2014年07月26日

違う品種の種が交じる

毎年加熱調理用のトマトを大量に作っていますが、もともとは外国の種苗会社の種から苗づくりをお願いしています。すると毎年、どう見ても違う品種の苗ができあがってきます。苗屋さんによると、外国の種は往々にしてそういうことがあるのだとか。他の品種の種が交じっているというのです。ただそれは苗の段階では判別できず、実ができるまでわかりません。

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どう見てもサンマルツァーノ種ではありません。

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しかも樹勢はブッシュ型。もう放任です。

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ほかにもこんな形や、

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こんな形のものも。今年は多く、80株中3株、3.75%という確率でした。農家向けの種袋では10,000粒などというものがありますから、すると375株もこんなものができてしまうことになります。

サンマルツァーノ種は病気に強くたくさん実ができますが、虫食いや尻腐れも多い。その撤去作業も毎日手間で、来年はちょっと栽培方法を工夫してみようかと思っています。
posted by bourbon_ueda at 00:00| Comment(0) | 作付管理
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