2023年09月16日

今年のトマト瓶づくりが終了

毎年7月下旬から約2ヶ月の間、収穫したトマトを加工して瓶詰めにする作業が毎日のように続きます。これで年間を通じてトマトを使えるわけで、この日ようやく今年の作業を終えました。

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全部で約330本ほどありますが、昨年の在庫もあるので今年作ったのは250本ほどでしょう。実はまだまだ畑からはトマトが穫れているのですが、何しろもう瓶と保管場所がいっぱいなのでこれで打ち止めです。今後穫れるトマトは何とか消費しながら回していきます。

瓶詰めトマトは大きく分けて、ミネストローネ用、カレー用、トマトジュース用があります。ミネストローネにはサンマルツァーノ種+いろいろな色のトマトをミキサーにかけて。カレーにはその粒感を活かしたいので湯むきしてミキサーにかけずに。トマトジュースには生食用の品種をミキサーにかけて。

湯むきするのが一番の手間ですが、昨年から高性能のブレンダーを導入したので、ミキサーにかけるのは湯むきせず、皮ごと粉砕できます。これまで湯むきしてからミキサーにかけ、その皮をさらにムーランで絞っていた手間とは大違いです。ただいずれも、加熱と煮沸の手間は以前と変わりません。

これで一段落と思いきや、まだまだ野菜の加工作業は続きます。今は爆発的に穫れているパプリカやズッキーニ、今後は一部穫れ始めているカボチャ、サツマイモ、サトイモ、ラッカセイ、すでに穫ってはいるが芽が出る前にニンニク、タマネギ、冬になる前には現在生育中のハクサイ、キャベツ、カリフラワー、カブ、ダイコンなどなど。

農家は穫ったら出荷して終わりでしょうが、私たちは穫ってからが実に大変なんです。
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2023年09月07日

カボチャ一回目の収穫

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今年は一種類のカボチャしか作っていません。なのに一回目の収穫で約50個、なぜこんなにも色や形にバリエーションがあるのか不思議です。近くに違う品種があって交配したというのならまだわかりますが。

もともと今年作った品種は、昨年おいしいからと種をいただいたもので、詳しくはわかりません。それが本当においしかったので種とりをし、今年作ったのがこれです。

可能性として考えられるのは、もともとがF1品種だったということ。トマトでも何でもそうですが、F1から種とりして育てると見事に特徴がばらけることはわかっています。F1品種をつくるのに交配した元の品種の特徴がもろに出てしまうのですよね。

昨年いただいた種はもともとできたカボチャからとったのだそうで、昨年作った際はそんなにばらけませんでした。そこからさらに種をとったので、ばらけ方がはじけたのかもしれません。

ちなみにその品種とは会津の赤カボチャということしかわからず、正式な名称が不明です。調べると奥会津金山赤カボチャというのがあるらしいですが、どうもそれとも姿が違うようです。

これまで毎年カボチャは放任栽培でしたが、今年は親ヅル一本仕立てにしました。こまめに子ヅルをカットしていたので、極端に小さい実がなく、どれも大きな実になりました。まだまだ畑にはありますので、二回目、三回目の収穫が待っています。
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