野菜づくりを始めて7年、このような夏は記憶にありません。お盆まではカラッカラの天気が続いて雨が恋しかったのですが、お盆の台風以来雨の日ばかりで、まるで梅雨が二回来たようです。何年か前にも梅雨が明けても毎日にように夕方雨が降った年がありましたが、昼間は陽が出ていました。それが今年は圧倒的な日照不足、だからまるで梅雨のようです。
そうすると心配なのが野菜の生育、特に雨が嫌いなトマトは今年は散々です。一般にトマトは梅雨明けまでが生育の勝負と言われていますが、梅雨を何とか乗り切ってももう一回梅雨があるとどうにもなりません。実は割れまくり、葉も黒点が出る病気にかかり、株の成長と実の成熟に影響が出ています。例年になかったこの時期に早々と撤去した株もいくつもあります。
逆に、水分大好きなナスなどはお盆前の乾燥からはいくぶん持ち直してきましたが、どういう訳かパプリカは不調。色付く実が極端に少なくなっています(トウガラシも同様)。ズッキーニは花を付けた先から腐る実が収穫できる実よりも多いし、レタスなどの葉ものも外側から傷んでくる次第です。
巷ではこの天候不順で各野菜が軒並み高騰しているようです。この日も仕事で東京に行った際デパ地下の野菜売場を覗きましたが、信じられないような値段で売られていました。その分、野菜を買わなくていい立場にあることは幸せかもしれません。不作でもできてはいますからね。
このブログを書いている今も、しとしとと雨が降っています。土が十分に湿っていて雑草取りもままならない日々が続く中、もういい加減にしてくれといった感じです。
2014年09月06日
今年は梅雨が二度
posted by bourbon_ueda at 00:00| Comment(0)
| 病気と害虫
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