それはそれとして、昨年作ったポップコーンがここのところ毎日鶏の朝食になっています。毎回トウモロコシの実を芯から外すのですが、どうしてもいくつかは方々に散らばってしまいます。この時期はまだ夜寒いので、ポワローのセルトレーも室内に入れているところ、たまにそこへポップコーンの種が入ってしまうことがあります。
取り除けばいいのですが種まき用の培土は柔らかくて取り出しにくく、苗を傷めてしまいそうなので放っておきました。土の上に乗っているだけだからまさか発芽はしないだろうと。
ところがこの日見るとこの通り、明らかに違う野菜の芽が出ています。そう、そのポップコーンです。普通種まきというのは上に覆土をして水を撒き、そこで発芽がするものですが、このポップコーンはたくましや、下に着いた水分のみで発芽したことになります。
しかしこれは逆に、その生命力に期待できます。鶏が大いに喜ぶから今年も下の畑でポップコーンを作ろうかと思っていたので、この種をそのまままけばできそうなことがわかりました。ちなみに人間はそのポップコーンはほとんど食べていません。時たま鶏にやる一部をつまんでいるくらいです。