そこで昨年初めて作ってみたのらぼう菜、これが大変重宝します。この地でも冬の寒さを越しますし、何しろうまい。食感はホウレンソウ、味はコマツナといった感じです。でもコマツナよりもうま味があります。この時期は野鳥も餌が不足するせいか、こうして防御しないとヒヨドリに食べられてしまいます。
食べ方は湯がいて醤油です。この時期は青菜がないので、貴重な存在です。ちなみに「青菜」という落語の演目は大好きです。「鞍馬から牛若丸が出でまして、その名を九郎判官」「では義経にしておけ」。名作だと思います。
この時期畑にはもう一つ、この黒キャベツがあります。これもヒヨドリが大好きなので、こうして覆っています。目の前の畑には今はこれしかありませんが着々と準備を進めており、この日はニンジン、カブ、ルッコラ、マスタード菜、オカヒジキ、オカノリの種まきをしました。その後も現在育苗中の苗を順次植えていく予定です。
落語の「青菜」についてはかなり若い頃の柳家小三治さんの映像がありました。最近は小三治さんは「まくらの小三治」としてDVDが売られていますが、今観ても若い時からうまいものです。ちなみにこの動画ではまくらはほとんどありません。