかと思いました。